ライブもやる峠の食堂すけあくろう

 県道61号ひとつぎ峠からの風景

 しまなみ海道を渡る

2016-06-28 | 日記
 車で、、、

 昨日の朝。
 突如として香川県でうどんが喰いたくなる。

 月曜の朝の野暮用をテキパキと済ませ、いざ出発。
 三良坂からやまなみ道へのって南へと下る。
 高所超恐怖症のわしは、しまなみ海道を運転して渡れるじゃろうかと、近づくにつれ不安が増してゆく。

 へその下三寸の所に力を込めて、いざ走ってみれば、 結構いけた。

 今治までには着いたが、こっからがいけんかった。
 何年か前、親子四人で海を渡って善通寺や金比羅山へ参ったことがある。その感覚で、橋を渡ったら、すぐうどんが喰えると思うとったわし。

 あれは、も一つの橋じゃった‥と、
 更に、香川まで下道で4時間、自動車道でも2時間と、スマホを見ながら隣で女将が云う。

 はよ云えぇや、

 だいたい高速道路が嫌いなわしは、国道なりを走って旅気分を味わいたいわけだが、その4時間が遠く感じた‥ので、

 丸亀うどんは三次にあるし‥ま、ええか、と潔い。

 今治のまちをブラつくことにする。

      便秘気味のお方は、 是非「今治薬局」

 確かに、誰かが云うとった。
 アーケード街のシャッターがえっと下りたまんまの今治じゃった。
 ただ、今治~尾道の両岸をしまなみ海道として見るなら、賑やかさなら尾道に軍配が上がると思うた。
 
 雨の降る中、バイクや自転車が走るのを見ながら、いつかは渡ってみたいと思い、帰途につく。


 【本日の思い込み】しまなみ海道と瀬戸大橋。それに、銘菓「ポエム」本舗は、広島じゃなく今治。
 人は、否わしは、歳を取りゃ取るほど、思い込みが、増えようる気ぃがする。

 勝て! カープ! 三次で! 今夜!
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 当店の裏話

2016-06-26 | 日記
 其の壱、家族編

 先週、長女がチコッと帰って来てサッと帰ってった‥と云うのは記した。
 その滞在中の日曜の夕方、女将の帰りを見計らって、かんぽの湯へ三人で出掛ける。その帰り道、「お父さんの手羽先の塩焼きが食べたい」と云うので、サ・BIGにて材料を買い込んで帰った。8時からの大河ドラマを観ながらの晩酌といきたかったが、その手羽先の塩焼きを仕込み、オーブンに投げ入れ、更にその間に、たらこスパゲッティを三人前つくる※誰もテゴーしない。
 
 厨房で料理しながら、チラリチラリと店のテレビを見上げるが、集中しては勿論観れぬ。

 やっと両者を大皿に盛って家に入る。
 ま、美味しい、旨いと云いながら半分ほど大河ドラマは観れた。

 ‥と、ごく普通の一般家庭の出来事として、この夜は眠ったのである。

 が、しかし、
 翌日の月曜の朝、わしゃ気づいた。

 ほんで、

 ‥‥‥
 
 云うた。

 「ぉぃ、昨日は、父の日じゃったんじゃないんか?!」


 其の弐、多楽祭編

  当店名物の参加型ライブは、毎月二回やっている。その内の最後の土曜の夜からはじまるのが、「多楽祭・たがくさい」と云う”たくさんの音楽を楽しむお祭り”ライブなのだ。
 その参加費として御代を戴くのだが、時折、ある御仁が五百円玉だけで払われる。勿論、五百円玉でも大いに結構なのだが、ごく普通の五百円玉ではない。
 
  こんなん。

 「内閣制度百年 昭和六十年」
 「TSUKUBA EXPO’85 昭和六十年」‥とある。

 この五百円玉を出された御仁曰く、「うちのお客さんがコレ出すんよ。自動販売機で使えんし、他の店で使うたら迷惑なるしぃ、マスターのとこしかないんよ、ほんまぁ」

 「‥、、」

 わしもお客さんに釣銭に使うたら、嫌がる人も居ろうし、自動販売機でも使えんし、いっぺんサ・BIGのレジじゃ断られたしぃ、ほんまぁ」
 まったく役に立たん五百円玉。

 ‥で、しょうがない、五百円貯金したれ‥と、五百円貯金用のポストとホルスタインへ投入しようとしたら、、、 大きゅうて入らんし

 造幣局に云いたい、

 もう造るな‥と


 【本日のライブ】7月22日(金)19:30~ あります。  /font> -->
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 映画鑑賞・「64」後編

