管理人ぎんなんの日記

つれづれなるままに。
思いついたときに更新。

生ゴミ処理箱「コンポスト」

2009年04月30日 14時11分54秒 | 日常
ずっとお休みしていた通信販売のフェリシモ。夏のパジャマが欲しくて久しぶりに注文。お休み中はときどき「そろそろ再開はいかがですか~」とばかりに薄いパンフレットが届いていたのですが、それを見て、夫と相談して買うことにした商品があります。さっそくパジャマと一緒に注文しました。

それはなにかと言うと「生ゴミ処理箱」。フェリシモでは「コンポスト」と呼んでいます。公式サイトはこちら。100万人の生ゴミゼロ計画|ecolorエコラ|フェリシモ。このページ、なかなかよいかんじに説明してありますので、興味のあるかたは見てみてください。

まあ要するに、生ゴミをこの箱のなかに入れておくと、中に入っている微生物くんがぱくぱくと食べて処理をしてくれるというわけ。微生物くんはチップとともに入っていて、目では見えません。ミミズのようなものがにょろにょろと動くわけではありません。夜に生ゴミを入れてかきまぜて置いておき、朝にまたかきまぜる。それだけ。そしてまた夜に生ゴミを入れてかきまぜ、また朝かきまぜる。そんなかんじです。まだ始めたばかりですが、それでも夜に入れたゴミが朝になると確実に少なくなっているのがわかります。

今までに入れたものは、にんじんの皮、卵の殻、えびの殻、お茶がら、ブロッコリーの軸、きゃべつ、レタス、だいこんの皮、などなど。小さく切ってから入れるのがコツみたいです。きゃべつやレタスも一番外側のを1枚入れたのですが、それも1枚をぽんと入れるのではなく、細かく切る。にんじんの皮も、ピーラーでむいたものを入れたのですが、ぴーっと長い皮はまだ残っています。ピーラーでむいた皮を包丁で細かく切ったものは、もう見えなくなっています。

マンガ「もやしもん」のように、箱のなかに小さな生き物がいて、それがぱくぱく食べてくれると思えば、捨てるときに、きゃべつやにんじんの皮を細かく切るのも、そんなに苦ではない。「もやしもん」の菌たちのように、「お、今日はきゃべつだぞ!」、「あ、今日はごちそうだ! えびの殻だぞ!」などと言いながら、わらわらと集まってきて、ぱくぱく食べているのかな、と思えば、「ゴミを減らすぞ!」というよりは、小さな生き物を飼っているようなかんじ。野菜よりはたんぱく質のもののほうが、微生物くんは喜ぶそうです。きっと、えびの殻はごちそうですね。

マンションのゴミ置き場へ持って行く我が家の生ゴミの量は、格段に減りました。生ゴミ処理機って、前から興味があったんですよね。でも微生物じゃあなくてもっと大きいミミズみたいなものだったり、価格が何万円もしたり、ベランダに置かなくてはいけなかったりしたので、こりゃあ私には無理だと思っていたら、フェリシモから出たものは1万円しないし、微生物は目に見えないし、それに全然匂わないので家のなかに置いても大丈夫!

1日に400gぐらいの生ゴミは処理してくれます。400gって、三角コーナー1杯弱です。コンポストと一緒に「ふた付きキッチン水切りポケット」というものも買いました。この水切りポケット1杯分が、コンポストがちょうど1日で処理できる生ゴミの量だそうです。うちは3人家族で、この水切りポケット半分ぐらい。

なかなか楽しく処理しています。うちではみんなで「コンポストくん」と呼んでいます。興味のあるかたも多いんじゃあないかな。質問などあったらぜひどうぞ。わかる範囲でお答えします~。
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書き忘れ!

