日々・ひび・ひひっ!

五行歌(一呼吸で読める長さを一行とした五行の歌)に関する話題を中心とした、稲田準子(いなだっち)の日々のこと。

夫の側室。

2005年10月31日 | 夫との日々
夫は、書くとしたら、詩や小説を書く。 どこかの公募に出すとか、何かに参加するとかは一切しない。 と、いうか、そういうのを、 どこかで良しと思っていないようだ。 で、詩や小説を書こうと思うたびに、 新しいノートを買い、最初の数ページを書いて、 (私に言わせれば)それっきりにする。 おかげで、何十冊もの、新品同様のノートがある。 そして、新品同様のまま、最近は黄ばんできているものも出てきた。 まる . . . 本文を読む

たっぷんたっぷんミニスカ

2005年10月30日 | その他の日々
だめだ……。濃い話がしたい気持ちと、「ちょっと休憩させて……」という気持ちとで、バラケちゃった。 「涙のわけは。」のコメントで書いている、 生理についての話は、ちょっと延期します。 あっちこっちにエネルギーが分散気味のここ数日です。      ★ 全国歌会に着ていった、アンサンブルが、 寒くなったせいか、50%引きで売られていた。 なんとなく、悔しい……。 で、同じ時期に売り出されてい . . . 本文を読む

水死体を見てしまいました……。

2005年10月29日 | 引っ越しな日々
夕方、いつものようにウォーキングのために外に出たら、 電線にびっしり鳥が止まっていた。 びっしり、だ。 歩き出してしばらくすると、 消防車らしきものが、ウォンウォンとサイレンを鳴らしながら、 海へ向かっていったのが見えた。 不気味な夕暮れの幕開け。      ★ 海岸に着くと、 漁港のほうに小型の消防車などが止まっていて、 灯台のふもとに、 いつもより多く人がいた。 どこかが燃えている様 . . . 本文を読む

歌よみに与ふる書①

2005年10月28日 | 五行歌以外の文学な日々
『歌よみ与ふる書』(正岡子規:岩波文庫)は、 「歌よみに与ふる書」~「十たびに与ふる書」、 「あきまろに答ふ」「人々に答ふ」「曙覧の歌」「歌話」 という章に分かれている。 そのうちの、 「歌よみに与ふる書」の章を。      ★ 【あらすじ】 近来の和歌は、一向に振るっていない。 万葉、実朝(源実朝のこと)以来、振るっていない。 実朝という人は、これからというときに、 あえない最期を遂げて . . . 本文を読む

涙のわけは。

2005年10月27日 | 夫との日々
全国歌会、最後のお話。ほとんど、全国歌会そのものとは、関係ないが(笑) 帰る時、 Iと楽人さんは、大阪で指定席を買っていた。 私は、自由席だったけれど、 並ぶのがめんどくさくなったので、 喫煙席だったけど、指定席に買い換えた。 特急で、ひとりになって、 確か、滋賀の堅田を過ぎたあたりからだったと思う。 涙が出てきた。 昨日の懇親会での 大村勝之さんと、 お話している際に泣いたことを思い出して . . . 本文を読む

全国歌会(福井)の自分の歌。

2005年10月26日 | 五行歌な日々
ほんでもって、ほんでもって、自分の歌。      自分を偽ってでも得たいのなら      得ればいいけど      その後の代償って      偽ってでは 払えないこと      忘れないようにね      ★ グループ歌会で言ったことと、 同じように言えるだろうか(笑) この歌について、具体的に話せば話すほど、 作歌の際に思ったことと ズレていく感覚が生じるんだけど……あぁ。 簡単 . . . 本文を読む

答えあわせ風に、全国歌会(福井)の歌②

2005年10月25日 | 五行歌な日々
全国歌会の初日、さぁこれから始まりますという、宣言的ごあいさつの直前、ある方が、私の座席のところまで来て下さった。 私のブログを読んでくださっていて、 全国歌会の歌でいいと思った歌の二首の中に、 自分の歌があったので、驚いたという。 私も驚いた。 いや、ブログを読んでくださっているのは、 聞いていたけれど、 その歌と作者が結びつかなかったからだ。 しかも、草壁焔太賞に選ばれたという。 これ . . . 本文を読む

