暑中お見舞い…来たるの巻

　暑中見舞いをトンと書かんようになって久しいわしのもとへ素敵な葉書が届く。

　「暑中お見舞い申し上げます　例年にない酷暑ですが、いかがお過ごしでしょうか？　くれぐれもご自愛くださいますよう、お祈りいたしております

　誰でも口からマイナスなこともプラスなことも吐く。
　だから『吐く』という字は口と＋と－で出来ている。
　マイナスのことを言わなくなると－が消えて、『叶う』という字になる。

　このことばを送ります
　何を叶えたいですか」

　
　ほんまじゃ、ほんまじゃ、つまらんこたぁ云うまぁ、愚痴愚痴云うなぁもうすまぁ、腹ぁ立てまぁ、人さまの云うことするこたぁ気にすまあ、笑うて笑うて腹から笑うて、玉ぁ～にええのを唄うて、元気に暮らそ。

　　　　感謝感謝、感謝です…、奥村さん、、、、


　【本日の備忘録其の八】翌朝の石垣島は、美味しいﾊﾞｲｷﾝｸﾞ･ﾓｰﾆﾝｸﾞで始まり、　ﾎﾃﾙの皆さんの見送りに手をふりふり、港から高速船で渡る先は竹富島。
　　　竹富島は小さな島じゃった。ﾚﾝﾀｻｲｸﾙで、起伏の無い砂々した南国の道をゆったりと五感を研ぎすませながら漕ぐ。　　　　　水牛車には乗らんかったが、休息中の水牛と、その水牛車の手綱の担い手のおじさんに会えて、三線の練習方法も教わった。

　自転車の萬福家族は、目の前が全部太平洋の海岸に着いた。

　　

　長女と次女の旦那衆は、この日の夕刻帰路につくんじゃそうな。
　もう一日一緒に居りゃあええじゃないか…と、云うてみた、、、が、働きﾓﾝの男衆は、笑顔で首を横に振る。

　「義理の親父が石垣島で倒れたんです。もう一日帰れません！」

　‥いうて、云うてみぃ会社へ…と云うてみた。

　二人は笑うだけであった。


　　　　　　　♪いぃ～やあ～さぁ～さぁ～！

恵比寿さんに参拝す

　大国主命の長男は、島根県は美保関の美保神社に祀られる。

　事代主命は、恵比寿さん。

　わしは神社仏閣を参拝するのが心地好く、こうした地に古から先人が建立したものがこの国にはたくさん存在する。
　宮内庁や神社庁のお墨付きのもの以外の場所にも惹かれる「場」もあるが…

　こないだの月曜日、久しぶりに美保神社へ走った。
　　商売繁盛と音楽好きに病平癒にと忙しい神さんじゃけど、父上の出雲大社より逢いに来とうなる場所なのだ。　名峰大山は姿を見せてくれんかったけど。

　
　…で、今日。
　
　敬愛するヤマナカフミオが愛妻連れて来店してくれた。

　　　待望のアルバムを持って来てくれはった。

　まだ、聴いていない。

　寝る前に、布団に横になって聴く。
　
　ヘッドフォンで。

　　　　　　　　　　　　　　ええじゃろ　　　


　【本日の備忘録其の七】　　初日の石垣島は、「すけあくろ」訪問で終えた‥

　と、思いきや、、、

　　ホテルに戻った萬福家族は各部屋に入ったのち、それぞれが大浴場へと向かい汗を流すのであった。
　
　そうして寝酒にとフロントで買った泡盛を一献…と、グラスに注いだその時、