2009年04月29日 14時58分51秒 | ネット・パソコン
おお、おお、なんと、なんと! 私としたことが! 昨日の日記をうっかり書き忘れてしまったよ! 2002年の11月からネット上で日記を書き始めて、ブログ形式の日記を書き始めたのは2004年の12月。2002年の11月からだって、インフルエンザで書けなかったことはあったものの、うっかり書き忘れたのは、私の記憶によれば1日だけ。

うう。私としたことが。

心配してくださったかたがいらっしゃったとしたら、ごめんなさい。どこも悪くないです。体も心も元気です。

まあ言い訳めいたことを少し。昨日は小学校でとある行事があり、それに参加するため学校へ行ったのですよ。行く前に少し準備がありまして、ばたばたと準備をし、昼食を食べ、学校へ。朝のうちに日記を書けるかなと思ったら書けずじまい。

学校の行事ってね、ここにも何回も書いていますが、どっと疲れるのですよ。体はそんなに動かしていないのにね。帰ってきたのは16時50分。そのまま晩ごはんの準備をし、お風呂に入り、息子と晩ごはんを食べました。次の日(今日)がお休みなのでね、息子と晩ごはんを食べながらビールを飲んだのですよ。なんともまぁいい気持ち。

いい気持ちのまま食器を洗い、ほわーっとぼーっとしているところへ夫が帰宅。夫の晩ごはんを用意し、夫が晩ごはんを食べながらビールを飲んでいるところへ、私も一緒にビール。食器を片付けてからもう1本飲んで。そうしたら、もう眠くて眠くて、座椅子でうとうととしてしまい、あー、もう寝ようっと!

で、うっかり書き忘れです。

コメントいただいていますね。どうもありがとう。レスはまたゆっくり。
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大河ドラマ「天地人」第17回「直江兼続誕生」感想

2009年04月27日 15時37分26秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は、ドラマ「天地人」の感想です。興味のあるかたはお付き合いくださいませ。

歴史小説を読んでいたり、ドラマを観ていたりするときで、一番辛いのは、その後の結果がわかってしまっていること。武田家が滅亡するのも、本能寺の変で織田信長が死ぬのも、歴史上の事実。それは史実に沿ったドラマである限り、変わることはない。辛いですよ。このあと死ぬのがわかってしまっているのだから。

今回の放送でもう本当に観ていて辛かったのが、魚津城を任せてくれと重臣である吉江宗信が申し出たところ。それからその吉江の下で働かせてくれと、俺も魚津城へ送ってくれと安部政吉が兼続へ申し出たところ。ああ、もう、このあとどうなるかわかっているだけに、涙なしには観れませんでしたよ。タオルにぎりしめながら観ていましたよ。

この安部政吉というのは、みなさん、覚えていますか。兼続が与六という名前でまだ雲洞庵にいたころのこと。政吉は集められていた子どもたちのなかでも年長で、下の子どもたちの争いを止めたりみんなをまとめたり、なにかと言うと無口な景勝を気づかい、魚釣りにも「一緒に行きませんか」と誘っていた子です。大きくなってから、雪の夜に景勝が兼続を迎えに行ったことを「あの雪の夜のこと、我らは忘れておらん。あのことで我らは殿のお心をより近くに感じるようになったのだ」と言った人です。おお、書いてても涙が出てきてしまうよ! ああ、来週の放送、タオルが2本必要かしら。

さて、気を取り直して。今回の放送で武田家が滅亡してしまいました。本当に簡単に描かれていて、それは残念です。もっと詳しく描いてくれればいいのにと思いましたが、このドラマは上杉家観点ですから、しょうがないでしょうか。今回の放送で一番印象に残ったセリフは、そういう武田家に対して言った景勝の、

  「武田は我が盟友じゃ。ここで起たねばなんとする」

というセリフでしょう。「盟友」ですよ、「盟友」! あの武田家のことを「盟友」と呼ぶとは! もう信玄のころの力など残っていない、家臣がどんどん裏切っていき、落ちぶれていく武田家。もはや誰も助けに行かなかったそうです。援軍を向けたのは上杉家だけ。もうこれこそが上杉家!