答えあわせ風に、全国歌会(福井)の歌①

2005年10月24日 | 五行歌な日々
さてさて。全国歌会での歌のことです。 以前、ここのブログで、 全国歌会の締切後に、この二首はいい!というのがあったと、 紹介したの、覚えてます? 詳細はこちら。 その二首をご紹介。      ★ 一首目は、当ブログでも、よくコメントなども下さる、 井椎しづくさんの歌でした。      満天の      星をたどって      星座が浮ぶように      私の形も      たくさんの . . . 本文を読む

全国歌会 in 福井②

2005年10月23日 | 五行歌な日々
7時には明石の家に帰っていたい、晩ご飯の準備をするので、と言ったのは、私だった。 その為には福井を4時には出発しなければならない。 という訳で、今回の観光は、 独自で行こうということになっていた。 が、そのために、 先生の講演会までキャンセルするとは知らなかった。 だはは。 前もって時刻表を調べていてくれた、 楽人さんについて行く(田舎が福井県なのね)。 永平寺へ。      ★ 雨 . . . 本文を読む

全国歌会 in 福井①

2005年10月22日 | 五行歌な日々
到着した時の雨は、ザザぶりだったが、腹ごしらえをし、コーヒーを飲みながら、裏・全国歌会をIと楽人さんの三人でした頃には、少しおさまっていた。 全国歌会のある福井の駅には、 『国民文化祭』で来られる人々を歓迎する幕があった。 改めて、そんな規模のものなのね、と思う。 それにしても、さ、寒い……。      ★ 私たち三人がついた頃には、 結構な人数の人がすでに着ていた。 100人以上になっ . . . 本文を読む

明日は、雨なんですか!?

2005年10月21日 | 五行歌な日々
そんな訳で、美容院へ行って、カラーリングもしてきました。 夫の留守中の晩ご飯も作っちゃいました。 2週間ほど前に、購入した、 ぱっつんぱっつんのパンツは、 実は体重が急に増えてきたことが判明し、 ダイエットにいそしみましたが、間に合わず(泣) 少人数での歌会の時、 和室だった場合を想定して、 明日は断念しました(次回の東大阪歌会ではきますぅ~しくしく)。      ★ で、天気予報を見たら . . . 本文を読む

犬の置物と本物の犬。

2005年10月20日 | その他の日々
そうこうしているうちに、あさってにはもう、全国歌会。いや~、はやいですな。 という訳で、この時期恒例の、 化粧品のセールスマンである母に、 自宅エステをしてもらいに、東大阪の実家に帰る。 それにしても、エステしてもらいに帰るだけで、 エステには不便な着物を着ていくって、 私もトンチンカンなことをする。 まぁ、仕方ない。 着たくなったから、着る。それでいいんでぃ! (※実際、着物のまま寝転ん . . . 本文を読む

オセロをひっくり返しながら。

2005年10月19日 | 五行歌な日々
芦屋歌会で歌をお披露目した時、ちょっと時間が押していた。私の歌が終われば、急いで休憩に入るという進行状態。 ひととおり、 点数を下さった方のコメントを聞き終えて、 「他に何かありませんか?」的に、 司会者が促したとき、 間が空いたので、 時間がもったいない気がしてしまい、 「稲田なんですけどね」 なんて、 紹介を待たずに、 作者として、歌の経緯などを話し始める。 これといって、質問もなく、 休 . . . 本文を読む

私(A+B+C+D+E+F……)=芦屋歌会での歌

2005年10月18日 | 五行歌な日々
さて、芦屋歌会での私の歌です。      海の上に      高層ビルを建てれる程の      技術を得たとしても      禁じ手にできる      人類でありますように この歌には、前フリがある。 98年の7月に行った、 滋賀での歌会(きんきサロンだったか滋賀の歌会の立ち上げか忘れた)での、 即詠の歌だ。 微妙に違うだろうけど、確かこんな歌。      あっちこっちに       . . . 本文を読む

芦屋歌会のよかった歌。

2005年10月17日 | 五行歌な日々
そして、芦屋歌会の歌のお話。 私の「まいりました」と思った歌。      ★ それは、須賀知子さんの歌。      テレビアンテナ      芯にして      つる草は      転生の      一本となる 最初、1点にしていたのだが、 「はっ!これは2点だ!」と気づき、 たまたま(遅刻一歩手前になって・笑)、 正面席に座ってたので、 隣の司会者の手元にある集計票のところに手を . . . 本文を読む