GRASSの日々折々

馬好きフォトグラファーが綴る日々の1ショット。

第46回遠野市乗用馬市場

2019年10月23日 | 遠野の馬
今年も遠野の乗用馬のセリの時期がやってきました。

第46回遠野市乗用馬市場
2019年10月28日(月)13:15~1歳馬管理共励会 14:30~2歳馬試乗会
2019年10月29日(火)9:00~購買受付 9:30~供覧開始 13:00~市場開始
遠野馬の里 覆馬場にて
お問い合わせ 遠野馬の里 0198-62-5561 
遠野馬の里スペシャルサイト http://umanosato-sp.com

どなたでも見学できます。
お誘いあわせの上、ご来場ください。
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遠野の五百羅漢

2019年10月21日 | 遠野の馬
先週末、学生時代の友人たちと1泊で遠野へ。
皆、遠野は初めてだったので、私も久々にじっくり遠野観光をすることになりました。

長年遠野に通っていながら初めて訪れたのが、観光スポットの一つ、五百羅漢です。
その昔、度重なる飢饉で犠牲になった人々を供養するために、義山和尚が森の中の花崗岩に五百体の羅漢像を掘ったという場所です。
町に近い場所とはいえ、山のうっそうとした森の中、「クマに注意」という看板も・・・。

木立に挟まれた急斜面に苔むした岩が連なります。
どれが羅漢像なのかと思いきや、岩の一つ一つをよく見ると、確かに羅漢像が・・・。
苔に覆われて姿が見えなくなった羅漢像も多いのですが、おそらくすべての岩に羅漢像が彫られていて、それが五百体にもなっているようです。

静寂な森の中、一人で尋ねる勇気はなく、しかしながら機会があればまた訪ねてみたい場所でした。
遠野の不思議スポットの一つです。

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将来の君

2019年10月16日 | 遠野の馬
先月の9月の荒川高原で撮影。
この仔馬は、将来どんな馬になるのでしょうか。
こうして撮影した仔馬たちと数年後に競技会場で再会したら、それだけでもうれしいのに、
その競技会で優勝したら、有頂天~。

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秋華賞

2019年10月14日 | 競馬場
先日の日曜日、京都で牝馬の最後のクラシック・秋華賞が行われ、クロノジェネシスが優勝しました。
オークスのパドックで会ったとき、大きな目があまりに愛らしかったので、何回もシャッターを切りました。
惜敗続きの春だったけど、見事秋の女王になりました。
写真は、オークスのパドックで。

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馬車の婦人

2019年10月11日 | 馬徒然
前回の年配の方の話の続きです。
その方が千葉県成田市三里塚のご出身だというので、成田空港ができる以前の、御料牧場があった時代のことを伺ってみました。

いつも馬車に乗って出かける美しい婦人がいらっしゃったそうです。
それはある大牧場の奥さまでした。
その牧場にもよく遊びに行ってお菓子などをごちそうになっていたといいます。

御料牧場の跡地に空港ができ、成田に拠点を持っていた牧場のほとんどが北海道へ拠点を移し、馬車の婦人がいらした牧場も例外ではありませんでした。
「もうその牧場も北海道へ行かれてしまって、ないですねえ。なんという牧場だったか・・・上、だったか・・・」とその方が思い出そうとされます。
「たしか、三里塚には三菱関係の牧場さんもあったはずですよ」とおっしゃるので、それはおそらく私がとてもお世話になった牧場さんだとわかりました。

同席されていたほかの方が別の話題をされて、三里塚の牧場の話はいったん途切れましたが、最後にその方が思い出されました。
「そう、下河辺さんです。あの美しい馬車とご婦人は下河辺牧場さんでした」
今でも多くの名馬を送り出している老舗の牧場です。
大きな馬が引く馬車と、馬車に乗った美しいご婦人・・・。
その方にとって、少年のころの鮮やかな思い出が馬に通じるものだと伺い、うれしくなりました。
ルービンシュタインのショパンピアノコンチェルトのお話と共に、とても貴重な話を伺うことができた日でした。

写真は、一昨年の夏、東京競馬場で試乗会の馬車に乗ったときのものです。







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ショパンのピアノコンチェルト

2019年10月09日 | 馬徒然
ある年配の方の話です。

戦後まもない日本中が生きるのに必死だったころ、学生だったその方は、立派な洋館の家主さんに頼まれて仲間と一緒に片づけを手伝ったそうです。
男手が少なく力仕事をしてくれたことを大変喜んだ家主さんは、彼らを食事に招待してくれました。

家に入ると、大きなテーブルに真っ白なクロスがかかり、とても立派な食器に料理が盛られ、皆で目を丸くしていたところ、
レコードのクラシック音楽が流れてきました。
それは、ニューヨークフィルと協演するルービンシュタインが弾くショパンのピアノコンチェルトでした。
戦争が始まる前はピアノを熱心に勉強されていたというその方は、ピアノコンチェルトを聴きながら思ったそうです。
「こんなにすばらしい瞬間を迎えることができるなんて。ああ、生きていてよかった」と。

私は戦後生まれですが、幼いころはルービンシュタインのショパンをよく聴いていたので、
そんなお話にちょっと感動してしまいました。
写真は、ショパンのピアノコンチェルトとは全く関係ない、先月9月23日の宇都宮馬事公苑「馬に親しむ日」で演技を披露したアンダルシアンのシレンシアと横田職員です。


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ボーイ、17歳

2019年10月06日 | 遠野の馬
東京競馬場の乗馬センターで毎週行われているホースショー。
昨日はホワイトワンボーイが登場しました。
10月だというのに32度という異例の暑さの中、ボーイは演技を披露しました。
ボーイもすでに17歳。
担当の富塚調教師に話を伺うと「20歳くらいまでは現役でやってもらいたいと思う」とのことでした。

次週は3連休。
東京競馬場乗馬センターではイベントが多々予定されているとのこと。
ボーイも出番が多いようです。
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アフターケア

2019年10月01日 | 競馬場
スプリンターズSで優勝したタワーオブロンドン。
レースを終えて戻ってくるなり、シャワーと水分補給です。
9月末だというのに蒸し暑い日だったので、馬も気持ちよさそうです。

英国では、レースから帰ってきた馬たちを迎えると同時に水を飲ませます。
この光景には驚きました。
9月のウィンザー競馬場は、同じ9月でも日本の9月よりはずっと涼しいのです。
それでも、スタッフは騎手が馬から降りると同時に水を飲ませていました。

日本は、汗だくの馬を素早く競馬場の待機厩舎に連れて帰ります。
でも東京競馬場の検量室前で、レース後すぐに検量室前でシャワーを浴びる馬を見かけるようになりました。

競馬場の風景が少しずつ変わっています。
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