我が日本が太平洋戦争に敗れ、アメリカに統治されるように
なった昭和21年、アメリカのトルーマン大統領は、次のような
声明を米国民に対し発表した。
トルーマン(太平洋戦争終戦時のアメリカ大統領)の有名な言葉
『猿(日本人)を「虚実の自由」という名の檻で、我々が飼うのだ。
方法は、彼ら猿に多少の贅沢さと便利さを与えるだけでよい。
そして、スポーツ、スクリーン、セックス(3S)を解放させる。
これで、真実から目を背けさせることが出来る。猿は、我々の家畜
だからだ。
家畜は、我々のために貢献するのは、当然のことである。
そのために、我々の財産でもある家畜の肉体は長生きさせるために、
(化学物質などで)病気にさて、しかも生かし続けさせるのだ。
これによって、我々は将来にわたり豊かな収穫をし続けるだろう。
これは戦勝国の権利でもある。』
このトルーマン大統領の声明は、日本ではほとんど知られていないが、
当時の米国民は当然のごとく認識していたと思われる。
3Sのスポーツはプロレスであり、読売をヘッドとする野球であった。
そして、スクリーンはアメリカ大陸の占領を正当化する西部劇であり、
あの頃観たララミー牧場やサンセット77だったのかな。
そして、トルーマン大統領の声明の延長線上に現在があり、
日米地位協定があり、沖縄があり、日本政府があり、米国の植民地と
なって苦しむ日本国民があるのではないか。
現在の日米関係をみる時に、改めてトルーマン大統領の考えが
基礎にあると考えさせられる。