朝からハーモニールームさんへ
まずはお茶から(笑)
今日は裂き織りをさせていただくつもりだったのですが
kiki家の卓上織り来は、物置部屋の奥底深く埋まっており
多大なる救出時間をかけないと日の当たるところに出て来れない状態
今のこの状況でそれをすると、後片付けだけでも2,3日かかりそうなので
裂き織りはゆっくり出来るときまで伸ばすことに
それでも、なんだか身体は疲れているし、心は元気が出ないし・・・・・
大町の北アルプス広域に届け物もあるし、そうだ!
ハーモニールームにお茶を飲みに行こう!
と、まるで友達の家を訪ねるように出かけるkiki(笑)
ここに来ると、帰る時には元気になっている体験を何度もしているので
パブロフの犬反射で(笑)元気がなくなると見たくなる顔があるのです
そこのスタッフのHさんに
欠員が出たけど、行かない?と声をかけていただいた
豊科のスイス村
ここで、障がい者施設に働く人を対象に、アートセラピーの講座があるとか・・・
詳しいことは何も知らず、「行きます!」と一つ返事のkiki(笑)
アートセラピストの先生のお話で
絵画やねんど、ステンドグラスなどの創作活動は
その素材に触れることで癒しの効果があり
イメージを表現することでストレス発散の効果があるのだとか・・
↑ このような材料を使って、ガラスのプレートに自由に飾り付ける
kikiが選んだのは、三日月のプレートに、青い砂、茶の砂、生成りの毛糸等々
皆さんの作品です
デジカメの電池が終わり気味で、、、、、、あぁ、自分の作品が写ってない (@_@;)
今、写しました 題して「ハワイの夜」(笑)
みなさん幻想的に素敵に仕上がっているのに・・・・・・芸術性の欠片もねえぞ~
本当にみんな違います
素材選び、色選び、色とりどりの砂、色を付けた卵の殻、毛糸、モール、貝殻
天然石、切手、英字新聞、羽、などなど、見ているだけでも楽しい~!!
次のワークは、クレヨンの中から自分が惹きつけられる色を選び
その色になったつもりで一言
次は、画用紙に時間内に好きな一筆書きの線をランダムに描いて、その線を見て
思い描けたものに色を塗る(卵に見えるとか、山に見えるとか)
最後はテーブルが一緒の4人の共同作業
まず、今の自分の気分の色を選び
目を瞑って瞑想する「目の前に、自分の画用紙があります
自分一人の画用紙です。自分の色を好きに色を付けてください
途中、自分の色ではない色が目に入って来るかもしれませんが
自分の色をいっぱい縫ってください・・・・・
で、出来た絵が ↓
このグループはいいですねぇ。元気がありますねぇ。と先生
誰も負けていないので、それぞれがちゃんと自己主張しています(笑)
クレヨンが折れても、終わってもいいからと言う先生の一言に
思いっきり塗りました
あ~ぁ、気分良かった~。ストレス発散です!
ちなみに、今の自分の色は?でkikiが選んだ色は
ダークフレッシュという、赤みの強い葡萄色
あなたはクレヨンです
その色になったあなたは、何といっていますか? の問いにkikiが書いたのは
私はダークフレッシュです
深い人生を送っています
鮮やかな赤ではありませんが
私も亦、赤ですと、小さな声で主張しながら生きています
自分で書いた文章は、今の自分の心の中の声を表しているのだそうです
日本人はなかなか自分のいいところを主張できないけれど
こうして色になりきると、自分の言いたいことが書けるのだと・・
私は女王様です、みなさん私に従ってくださいと書いた人や
ちっぽけで、目立たないけれど、時々回りに光をさしますと書いた人
春、春、春~、明るく明るく、、、、、と書いた人など・・・・・
なるほどなぁと思いました
私は、「われも恋う」 という堀田あけみさんの小説が大好きです(前にも書きましたが)
せつない想いを花に託し、綴った恋愛連作集です
その、われもこうの章では、
漢字で書くと、吾木香
でも、こっちの字が好きだと 吾亦紅
「吾は私でしょ。亦は『何々もまた』の『も』。私もまた紅かあ」
「この冴えない花がさあ、茶色っぽく見えるけど、私も赤い花ですと言っとると思うと、、、、、」
と、花屋のアルバイトの女の子が言う
この章には、身体は大きいけど、細い声の、控えめなお客さんがコスモスを買って行ったりしている
われもこうは吾木香、吾亦紅だけでなく、我も恋うとも書けるよねと
主人公のトール君は言う
誰の目にも留まらない、些細な存在ではあるけれど、報われるはおろか、気付かれることすらないかもしれないけれど。
われもこう
私もあなたを慕っています この章の最後をそう結んでいる
きっと、この言葉が、あの色のクレヨンを見た時にkikiの頭に浮かんだのだと思います
誰かに認められたい・・・・・小さなころからそんな欲求を心に隠して淡々と生きて来たように思います
↑ のダークフレッシュの言葉を改めてみると
この年になって、やっと、私もまた赤なんですよ
と、それも、小さな声で主張している・・・・・・・(健気なkiki)
でも、深い人生を送っているんです
私は今の自分と、これまでの自分の生き方に結構満足しています
さて、みなさんは何色でしょうか?
私も赤ですと、健気にもささやいています(笑)
そんなkikiさんの「私が使いたいモノ展」
松川村すずの音ホール 村民ギャラリーにて
3月28日(水)まで
もう一つのお知らせ
加賀ゆびぬきの展示会が仙台で始まりました
安曇野にもゆびぬきカフェで来てくださっています、結先生の教室展です
お近くの方は是非、見に行ってみてくださいませ
ちっさな世界に、輝くものがいっっぱいです
詳しくは ⇒ 加賀ゆびぬき仙台作品展
場所 senkenギャラリー 仙台市青葉区一番町2-2-13仙建ビル1F
日時 2月29日(水) 午後2時~午後6時
3月1日(木)~3日(土) 午前10時~午後5時
3月4日(日) 午前10時~午後2時 (最終日は早じまいです)
仙台でのゆびぬき展の様子を結先生が、UPされたブログです ↓
更にもう一つお知らせ
「春うらら 4人展」
Nobu’s Gallery&Cafe (笠間市手越62-6)
3/31(土)~4/8(日)※4/2は休み
11:00~18:00(最終日は15:00まで)
安曇野のchachaさんの裂き織りとkikiさんの創作バッグ
風花さんのplantsと私の加賀ゆびぬきです
ひよこさんのブログからコピーしました~
素養がありますね。
私、中学時代に世界の名詩を片っ端から、高校時代に日本の名詩を片っ端から読みましたが、kikiさんその人たちに負けてませんよ~。
とても素敵な響きです。
これは、くすんだ赤を見ていたらすんなり出て来た言葉を文字にしただけ
確かに、今の私の気持ちそのままなのかも・・・