今回は「直江兼続誕生」でしたが、兼続とお船と会ってそのことについて話すシーンはありませんでしたね。いつになったら「一緒になりましたね、よろしく」みたいな話をするのでしょうか。まだまだ先かしらね。景勝と菊姫が仲良しなシーンをやっと観れて満足だったので、次は兼続とお船のシーンが見たいです。ああ、毎週楽しみだわ。
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「戦国BASARA」観ました!

2009年04月26日 15時31分34秒 | ゲーム・アニメ
観ましたよ、観ましたよ、録画しておいたアニメ「戦国BASARA」を。いやぁ、楽しい、楽しい。こりゃあ楽しい。かおるさんがコメントで「笑える歴史ヒーローバトル」と書いておられたけど、まさにその通り! いやぁ、笑いましたよ、楽しかったです。もうね、あり得ないことばかりの連続で、武将はみんなカッコいいし、とんでもない服だったり、髪型だったり、口調もめちゃめちゃ現代口調だし、なんせ、おもしろいですよ。笑えます。

このアニメやゲームにはまる人の気持ちはよくわかるなぁ。カッコいいし、どこと手を組むか、どこに攻め込むか、誰が台頭してきているのか、そういうシナリオがいちおう存在していて、それで悩みながら決断しながら、攻めたり守ったりするわけでしょう。忍者が裏で活躍していたり、裏で手を組んでいる人がいたり。そういうのも描かれていたりするわけで、好みのキャラがいたら、もー、はまるでしょうね。

私が好きな上杉謙信は、なんだか細くて女性みたいで、私としてはいまいち。それにこの時代に武田家と手を組むわけがない。まあそんなこと言ったら、前の日記にも書きましたが、真田幸村や伊達政宗が生きて活躍しているはずもなく。そんなのをひっくるめて「笑える歴史ヒーローバトル」というわけなのでしょうね。

こういうゲームやアニメがきっかけで戦国時代に興味を持つ人がいるのはわかるし、その気持ちもよーくわかる。でも本当の歴史をぜひぜひ知っておいて欲しいですわ。なんて思うのは余計なおせっかいでしょうかね。

で、かおるさん&娘さんは、どの武将のファンなのかしら~。気になるわ~。私は結局、続けて録画予約しそうですわ。
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お店「時代屋」さん

2009年04月25日 22時29分21秒 | 日常
おとといの木曜日、地下鉄でお出かけしたと書きましたが、行った先はどこかと言うと「時代屋」さん。小さなビルの1階と2階。歴史物の本やグッズを売っているお店です。公式サイトはこちら。歴史時代書房 時代屋

このお店については以前にもこの日記に書きました。以前行ったときは休日で混んでいたし、夫と一緒に行ったので、店内を思う存分見ることはできなかったのですが、木曜日は店内はがらがらだったし、ひとりで行ったので、もう納得するまでお店にいました。

1階は本売り場。歴史小説や、歴史雑学本、歴史関係の雑誌、歴史のマンガ本などなど。それに加えて、たまたまだと思いますが、豊臣秀吉の甲冑が飾ってありました。甲冑の前には和風のベンチが置いてあり、ちょうどそれはふたり用。座ってその甲冑を見れるようになっていました。しばしひとりで甲冑の前に座り、じっと甲冑を見ましたよ。

2階はグッズ売り場と茶店。このグッズ売り場がもう本当に楽しいの! 戦国時代から幕末まで。いろいろな武将のタオルやキーホルダー、携帯ストラップ、クリアフォルダー、マグカップ、ネクタイピン、もうあれもこれも。ひとつひとつ見ていると本当に楽しい。この前は「毘」マークのバッジを買ったのですが、今回は上杉家の家紋入りストラップを買いました。

茶店で、「上杉景勝」、「直江兼続」、「上杉謙信」の名前入りビールを売っていました。思わず飲もうと思ったけど、それはまたの機会に。茶店には「署名願い」の箱が置いてありました。なんの署名活動かと思ったら、「次回の大河ドラマには長宗我部家を!」というものでした。現在の大河ドラマは直江兼続です。来年の大河ドラマは坂本龍馬です。その次に長宗我部を、というわけですね。いいじゃないの! 私もそんなドラマは観たいよ! 署名してきましたよ。

