リコーのミラーレスコンパクトはオリジナルマウント?

 9月7日にリコーからKマウント仕様のカメラが登場か?と云う記事を書いた。更につい一週間前、10月20日にリコーが11月21日にKマウントのミラーレスAPS-C機を発表と云う記事を書いた。各社から続々とAPS-Cサイズのイメージセンサーを持つミラーレスカメラが登場しそうな中で、真っ先にリコーから登場する気配が濃厚だったAPS-Cミラーレスのキーワードは「Kマウント」だったはずである。

 ところが、26日付けの4/3(Four Thirds)rumorsによれば、近々リコーから登場するAPS-Cミラーレス機はこんなスペックだと云うから郷秋<Gauche>はびっくり驚いた。

Announcement around November 10-12 and in store on December.
 これまで云われていた発表日、11月21よりも10日早く発表される。ただし発売は12月。ボーナス商戦に向けての投入と云うことだな。

Very similar in design and size to the Ricoh Caplio GX200.
 デザインだけではなくサイズもGX200に似ていると云うが、イメージセンサーが大きくなればイメージサークルも大きくなり、レンズもレンズマウントも当然大きくなるから結果的にGX200よりも大きくならざるを得ないだろう。

They will have their own mount…Not the rumored Pentax K-mount!
 これが最大の問題だ。噂されていたKマウントではなくリコー独自のマウントだ! オリジナルマウントだと沢山あるKマウントレンズが使えないじゃないかと思う向きもおありかもしれないが、ミラーレスだからフランジバックが短くどのみちアダプタが必要になる。社外品も含め各種マウントアダプタが出るから心配はいらない。

It will use the new Epson EVF!
 これはつまり郷秋<Gauche>が10月17日に書いたエプソンが量産を開始したSVGA規格のEVFのことだろう。ただしこのEVFユニットは横800ドット×縦600ドットで、APS-Cセンサーのアスペクト比では上下が余ることになる。余った部分を情報表示域として使う?

 しかしだ、APS-Cセンサーのリコーミラーレス機が4/3(Four Thirds)rumorsに掲載されるのか不思議と云えば不思議だが理由は簡単。

Ricoh will become the first MicroFourThirds competitor.
 考えるまでもなく簡単な話だ。発売以来好調を維持していたオリンパスとパナソニックだが、GR Digitalのリコーから同カテゴリ、しかもより大きなイメージセンサーを持ったカメラが登場となれば少なからぬ影響が出ることが確実だろうな。


 と云うわけで今日の一枚は、二週間後に発表されると云うリコーのAPS-Cミラーレス機が似ているというGX200(何の工夫もないはベタな写真をお許しいただきたい)。一回りまでなら大きくなっても許せるかな。GX200の最大のチャームポイントはバリアドームが開くようなレンズキャップだけれど、レンズ交換式だとこのキャップはなくなっちゃうんだろうな。残念。
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