GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

隠岐島の馬

2007年12月12日 | 日本の馬
某馬雑誌に「与那国馬」の写真と記事を寄稿することになり、朝一番で取材時にお世話になった与那国のM氏といろいろな話をした。
なんという偶然か、夕方、今度は『ホースメイト』52号に掲載された記事を見たと、昨年ドサンコの取材でお世話になった北大のH先生から電話を頂き、しばし馬の話でもりあがった。
北海道と与那国では、同じ日本とは思えないほど違うのに、「馬」の話題となると、一気に時と場所を越えてしまうのだから不思議である。

与那国馬もドサンコも、日本の在来馬として認定された馬である。保存・活用にいろいろな人が心血を注いでいる。

けれど、「在来馬」に認定されなかった馬たちもいる。認定されたからといって、決して楽観できるわけではないが、認定されなかった馬たちは、土地の人に見守られながら過ごしている。
島根県の孤島、隠岐島では、馬愛好家の人たちによって年中放牧されている半野生の馬たちがいる。在来の隠岐馬にアングロ・ノルマン、ブルトンの血が入っている。
島の観光協会は、馬を「島のアクセサリー」だと称していた。
絶海の孤島に暮す馬たちは、どこか切なく愛しい。
写真は、2004年10月に訪れた隠岐島知夫利の馬たち。


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