店内はがらがらでしたが、それでもお客さんがちらほらといましたよ。今よく言われている「歴ジョ」らしき女性は、私以外には2人連れの女の子だけでした。あとはいかにも昼休み中らしきサラリーマン。スーツにバッグを持ってグッズをじっと見ていました。若いサラリーマンもいれば、年配のサラリーマンも。歴史物が好きなのか、彼女だとか娘さんだとかが歴ジョなのか。

1階の本売り場、さすがに直江兼続や上杉家関係の本が多かったですが、びっくりしたのは来年の大河ドラマになる坂本龍馬関係の本が、上杉関係の本と同じぐらいの面積を占めていたこと。もともと龍馬は人気者だしね。

楽しかった~、また行こうと思います。

コメントいただいていますね。どうもありがとう。レスはまたゆっくり。
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せかされる

2009年04月24日 11時17分45秒 | 日常
そろそろゴールデンウィークですね。

なんだかね、テレビを観ていると、ゴールデンウィークには「どこかに出かけなければならない」、あるいは「なにか特別なことをしなければならない」ような気になってきます。「みなさん、どこへ行く予定ですか?」、「なにをする予定ですか?」、街行く人へインタビューしている映像が頻繁に流れます。出かけるならここがお勧め! こんなところでこんな催しがあります! ねぇねぇ、なにかしなくちゃいけないの? どこかに行かなくちゃいけないの? そんなことないよねぇ。

12月に入ると(いや11月からかしら)、もうテレビではクリスマスの映像が。こんなプレゼントはいかが? ここのケーキはいかが? ねぇねぇ、もう準備しなくちゃいけないの? もうケーキの予約をしなくちゃいけないの? そんなことないよねぇ。

クリスマスが終わればお正月、そのあとは節分、バレンタイン、ひな祭り、ホワイトデー、端午の節句、お盆、などなど。さあ、次はこれ、次はこれ、早く、早く! なんだか追い立てられているような気になるのは私だけでしょうか。それならテレビを観なければいいのでしょうけど、商店街だってデパートだって、マスコミと同じ。ショーウィンドゥや商品棚も季節の早どり。

まあね、気にしなければいいのでしょうけど、マイペースをたもてばいいのでしょうけど、せかされているような気がしてね。「出かけるのが当然」みたいに言われているような気がしてね。もっとゆったり日々を過ごしたいと思ってしまいますよ。まあ今でも充分まったりゆったりした日々を過ごしてはいるのですが。まだ足りないかしらねぇ。
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線引き

2009年04月23日 14時47分06秒 | 日常
なんだか、いろいろ書きたいことがあるのですが、草なぎ剛くんが逮捕されたとニュースで観て、ショックでねぇ。SMAPのなかでは一番好きだったし、テレビ朝日で放送している「ぷっすま」は毎週録画して観てたし。

酔っぱらっていたのでしょうね。お酒を飲むなとは言いません。私だって好きだし。でもね、人に迷惑がかかってはだめでしょう。人を悲しませてはだめでしょう。人を傷つけたらだめでしょう。

以前、日記にも書いたかもしれませんが、趣味の範囲と依存症の線引きはどこにあるのか。お酒が好き、買い物が好き、物を集めるのが好き、などなど。趣味でやっている分にはいいじゃないかと言う。それじゃあどこまでが「趣味の範囲」なのか。

それは、人も自分も傷つけないこと。人も自分も泣かせないこと。人も自分も悲しませないこと。「人」を傷つけないと同時に、「自分」も傷つけないこと。「人を傷つけない」というのはわかりやすい。でも、「自分も傷つけない」というのが、線引きでは重要。

今回の剛くん、きっと、多くの人を悲しませましたね。私も悲しいです。
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アニメ「戦国BASARA」

