フジジン醤油工場見学

＜月曜はお勧めなおはなし＞

大分県臼杵市にある二豊醤油共同組合の醤油工場見学へ行ってきました！

ここは、９４％がフジジンで、残りの６％がその他３７社の製品である協同組合とのでした。

　臼杵市には以前紹介したフンドーキンもあり、合わせて全国の出荷の約２％を占めるとのことです。ちなみに１位はキッコーマンとのことです。

従業員は、５６名で、そのうち３名は警備員とのことです。敷地が29，957㎡（約1万坪）あり、20，000ｋｌ/年（1升瓶で約1000万本）の生産量を誇るとのことです。

省力化とコンピュータによる製麹・発酵・調合管理により、たった５６名の工場とのことです。

工場のラインは以下の写真の通りで、ロボットなども活躍していました。


↑工場のライン

また、以下の写真が２３０ｋｌの発酵タンクとのことで、２１基あるとのことでした。


↑発酵タンク


それから、以下がもろみの圧搾装置とのことでした。


↑圧搾装置


そして、一般個人にはあまり縁のない、業務用の醤油タンクも置いてありました。これはリサイクルされるようです。


↑業務用醤油


それから、コンピュータで制御された自動倉庫が以下の写真です。この一時的な倉庫に入れる際には製造年月日情報をインプットするようで、製造年月日が古いものから順に自動的に払い出されるとのことでした。この倉庫の高さはかなりありました！


↑自動倉庫


そのほか、食品の偽装問題には力を入れていて、遺伝子組み換えのないブラジル産の大豆は産地証明をしているということ、工場で余ったカスなどは飼料としてリサイクルされること、原材料や製造工程途中の品質検査・分析は十分に行っているとのことでした。

　それから、醤油は、一度フタを開ければ、酸化してしまうので、できるだけ冷蔵庫に入れた方が美味しいということを教えてもらいました。

　また、原材料の値上げで、１７年ぶりに２００８年６月に醤油・味噌の値上げをしたという話もありました。

なかなか、説明してくれた方は優しい方で、詳しく説明してくれて、かなり勉強になりました。

もちろん、おみやげに醤油をもらうこともできました。


↑おみやげの醤油

フジジン醤油の工場見学は無料ですし、おみやげももらえ、勉強になり、とてもオススメです！



＜フジジン醤油工場の場所・連絡先＞
〒875-000
大分県臼杵市大字大野160番外
ＴＥＬ：0972-63-3221
ＦＡＸ：0972-62-3108



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＜今日の独り言＞　
　目黒にある雅叙園へ行きましたが、假屋崎省吾の華道展で大混雑となっていてびっくりしました。大人気なんですね。レストランも長蛇の列となっていました^_^;)