2016-06-22 | 日記
 ようわからんかった。
  ガツンッ!と来るんが何でも好きじゃけど、珈琲なんか珈琲味の白湯なんか、キャベツのしっかり蒸されてないお好み焼きとか、配役は豪華じゃが中身がピンボケとか(映画「北の零年」は最悪じゃった)、なんか、ぼやけてわしにはようわからんかった。

 
 風の丘の実り具合は、    そうして、野花も   決して、むやみに草刈り機を毎朝振り回しょうるんじゃないのだ。

 そんなある日、長女がチコッと帰って来てわ、サッと帰って行った。 麦藁帽子みたいなの。


 【本日の湯治】呑んで良し、浸かれば尚良し、「高尾の湯」  
 硫黄の匂いがプンとする西城町の名湯。今日は、18リットル二つのお持ち帰り+浸からせていただきました。 
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 真夏のための其の壱

2016-06-19 | 日記
 梅雨の晴れ間の32℃。
 近場の山を歩き、近場を自転車で走り、勿論、草刈りは必修。

 そのむかし、「わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい」なんて云うCMがあった。
 厚切りのハムを焚き火で炙って息子に食わせる父ちゃんが、かっこよく見えた。

 わんぱくと云う台詞を最近えっと聞かんようになったが、、、
 ‥で、たくましさ‥とは何ぞ哉
 身体が丈夫、それだけを云うので無し、街暮らし田舎暮らし、海で山で、あるいは絡んだ人間関係や、その様々な環境や状況の中を知恵や知識を駆使し、時には度胸で、如何に順応、適応し己が歩幅で生きているか、、、

 一昨日、昨日と身体の調子も天候も良かったんで、早足で山のてっぺんに登った。 低かろうとてっぺんはてっぺん。山頂ランチも旨い。 山頂付近にある薬師さんに手を合わす。

 そうして32℃の昨日、ガァーーと漕ぐ。普段より回転上げて、ガァーと漕ぐ。
 二日連チャンで、心肺に心配ナシ。
 ヨシッ!

 県道61号線沿いで、周りに名所旧跡があるじゃなし、”こんなところに店が‥”みたいな所で長生きするためには、たくましゅうならんにゃいけん※しかし、当の本人は此処が大好きなのだ‥が、

 日々、精進、精進


 【本日のたくましさ】 じバチであろう蜂のムサシ(仮名)は、はるか風の丘の斜面からこの体勢にて食料を運び、ベランダ側の何処かにつくっているであろう巣へと消えて行った。

 参りました。

 降参
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 国立公園三瓶山 国民宿舎 さんべ荘

2016-06-13 | 日記
 そのチョッとむかし、山を歩いて下山した時のご褒美にと、その山あの山の麓には必ずと云うてええほど在る温泉へザブと浸かり、今日もよう遊んだぁと帰途についていたものだ。
 だから、山へも登りゃあせんのに温泉だけ入ると云う贅沢な行為は、大バチが当たるような気がしていた。

 それが、人間と云うモノ、、否、ワシと云うモノ、身体のひとつも動かさん日にも湯に浸かりたい週間が身についてしまい、先週に引き続き、三瓶山麓の「さんべ荘」まで走るのだった。

 大阪の次女宅へ行った女将は留守で、今日は敬愛する昌玄和尚と久し振りのデート。
 只風呂へ浸かるだけでは芸も無し。
 まずは三瓶山西の原へ車を停め、 男三瓶の雄姿を見上げ、西の原の草原を数キロ歩きながら、  何故おっさん二人でこんなところをいま歩いているのか‥と云う議論をする。

 せめて‥と、

  外で食らうランチを美味しく美味しくいただく。
 三瓶のカラスは、食い物のおすそわけを待っているのか、人間をまったく恐れない。 

 腹ごしらえを済ませた二人、このまんま温泉へとは行かず、昌玄さん行ったことない石見銀山へ‥

            

 さんべ荘の湯は、皮膚やカネに弱いワシにはええ温泉で、効能アリ、チープ。
 何より、色んな湯船があって、実に楽しく飽きない。

 助手席で舟をこぐ和尚と当店に無事帰宅したのは、夕方6時半を回っていた。
 大いに語り、よう遊んだおじさん二人のチコット旅であった。


 【本日の決意】やっぱり元気じゃないといけん。この山もまた登り、この下を漕いで出雲へ行かにゃいけん。
コメント (2)
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