2009年04月22日 10時39分09秒 | ゲーム・アニメ
戦国時代の本を読み続けていて、ゲームも大好きな私。でもなぜか戦国武将の有名なゲーム「戦国BASARA」や「戦国無双」などには手を出していません。それはなぜか。複数のボタンを素早く押すのが苦手だからです。必殺技を出すためには、いろいろなボタンを同時に押したり、決まった順番に押したりしなければいけません。そういうのが私は苦手だからです。せっかく強いキャラだって、全然必殺技が出せなくて、いつもいつもただ普通に斬ってるだけ。それじゃあ勝てないです。

そういうわけで、「戦国BASARA」や「戦国無双」については知識はほとんどゼロに近いのですが、「戦国BASARA」のアニメが放送されていることを最近知りました。アニメ公式サイトはこちら。アニメ:戦国BASARA

ストーリーを見てびっくりですよ!

時は戦国。上杉謙信と武田信玄が戦った「川中島の戦い」。川中島では何度も戦いが繰り広げられていますが、一番有名なのは4回目の戦い。「啄木鳥戦法」や「車懸りの陣」といった戦術が用いられた戦いです。1561年(永禄4年)のこと。

それがですね、アニメ「戦国BASARA」では、この1561年の川中島の戦いのときに、伊達政宗や真田幸村、森蘭丸が生きている設定になっているのです! ええっ、それはないでしょう!? あり得ないよっ! ちなみに伊達政宗も真田幸村も1567年生まれです。森蘭丸は1565年生まれ。そっかぁ。「戦国BASARA」は事実に添ってないのかぁ。

ああでも、「戦国時代に生きた武将を一堂に集めたい」という気持ちはよくわかるなぁ。同じ時代に生きていなかった武将たちを一堂に集めて、いったい誰が強かったのか、誰と誰が組むのか、そんなことを考えるのは楽しいです。誰それがあと5年長生きしていれば、誰それがあそこで裏切らなければ、誰それがあと少し早くどこそこへ着いていれば。武将を一堂に同時期に集めてみたらどうなるだろう。いやぁ、楽しい。

そう言えば以前スポーツ雑誌に、1985年に優勝したときの阪神タイガースのスタメンと、2003年に優勝したときの阪神タイガースのスタメンで試合をするという、タイムトラベル小説みたいなものが出ていたことがありましたが、気分はそんなかんじでしょうか。

アニメ「戦国BASARA」、一回録画予約して観てみようかな。声優陣がですね、伊達政宗の声が、ONE PIECEのゾロ役をやっている中井和哉さんだし、他にも子安武人さんや、保志総一朗さん、森川智之さん、玄田哲章さん、大川透さん、などなど、それはそれは豪華。どなたか観ているかた、いらっしゃるかしら。
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本「火の国の城」

2009年04月21日 15時24分08秒 | 
本「火の国の城(上)」(池波正太郎著)を読んでいます。加藤清正の本、というよりは加藤清正のために働く忍びの本です。時は1605年。関ヶ原の戦いが終わって5年たった頃のお話です。

最初のほうに清正が言ったセリフに「わしのような武将(おとこ)は、もはや古めかしい、気転のきかぬ、こわれかけた古道具のようなものでのう」というものがありました。そして、「九州の大名たちは、わしと同様の古道具で……」と続きます。このとき清正は43歳、老いているわけではないまでも、当時としては若くはない。

「古道具」か。

小説なのでね、こんなセリフを本当に清正が言っていたかどうかはわかりませんが、「古道具」という単語にじんときました。関ヶ原の戦いが終わって、家康がほぼ全国を手に入れたような時代。もはや日本各地に強力な武将が散らばって、戦いに明け暮れていたような時代ではない。これからは家康のもと、いかに自分の家を存続させていくか、それを考えなければならないような時代。頭も切り替えなければならないし、時代に即した対応を求められる。そこへもってして「古道具」。

