あぁ、生きた証

日記、献血放浪記、気がついたり考えたりしたこと、地元清水エスパルスについて書いてます。

日本、ブラジルに0-4と完敗 ネイマールが2得点

2012-10-16 | サッカー日本代表
「 サッカー日本代表は現地時間16日、国際親善試合のブラジル戦に臨み、0-4と完敗を喫した。
日本のスターティングメンバーには、香川真司、長友佑都らが名を連ねた。
負傷のためフランス戦は出場を回避した本田圭佑も先発に復帰した。

 序盤は王国ブラジルに対して、互角の戦いを演じる日本。しかし、10分過ぎからブラジルがペースを握り始めると、
12分にミドルレンジからパウリーニョにトゥーキックでシュートを決められ、先制点を奪われる。
その後もブラジルの猛攻にあうと26分、ペナルティーエリアで今野がハンドを取られ、PKを献上。
そのPKをネイマールに落ち着いて決められ、0-2に。
その後もブラジルに攻め込まれる危ない展開が続くも、スコアは動かず、日本は2点のビハインドで前半を終えた。

 後半に入ると日本は、内田に代えて酒井宏、中村に代えて乾を投入する。
しかし、悪い流れを断ち切れず、後半3分に右コーナーキックからのボールを受けたネイマールが左足シュートを放つと、
ボールが吉田に当たり3点目。その後もカカに駄目押しとなる4点目を奪われ、万事休す。
日本は0-4でブラジルに完敗。通算成績も0勝2分け7敗とし、ブラジルから初勝利を挙げることはまたしてもできなかった。」
                                     (「スポーツナビ」より引用)







「攻めよう」とした分、失点を食らったかなって感じだろうか?


フランスに勝った事で、フランス戦で悪かった部分を修正し、フランスより格上のブラジルに自分たちを
試そうとした日本代表。


その心意気は間違ってないし、折角の機会、むしろスコアを問わず果敢にチャレンジすべきだと思った。


世界水準で判断した場合、日本代表は守るも攻めるも人数をかけなければ立ちいかないところがまだまだある。
そんな中、攻めに出れば、当然後ろはその分スペースも出来、そこを縦横無尽にブラジルの選手が動き回れば
ほつれが出るのは時間の問題。

1点目。まだ川島も構えきってないところで、パウリーニョの意外性のあるミドルシュートで先制。
2点目。今野のハンドらしいが、この判定はどうだろう。PKをキッチリ決められ、0-2。

前半を終え、失点は事故っぽい印象が強かった。
(ポストに助けられたり、決定的な場面で蹴り損ないなど相手のミスにも救われたが・・・)

後半に入り、3点目。
ネイマールのシュートが、パチンコの様に跳ね返りコースが変わって、川島の逆をつく様な感じでゴール。

正直、ここまでの失点は崩されているって感じでもなく、ブラジルの積極的なシュートが、結果として良い方向に
結びついている感じだった。

しかし、あからさまにここら辺から、疲労からなのか日本代表の各選手の集中力が切れ始めた。


細かく足下に繋ぐ事ばかりが目立ち、効果的な大きなパスとか、早い展開などはなりを潜め、
何かの呪縛にでもあっているかのような感じで単調なものだった。


こうなると余裕のあるブラジルのやりたい放題となり、圧倒的な個人技の差は日本選手にボディーブローの様に効いてきて
スタミナをどんどん奪い、戦う気力を削ぎ落としていく感じだった。


ブラジル代表は、ゴールからの逆算が非常に明確で、この差が日本代表と決定的な違いだったと思う。
(根本的な考え方としてもっているモノと言うべきなのだろうか?)
つまり、勝つ為には点を獲り、失点しないことであり、点を獲るにはシュートを打ち、失点しない為には
自分たちのボール回しの時間を多くし、相手にシュートを打たせない。

やっていることは実にシンプルである。
日本代表は何かそこらへん変に難しくしている。(パス回しにこだわってる?)
ひとつはやはりブラジルというネームバリューに、そして、スター選手のネームバリューに臆している様に見えた。
(ただあのキープ力とかを見せつけられたら、自然とジリジリ引いていったしまうわな。)



後半巻き返すかと期待したが見所は非常に少なく、特にいいところなく試合終了。
相手のミスや審判の誤審(?)がなければ、8~9点くらい獲られていても
不思議ではない試合だった。


そして、数少なかったが、オフサイドも含め香川はハズしまくっていた。
本田は積極的にシュートを打ったシーンもあったが力ないものが目立った。
やはり格上のチームとやる以上、チャンスはそう訪れない。少ないチャンスをいかにモノにするのか非常に重要だ。
(素人ごときに言われなくても重々承知しているだろうけど)


今日の敗戦は、ブラジル代表に対して、今の日本代表がどこまでやれるのかを測る試合でもあり、大敗した事で
否定的な感じにもなるが、そうばかりでもない。前半もう少しでと十分手応えを感じる場面はあった。

しかし、これらを今後どのようにして糧にしてくのか、どう活かしていくのかは非常に難しいと思う。
最終予選を戦うアジアの中で一応日本はチャンピオンで、圧倒的にやられる事がないからだ。
オーストラリアや韓国にしてもつばぜり合いのレベル同士。

強豪国との対戦を求め、海外へ遠征に行くしかないのかな?

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