　ドアをノックする音、音、音、

　娘ら全員がわしらの部屋に入って来た。

　なな、なんと、

　「還暦おめでとう！」

　‥と、ケーキを差し出すのであった。


　　　　　　　　サップライズぅ～！

　　事前にホテルに云うて、作って貰うたんじゃそうな

　ありがとう　ありがとう　ありがとう　おおきに　ありがとう…、、　父ちゃん、母ちゃん、感動したでぇ～！



　　　　　♪いぃやぁあ　さあさあ～！

エアコンが冷えんとお嘆きの貴兄に

ガスが抜けちょった…と。

　ダイキンの修繕職人が京都からやって来た。
　広島県界隈の職人たちは、被災地に派遣しとるとのこと。
　「僕は京都から応援で来ています」と、美男子の職人は云うた。

　一年前のﾒﾝﾃﾅﾝｽで、「ミス」があったんだと思います。
　「10月頃に再度メンテナンスに伺います」とガスを充填して帰って行った。

　焼けて熱ぅ熱ぅなる屋根の修繕か、ｽﾌﾟﾘﾝｸﾗｰで屋根に水を撒くか、最後の手段はお客さんにうちわを配ってあおいでもらうか、、、と悩んでおった。


　　　よう冷えてます。

　
　その修理の作業中、店主はこさえた（※標準語：作った）。　
　　こう云う、たぶん、御守りか御札の下ごしらえのような杉の板のあとのもの。
　
　こないだ水害に遭うて使えんようになった三次の木工所の宝のような「廃棄物」の中の一部をわしも戴けることになって、　　　こさえた。


　【本日の備忘録其の六】　jazzを聴かす石垣島のライブなお店。

　「すけあくろ」

　決して、すけあくろう…では無い。


　　　　どう？

　うれしいうれしいﾄﾞｷﾄﾞｷの、初訪問。

　当店の看板も、「う」がどっか行って、　おんなじじゃ。

　　　　　　　　　♪い～やあ～さぁさぁ～

風の丘だより

カネカネカネカネカネカネカネカネカネカネカネカナカネカナカネカネカネカネカネカネ

　　‥と、ヒグラシが鳴き、


　ないないないないないないないないないないないないないないありゃせんないないないないないないないないないないないない

　　‥と、そのヒグラシが泣く　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな季節になりました。

　　　　　　みなさん、お元気ですか～！


　　　　　　暑中御見舞い申し上げます。



　【本日のCM】明日は、「♪ﾌｫｰｸ･ﾌｫｰｸ&ﾌｫｰｸ」ですよ。※レギュラー陣には高齢者が増加中。
　ふと忘れとったと云うことの無いよう、敢えて宣伝させて貰いました。

　　念のため、19：30～ですよ。

お母ちゃんに水をとどける…の巻

大雨の災害で、呉の実家は断水。「阿賀中央公園」が一番近い給水場所なんじゃが、国道185号線をまたいどるんで、歩道橋か往復約700mの横断歩道か、いずれにせよ齢九十の老婆にはきつかろう。

　国道375号線を通って東広島から呉の阿賀までの自動車道に乗れば1時間半ﾁｮｲで行けるようになって、呉も近ぅなった今日この頃。

　その自動車道が全面通行止めで、375号線も数か所で通行止め…と云う情報。

　国道54号線南下広島市経由の国道31号線から185号線も坂、小屋浦辺りで通行止めで、広島呉道路も駄目。

　結局のところ、庄原から呉に入るには、国道375号線を郷原まで南下し、焼山を目指し、その焼山から平谷線で呉市内に入る…と云う選択肢皆無の一点モン。

　さて、375号線も二か所迂回させられたが、何とか郷原から焼山への道へ右折出来た。
　さあ、こっからが、気の短けぇやつならUターン間違ぇねぇって云う大大、大大、混んどるは飛んでゆくって云う洒落も腹が立つ、ぶち大渋滞ってぇﾓﾝじゃねえ、全く動かねえ…と江戸弁も飛び出すくれえのパンク状態。

　トランクと後部座席に積んだ水と食料を何とかお袋さんに届けにゃあいけん…それだけが諦めが人さまの300倍速いわしを諫めてくれた。

　‥で、4時間掛かって到着。

　お袋さんの達者な顔見て、崖がずれてない墓所も確認し、水も下して、あーじゃこーじゃ云うお袋の愚痴を女将が聴いてくれ、「帰るけ」云うて実家を後にしたんが午後7時じゃが、呉～平谷線が全く1メートルも動かん。

　諦めてUターン。
　一晩泊って今朝4時起きで帰路についた。

　帰りの道中、早朝5時半頃、国道375号線東広島フジグラン辺りで、呉方面へ南下する大阪、なにわナンバーの30台ほどの消防車軍団とすれ違う。
　
　グッとくる。

　頭を下げる。

　
　【本日の変化】米を研ぐ回数が、今まで以上にしっかり研いで、今朝から五回から三回になる。