「古道具」、いいじゃないの。私はそう思いますが、当時の清正はそんなことは言っていられない。そんなわけで忍びをやとう、そういうお話です。

私も「古道具」だよなぁ。なかなか時代の波についていけないし、気転もきかないしなぁ、新しいことを自分のなかに取り入れるのは大変難しい。頭をくるくる回転させて、時代の波にひょいひょいと乗って、うまく世の中を渡っていくなんてことは、私には難しいです。でも、それでいいんじゃないかなぁ、「古道具」でいいんじゃないかなぁと思います。そしてできるなら、味わいのある古道具になりたいです。
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大河ドラマ「天地人」第16回「信玄の娘」感想

2009年04月20日 14時19分33秒 | 大河ドラマ感想
今日の日記は、ドラマ「天地人」の感想です。興味のあるかたはお付き合いくださいませ。

今回は「信玄の娘」というタイトルだけあって、各地での戦いよりは、家のなかでの心の動きについて描かれていたような気がします。上杉家はかつての宿敵武田家と手を組みますが、そこで武田家からお嫁にきたのが、信玄の娘「菊」。

菊姫、どんな気持ちでしょうね。武田家はさんざん上杉家と戦ってきて、「上杉は敵」と教えこまれていたでしょうに。敵に嫁ぐのか、そう思ったでしょうに。戦国時代の女として、武将の娘として生まれたということは、どこに嫁ぐことになるかわからないことは覚悟していたのでしょうか。嫁ぐころには、武田家はすでに織田信長との長篠の戦いに敗れたあとで、力はもう衰退の一途のころ。信玄は死ぬときに、「頼るなら上杉を頼れ」と言ったとか。菊姫も、敵に嫁ぐのもやむなしと思ったでしょうか。

上杉景勝については、菊姫と不仲であったとか、菊姫と仲良しであったとか、記録はあまり残っていないそうです。ただ菊姫が病気になったときは、景勝はさかんに祈祷を頼んだとか、危篤のときにはかけつけたという記録は残っているそうで、それなら仲良しだったのかなぁとも思います。

今回印象に残ったセリフがあとになりました。今回は、景勝の

  「わしらは、どれほど苦しくても、この越後を守らねばならぬ」

でしょう。投げ出すのはどんなに簡単か。死を決して戦って散るよりも、生きて苦しい日々を生きていくほうがどんなにつらいか。景勝は徹底して生き残ることを選びます。それはこのあとの数々の戦いも同じ。あとに続くセリフですね。景勝はだいぶ「殿」っぽくなってきましたね。今後が楽しみです。
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ゴールデンウィーク

2009年04月19日 17時29分11秒 | 日常
ゴールデンウィークが近づいてきていますね。みなさん、なにか予定はありますか?

うちは毎年5月5日に、夫のおばあちゃん(息子から見るとひいおばあちゃん)の家に親戚が集まり、みんなで清正公様のお祭りに行きます。清正公様は、以前この日記にも書きましたが、戦国時代の武将、加藤清正がまつられたお寺です。そんなわけで、5月5日までに加藤清正の本を読もうと思い、今日図書館で借りてきました。

ハリー・ポッターは、1作目から5作目までは、Wikipediaに書いてあった要約を読んですませましたが、6作目はかなり重要なネタバレが入っているせいか、Wikiの要約も非常に短い。結局のところ、6作目はざっと読み直すことにしました。今、上巻を読み直したところ。下巻を読み直してから7作目を読もうと思っています。

ゴールデンウィークは読書ウィークかしら、もしかして。それもまたいいじゃないの、と私は思っていますが、息子はどうかな。みなさんはどうですか。
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速すぎる

2009年04月18日 18時11分26秒 | 日常
この4月から、毎週日曜日の朝、「ドラゴンボール改」というアニメが始まりました。以前放送していた「ドラゴンボールZ」の画像をデジタル技術で鮮明化したもののようです。もう2回放送されましたが、それを観て気がついたことと、以前からずっと思っていることがあります。

