夫は、書くとしたら、詩や小説を書く。
どこかの公募に出すとか、何かに参加するとかは一切しない。
と、いうか、そういうのを、
どこかで良しと思っていないようだ。
で、詩や小説を書こうと思うたびに、
新しいノートを買い、最初の数ページを書いて、
(私に言わせれば)それっきりにする。
おかげで、何十冊もの、新品同様のノートがある。
そして、新品同様のまま、最近は黄ばんできているものも出てきた。
まる . . . 本文を読む
だめだ……。濃い話がしたい気持ちと、「ちょっと休憩させて……」という気持ちとで、バラケちゃった。
「涙のわけは。」のコメントで書いている、
生理についての話は、ちょっと延期します。
あっちこっちにエネルギーが分散気味のここ数日です。
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全国歌会に着ていった、アンサンブルが、
寒くなったせいか、50%引きで売られていた。
なんとなく、悔しい……。
で、同じ時期に売り出されてい . . . 本文を読む
夕方、いつものようにウォーキングのために外に出たら、
電線にびっしり鳥が止まっていた。
びっしり、だ。
歩き出してしばらくすると、
消防車らしきものが、ウォンウォンとサイレンを鳴らしながら、
海へ向かっていったのが見えた。
不気味な夕暮れの幕開け。
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海岸に着くと、
漁港のほうに小型の消防車などが止まっていて、
灯台のふもとに、
いつもより多く人がいた。
どこかが燃えている様 . . . 本文を読む
『歌よみ与ふる書』(正岡子規:岩波文庫)は、
「歌よみに与ふる書」~「十たびに与ふる書」、
「あきまろに答ふ」「人々に答ふ」「曙覧の歌」「歌話」
という章に分かれている。
そのうちの、
「歌よみに与ふる書」の章を。
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【あらすじ】
近来の和歌は、一向に振るっていない。
万葉、実朝(源実朝のこと)以来、振るっていない。
実朝という人は、これからというときに、
あえない最期を遂げて . . . 本文を読む
全国歌会、最後のお話。ほとんど、全国歌会そのものとは、関係ないが(笑)
帰る時、
Iと楽人さんは、大阪で指定席を買っていた。
私は、自由席だったけれど、
並ぶのがめんどくさくなったので、
喫煙席だったけど、指定席に買い換えた。
特急で、ひとりになって、
確か、滋賀の堅田を過ぎたあたりからだったと思う。
涙が出てきた。
昨日の懇親会での
大村勝之さんと、
お話している際に泣いたことを思い出して . . . 本文を読む
ほんでもって、ほんでもって、自分の歌。
自分を偽ってでも得たいのなら
得ればいいけど
その後の代償って
偽ってでは 払えないこと
忘れないようにね
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グループ歌会で言ったことと、
同じように言えるだろうか(笑)
この歌について、具体的に話せば話すほど、
作歌の際に思ったことと
ズレていく感覚が生じるんだけど……あぁ。
簡単 . . . 本文を読む
全国歌会の初日、さぁこれから始まりますという、宣言的ごあいさつの直前、ある方が、私の座席のところまで来て下さった。
私のブログを読んでくださっていて、
全国歌会の歌でいいと思った歌の二首の中に、
自分の歌があったので、驚いたという。
私も驚いた。
いや、ブログを読んでくださっているのは、
聞いていたけれど、
その歌と作者が結びつかなかったからだ。
しかも、草壁焔太賞に選ばれたという。
これ . . . 本文を読む
さてさて。全国歌会での歌のことです。
以前、ここのブログで、
全国歌会の締切後に、この二首はいい!というのがあったと、
紹介したの、覚えてます?
詳細はこちら。
その二首をご紹介。
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一首目は、当ブログでも、よくコメントなども下さる、
井椎しづくさんの歌でした。
満天の
星をたどって
星座が浮ぶように
私の形も
たくさんの . . . 本文を読む
7時には明石の家に帰っていたい、晩ご飯の準備をするので、と言ったのは、私だった。
その為には福井を4時には出発しなければならない。
という訳で、今回の観光は、
独自で行こうということになっていた。
が、そのために、
先生の講演会までキャンセルするとは知らなかった。
だはは。
前もって時刻表を調べていてくれた、
楽人さんについて行く(田舎が福井県なのね)。
永平寺へ。
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雨 . . . 本文を読む
到着した時の雨は、ザザぶりだったが、腹ごしらえをし、コーヒーを飲みながら、裏・全国歌会をIと楽人さんの三人でした頃には、少しおさまっていた。
全国歌会のある福井の駅には、
『国民文化祭』で来られる人々を歓迎する幕があった。
改めて、そんな規模のものなのね、と思う。
それにしても、さ、寒い……。
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私たち三人がついた頃には、
結構な人数の人がすでに着ていた。
100人以上になっ . . . 本文を読む
そんな訳で、美容院へ行って、カラーリングもしてきました。
夫の留守中の晩ご飯も作っちゃいました。
2週間ほど前に、購入した、
ぱっつんぱっつんのパンツは、
実は体重が急に増えてきたことが判明し、
ダイエットにいそしみましたが、間に合わず(泣)
少人数での歌会の時、
和室だった場合を想定して、
明日は断念しました(次回の東大阪歌会ではきますぅ~しくしく)。
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で、天気予報を見たら . . . 本文を読む
そうこうしているうちに、あさってにはもう、全国歌会。いや~、はやいですな。
という訳で、この時期恒例の、
化粧品のセールスマンである母に、
自宅エステをしてもらいに、東大阪の実家に帰る。
それにしても、エステしてもらいに帰るだけで、
エステには不便な着物を着ていくって、
私もトンチンカンなことをする。
まぁ、仕方ない。
着たくなったから、着る。それでいいんでぃ!
(※実際、着物のまま寝転ん . . . 本文を読む
芦屋歌会で歌をお披露目した時、ちょっと時間が押していた。私の歌が終われば、急いで休憩に入るという進行状態。
ひととおり、
点数を下さった方のコメントを聞き終えて、
「他に何かありませんか?」的に、
司会者が促したとき、
間が空いたので、
時間がもったいない気がしてしまい、
「稲田なんですけどね」
なんて、
紹介を待たずに、
作者として、歌の経緯などを話し始める。
これといって、質問もなく、
休 . . . 本文を読む
さて、芦屋歌会での私の歌です。
海の上に
高層ビルを建てれる程の
技術を得たとしても
禁じ手にできる
人類でありますように
この歌には、前フリがある。
98年の7月に行った、
滋賀での歌会(きんきサロンだったか滋賀の歌会の立ち上げか忘れた)での、
即詠の歌だ。
微妙に違うだろうけど、確かこんな歌。
あっちこっちに
. . . 本文を読む
そして、芦屋歌会の歌のお話。
私の「まいりました」と思った歌。
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それは、須賀知子さんの歌。
テレビアンテナ
芯にして
つる草は
転生の
一本となる
最初、1点にしていたのだが、
「はっ!これは2点だ!」と気づき、
たまたま(遅刻一歩手前になって・笑)、
正面席に座ってたので、
隣の司会者の手元にある集計票のところに手を . . . 本文を読む