ChatGPTにエッセイを書いてもらった

 ひと月ほど前にChatGPTで遊んでみた話を書きましたが(こちら参照)、今日もまたChatGPTに遊んでもらいました。今日は前回よりも難度が高そうな「エッセイ」を書かせたらどうなるのだろうと思って試してみました。

以下、【 】内に、GPTへの課題、GPTが書いたもの、それを私がリライトしたもの、遊んでみての感想とその詳細が書かれておりますので、興味と時間がおありの方はぜひ読んでみてください。

【ChatGPTへの問いかけ・課題】
 今日はまだ5月だと言うのに30度を越す真夏日となりましたが、そんな中、恩田の森の散策に出かけました。涼しい風が吹く木陰で鳥の歌を聞く時間にはとても癒されました。ホオノキの花がまだ咲いていました。ザクロの毒々しほどに赤い花が咲いていました。麦の穂が色づき始めた初夏の一日でした。そんな散策の様子をエッセイにまとめてください。

【問いかけに応じてChatGPTが書いたエッセイ】

今日はまだ5月だというのに、30度を越す真夏日となりました。暑い陽射しの下、私は恩田の森に散策に出かけました。

森の入り口には、まだ小さな葉っぱがついた新緑が目に飛び込んできました。緑の葉っぱが眩しく、その色合いに私は心を奪われました。涼しい風が吹く木陰に入ると、その風が心地よく感じられました。鳥の歌声が聞こえるようになり、その音色に癒やされました。

森の中を進んでいくと、ホオノキの花が目に飛び込んできました。その白い花が輝いていて、その美しさに息を呑みました。また、ザクロの毒々しほどに赤い花が咲いていました。その赤い花がとても鮮やかで、私はその美しさに魅了されました。

麦の穂が色づき始めた初夏の日差しの下、私は散策を楽しみました。森の中を歩くことで、日々の喧騒から解放され、心が癒やされたように感じました。森の中にいると、自然と一体になれるような気がして、とても気持ちがいいものでした。

このような自然の中にいる時間は、私にとってとても大切なものです。心が落ち着き、ストレスから解放されることで、生活に前向きに取り組めるようになります。私は今回の散策を通して、自然との触れ合いの大切さを改めて感じることができました。

【ChatGPTが書いたエッセイを郷秋<Gauche>がリライトしてみた】
 まだ五月だと云うのに横浜地方も30度を越す真夏日となったが、今日は十日振りに恩田の森を歩いてきた。気温は上がっても新緑の中を渡って来た風が吹く木陰はまさに初夏の爽やかさ。何と云う鳥なのかわからないのが残念だが、鳥たちの美しい歌声を聞きながら気ままに森を歩くのはまさに至福のひと時である。

 春の野の花はあらかた終わっていたが、森への道すがら民家の庭先のカルミヤやエゴノキ、みかんの花を楽しむことができた。石榴も毒々しいほどの赤い花を枝いっぱいに咲かせていた。この花はどうも日本の初夏には不似合いな気がして仕方がなかったのだが、西南アジアや中東が原産地だと知るに及んで違和感が氷解したのはいつのことであったかしらん。

 森の緑はすっかり濃くなり、森間の小さな麦畑ではその穂が色づき始めておりいよいよ「麦秋」が近いことを感じさせてくれた。麦秋、麦にとっては初夏が稔りの時、刈り取りの時となるわけだが、それは梅雨の時期でもありコンバインで刈り取るようになった今でも梅雨晴れ間を見つける難しさは昔と変わらないだろうから、農家の苦労は推して知るべしである。

 都県境の尾根道近くでは朴の木がまだ大きな花を咲かせ辺りに甘い香りを漂わせていた。朴の花の最初の一輪を見たのはもうひと月ほども前のことであったか。染井吉野のように、号令係がいるかのように一斉に咲かせる散らす花があるかと思えば、朴のように誰にも同調せず、誰にも忖度もせず自由気ままに咲きたい時に花を咲かせる木もあるのだ。まぁ、それこそが自然だと云う気がして仕方がないのだが。

 仕事を離れて一年を過ぎた私には、もはや大きなストレスはない。それでも森に身を置くと、——それが都会の住宅地の隅に残されたほんの小さな森であったとしても、明らかに心拍数が下がり、心は一層穏やかになるような気がする。そんな森が身近なところにある幸せを、そして朴の木の花のように同調圧力にも忖度にも無縁な生活を与えられている幸せをあらためて感じることができた今日の森歩きであった。

【Chat GPTに随筆を書かせてみての感想】
 与えた課題の三倍ほどの分量のエッセイか出来上がりました。一応、起承転結らしい形が整い、「結」の部分にはそれなりの「私の意見・考え」風なものも書かれておりますので、高校生のエッセイの宿題であれば68点くらいは取れるかも知れないレベルと云って良いでしょうか。

 でもやっぱりと云うのか当然だと云うのか、最初に与えたキーワード以上のものは出てこない訳ですね。でも、4月にも書いたような気もしますが「たたき台」として使う分には十分なものができているようには思います。Googleでの検索や外国語への翻訳もそうですが、その癖を知ったうえで上手に課題を提示すればもう少し良いものができてくるような気はしますが、そんな面倒なことをするくらいなら一から自分で書いた方が良いとも云えますね。と、云うのが本日の結論。

 と云うわけで今日の一枚は、「転」の部分で登場してもらった朴の木の花です。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは5月17日に撮影した写真を6点掲載しております。初夏の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/f6b18c299223093f6d1c99c10100e7ef

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