管理人ぎんなんの日記

つれづれなるままに。
思いついたときに更新。

地図を片手に

2008年04月23日 11時28分08秒 | 
最近、上杉謙信および上杉景勝時代の歴史小説「天と地と(全3巻)」と「天地人(全2巻)」を読み終わったわけですが、これらを読んでいるあいだ、時間の許す限り日本地図を片手に読んでいました。新潟県、長野県、富山県、群馬県のページは頻繁に見ました。

「XXからxxまで3日かけて出向いた」のように書いてあるときに、そのXXとxxを地図帳で見るわけです。そしてその出向いている最中に「OOから誰それが攻めてきた」などと書いてあれば、そのOOという場所を地図で見るわけです。最初はいったいXXとはどこなのかわからなくて地図を見始めたのですが、そのうちに地図が手放せなくなりました。今見ればXXとxxはほんの少ししか離れていないのに、ものすごく大変な思いをして移動していたり、OOから攻めてきたと言っても、あいだに山脈があったり。そういうのを地図で理解しながら本を読むのがとても楽しかったです。方向音痴なくせにね、もともと小さいころから地図を見るのは好きなんですよ。

それから辞書。さすがにこれは本を読んでいるときに常時側に置いていたわけではありませんが、よく使いました。やっぱりわからない単語が結構あるのです。本が出版された年もかなり古いものも多いですしね。本が書かれた当時にはよく使う単語であっても、今はあまり使っていない単語もあると思います。

私は本のデジタル化、パソコンで本を読めるようにすることにはあまり賛成ではありませんが、もし本がパソコン化されたら、地名をクリックしたら地図が表示されたり、難しい単語をクリックしたら辞書が表示されたりしたら、おもしろいでしょうね。でもそれじゃあ身につかないかな、きっと。
コメント
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