それは「速さ」。

「ドラゴンボール」は20年以上前のアニメです。今回の「ドラゴンボール改」は画像がきれいになったとは言え、お話の進み具合は昔のまま。気がついたことというのは、お話の進むスピードが遅いということ。これはちょっと前の「機動戦士ガンダム SEED」などを観ていても感じていたこと。

昔のアニメはお話の進むのが今のアニメと比べて遅いように感じます。ずいぶん昔のアニメ「宇宙戦艦ヤマト」だって、波動砲を撃つのに、撃つだけで30分かかってしまったりしていたような気がします。撃つまでの過程や、波動砲の構造などの説明を、今思えばずいぶん丁寧にゆっくり放送していたような気がします。「ドラゴンボール改」だって、ずいぶんのんびり会話しているように感じるし、お話の進みかたが緩やか。

最近のアニメは30分のあいだに頻繁に場所が替わるし、たくさん登場人物が出てくるし、それらに関する詳しい説明もあまりなく次に進む。私は、頭がなかなか切り替わらず、追いついていくのが大変です。でも「ドラゴンボール改」は、ゆったりと観れました。テンポやスピードが昔のままだからかな。

これは最近のお笑い番組にも感じることです。お笑い芸人が画面に登場し、ちょこっとネタをやっては、すぐ次の芸人が登場する。入れ替わり立ち替わり、出てきては弾丸のようにネタを発していく。ついていけないです。そのネタがよくわからないことも多い。今のはどういう意味だったの? なんて思って考えているうちに、もう次の芸人が出てきてネタを始めている。こちらは笑う暇もなくすぐ次の芸人に。やっとネタがわかって笑えたと思ったら、その余韻もなにもなくまた次の芸人に。ふぅ、速すぎるよ。と思うのは、私の頭の回転が遅くなってきているのかなぁ。せかせかしていて落ち着けないです。そう思う人はいないかなぁ。
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なつかしの店へ

2009年04月17日 15時59分31秒 | 日常
今日はお友だちとランチ。会ったのはほぼ10年ぶり。OL時代のお友だちです。会うのは10年ぶりだけど、数えてみれば、彼女が私がいた部署に配属されたのは、19年前の4月。10年ぶりに会って、会った瞬間、やっぱり一緒に働いていたころのふたりに戻ってしまった。不思議ですね。おしゃべりは止まらず。一緒に働いていたころは、ちょうどバブルの後半。思えば、ずいぶんといい思いをさせてもらったよねぇ、高級なものを食べさせてもらったよねぇ。そんな昔話をしながら、当時会社の人たちと行って感動したなつかしのお店でランチ。同じメニューじゃあなかったけれど、ちょっぴりバブル時代を思い出しながら、やっぱりおいしいねぇ、と食べたのでした。

人と人の縁って不思議。私だって、星の数ほど会社はあるのに、たまたまあの会社に入って、彼女だってたまたまあの会社に入って、部署だってたくさんあるのに一緒のところになった。その縁が今日まで続いている。10年たって「また会おうか」という話になって、あのなつかしいお店で昼食を食べている。なんだかうれしいです。あのお店が続いているのもうれしい。昼食もおいしかったし、そのあとのデザートもおいしかったし、たくさんおしゃべりできたし。楽しかったです。またランチしようね~。
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本「ハリー・ポッターと死の秘宝」

2009年04月16日 15時45分38秒 | 
戦国時代の本に夢中になっていたせいで、ずっーっと家の隅に積んだままになっていた「ハリー・ポッターと死の秘宝」。ハリー・ポッターシリーズの第7作目、最終巻です。第6作目を読み終わったときには「早く7作目が読みたい~」なんて思っていたのに。アマゾンで買ったのですが、上下巻の2冊がビニールでパックになっていて、そのビニールさえ開けていなかったという。春休みに妹が遊びに来て「開けてもいないなんて~」とびっくり。

戦国時代の本は上下巻だったり、シリーズ物だったりが多いのでね。今週になってやっとなんとか落ち着いたので、「ハリー・ポッターと死の秘宝」を読み始めました。

ところが、ところが、全然わからない~! 妹は「時間があったら、6作目をざっと読んでから7作目を読んだほうがいいと思う」と言っていたのですが、確かに確かに。6作目と言わず、もっともっと前の3作目やら4作目から読み直したくなるほど。うーん、うーん、どうしよう。歴史小説は図書館でもうすでに加藤清正の本を予約してあるし。

そこで考えたのがネット検索。

世の中に、文学名作の要約ばかりを集めた本などが出版されていて、そういう名作をあたかも読んだ気になったり、あらすじを知っていたりすることができるという本が出ていますが、そういうのがネットにもあるはず。ハリー・ポッターの全7作も、どこかに要約が出ているはず。私は本来はあまりそういう要約ばかりを集めた本は好きではありません。だって、長い長い原作をきちんと読んでこそ得られる感動というものがあるはずだから。ほんの少しの要約で作者が読者に伝えたいことが、伝わるはずもない。読んだ気になるだけ、知った気になるだけ。

でももう今回ばかりはしょうがない。そんなこと言っていられない。ネットの要約に頼らせてもらうわ。ハリー・ポッター6作をこれから読み返すことと、新しく歴史小説を読み進むことと、どっちを取るかという選択。うー、ごめん、今の私は歴史小説を読み進むことを選ぶよ。それに私はハリー6作はすでに一回読んでいるのだからね。「知った気」になりたいわけじゃあないんだもの。ああ、なんという言いわけ。

そんなこんなで、ネットに出ているハリーの要約を6作まで読んでから、7作目のの上巻を読みたいと思います。ちなみに要約は、なんのことはない「Wikipedia」が一番手ごろなかんじでした。

いやー、それにしても。自分の記憶力に自信がなくなる今日このごろ。いや、しかし、戦国武将については記憶しているわけだから、自分の記憶力の「容量」は同じなのかな? ひとつ入ればひとつ出ていくのかしら。まあこういうことで悩んでいる私はカワイイということで、ね。
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なにかをやらなかったことで

2009年04月15日 15時27分30秒 | 日常
昨日は息子の小学校の保護者会でした。いつもいつも保護者会に出席したあとのブログはあまり良いことを書いていませんでしたが、今日書くのは良かったこと。

クラスの保護者会が始まる前に、4、5、6年生、3学年全体の保護者会がありました。そこで生活指導の先生が短いお話をしてくれました。

全国の小学校で、運動会のリレーの選手に選ばれるのを嫌がる子が続出しているそうです。高学年になればなるほど。その理由は「朝練があるから。放課後練習しなくちゃいけないから。塾があるから放課後練習なんか出られないし、睡眠時間が少ないんだから朝練なんか出てられない」というもの。そして、親も「うちの子を選ばないでください」と言うそうですよ。理由は同じ。塾があるから、忙しいんだから、練習に出れないから。

生活指導の先生は言いました。「なにかをやらなかったことによって得ることのできる成果など、どれほどのものか」と。

おお、おおー、パチパチ! そうだよ、そうだよ! そのとおりだよ! 久々に現場の先生から良いことばを聞きました。スッキリした! この混沌とする現代の世の中、そういうふうに考えている先生が小学校の現場にいると思うと、まだまだ日本の教育も捨てたもんじゃあないと思いました。ほっとしました。

そうだよ、そうやってリレーの選手を断わって、毎日塾に行って、有名中学に入って、それでいいの? リレーの選手に選ばれて、朝早く起きてみんなと一緒に練習して、放課後も黙々とグランドを走って、おなかぺこぺこになって、疲れて、牛乳たくさん飲んで、お風呂に入って汗や泥を落として、バタンキューで寝て。そんな生活をしたほうが、どんなにその子のためになるか。私はそう思うのですが、そう思わない親たちも世の中にはたくさんいるのも事実。

なんだか昨日はうれしかったなぁ。ちなみに息子はその生活指導の先生のことは大好きなんですよ。いつも授業を脱線しておもしろい話をしてくれるからですってさ。よくわかるわ。
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