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(部員メモ)夫婦喧嘩が起こらない方法を論理的に身に付けた講座

2014-04-17 | プロフィール

いやぁ、しかし夫婦関係はいろいろと難しいものですね。。 私事ですが、結婚して15年。


ずっと一つ屋根の下で暮らしながら、夫婦喧嘩はなぜ起きてしまうのでしょうか?

対立しない秘訣は果たしてあるのでしょうか?

喧嘩になりそうな時に感情的にならずに回避する術はないのでしょうか。。

 

 

放送部(仮)の青木です。

 

お恥ずかしい話題からのスタートですみません。年に何回かそう思うタイミングがあるんです。。

 

しかし、今のワタクシ、冒頭のモヤモヤした悩みの解決に向けて、今までなかった新しいフレームワークを身につけました。
その後は対立もなく、むしろ対立を避けるための普段からの努力を前向きに仕掛けられるようになりました。

 

あるMOOC講座の撮影に立ち会ってからです。

 


さて、その講座タイトルは、『国際安全保証論』です。

 

 

gaccoで受講受付中の、6月開講予定の早稲田大学 栗崎周平先生の講座ですが、ワタクシ、こちらも「役得」で一足先に講座を受けさせていただきました。

 

いやはや、この講座も、「良質なオトナの知的エンタテインメント」です。

 

以降、私自身のこの講座を受けて、何に気づいたかをご紹介します。

 

 

* * * * *


『国際安全保証論』。 

タイトルからしてなんだか難しそうですね。私も撮影当日、カメラがまわり、講義が始まるまでそう思っていました。


『国際安全保証論』の副題は、「戦争と平和のパズルを分析的に読み解く」とあります。



『国家間の』対立や紛争がなぜ起こるのか、それらを起こさない、抑止する方法はいかなるものがあるのか、戦争に踏み込まず、交渉で解決する方法はあるのか、交渉解決するときの妥結点はどのように考えればいいのか、その【パズル(謎)】を科学的に考察していこうというものです。


 

う~ん、難しそうですね。。


では、

 

『国家間の』を、『夫婦間の』に置き換えてみましょう

(あわせて戦争・紛争を喧嘩に置き換えました)



『夫婦間の』対立や喧嘩がなぜ起こるのか、それらを起こさない、抑止する方法はいかなるものがあるのか、喧嘩に踏み込まず、交渉で解決する方法はあるのか、交渉解決するときの妥結点はどのように考えればいいのか、その【パズル(謎)】を科学的に考察していこうというものです。


*独身の方であれば、例えば、『恋人との』『友人との』などに読み替えていてください。
企業にお勤めの方であれば、例えば、『ライバル企業との』『部署間の』『上司と部下の』『同期連中との』『カスタマーサポート部門とクレーマーの』などに読み替えていただけると、少し身近に感じていただけると思います。

 


夫婦間の対立は、生まれ育ち、重ねてきた経験が違うことから来る、【思想】や【価値観】、【信念】、【行動様式】の違いがそもそもあります。

そこにさまざまな【問題】が起きてくる。

 

【経済問題】 「給料が下がった問題」 「消費税があがった問題」
       「あなたばっかりお金使って!問題」


【資源問題】 「狭い家なんだから、そんなガラクタ捨てちゃってよ! 問題」
       「たまの休日にあなたはゴルフに行くわけ!? 時間資源問題」


【食料問題】 「たまには美味しいもの食べさせてよ!問題」


【教育問題】 「子どもは公立でいくか私立でいくかという進路問題」


【コミュニケーション問題】 「夕飯いらないなんて聞いていなかったわ!問題」


【忘れてた問題】  「今日は大事な記念日だったのに…問題」
          「帰りに牛乳買ってきてっていったじゃない!問題」


【スマホピコピコ問題】 「大事な話してるのよ!あなた人の話聞いてるの!?問題」

          
既婚の方であれば、ちょっと身近に感じていただけたでしょうか。


この世の中に暮らしている限り、生きている限り、外的・内的ともに、環境変化・要因変化は避けられません。問題は山積みです。

火種はもうあらゆるところにあります。些細なことから大きなことまで。

 

 


私がこの講座で学ばせていただいた、回避する手段、解決の手段をあげてみましょう。


・そもそも、喧嘩(戦争)するのではなく、気回し・根回し(外交)を選好する


・「交渉の妥結点」を客観的に、相手の立場で見出す


・喧嘩(戦争)することでの、マイナス(コスト・手間)を客観的に捕らえておく

  


・情報の取扱いに気をつける(「隠匿」や「偽り」)


・感情的にならず、「現状維持」「威嚇」「譲歩」「抵抗」「撤回」「武力行使」等の選択肢があることを捕らえておく

  


・約束する、脅す、の2つの「コミットメント」があることを知る


・「先制攻撃」と、「予防戦争」があることを知る


・「争点を分割」して考える


・喧嘩(戦争)は「政治の失敗」と心得る (普段からの政治が重要)


・合意可能な妥結点を客観的に捉える

  


・「同盟」の意義を知る(子ども巻き込み同盟や、子ども中立同盟、実家巻き込み同盟)


etc.


 

だんだんと、夫婦バランスの話しから、講座そのものの話題になっていますが、、この講座を受けてみて気づいたことは、大きくは2つです。


1.
人間は意思をもっている以上、対立する可能性があるということ。

それは国家間はもちろん、企業間も、企業内も、家庭内も、友人同士も。
これはある種、仕方のないこと。

そして、感情論だけでは解決できないものである。

 

2.
しかし、問題が起きても、起きそうであっても、

客観的に状況を推し測る視点、回避する方法を知っていれば、

無駄なコストはかけず、合理的な判断ができる。

  

栗崎先生がプロモーションビデオで、「戦争は、政治の失敗である」といおっしゃっていますが、

  

この講座を受けて、つまり、それは、

自分と他人との「穏やかな状態を作る・維持するためには、日頃からの自らの振る舞いに起因するのだ」、という気づき(再確認)となり、腹落ちしたのです。

 

と、、講座をまだご覧になっていない皆様には、「何のこっちゃ?」状態かもしれませんけども、そういう帰結がありました。私の場合。

 

* * * * *

 

個人的に、今、とても興味があるのは、「ラテラル・シンキング(水平思考)」というキーワードです。 

 

簡単にいうと、「問題解決のために既成の理論や概念にとらわれずアイデアを生み出す方法」です。

(Wikipedia参考: https://ja.wikipedia.org/wiki/水平思考/ )

 

ラテラル・シンキングを身に付けるには、自分のいるフィールドではない、

「異分野を知る・体験する」という行為が欠かせないと思っているのですが、gaccoの講座は、

その主題が学べるだけではなく、水平思考(ラテラル・シンキング)を学ぶ、磨くには最高の教材だと、つくづく思っています。



もちろん、この『国際安全保証論』ですが、

国際政治・軍事情勢そのものに興味がある人には「ド・ストライク」であることは言うまでもありません

キューバ危機、フォークランド紛争、イラク戦争・・・ 特に40代以降の方には、「あぁ、中学生の頃、ニュースで見ていたあの紛争はそういう意味だったのか!」と、当時の自分を思い出しながら受講するのは楽しいと思います。

 

しかし、仮に国際情勢に興味が薄かったとしても、

ビジネスパーソンであれば、特に、経営者・事業企画や事業戦略従事者・マーケティング従事者・広報宣伝等の従事者には何かしらの気づきがあります。

  

  

きっと。好奇心のある方には。

以前のエントリーで、ビジネススクールより役に立ちそう、と書いたのはそういう気持ちからでした)


そういえば、この『国際安全保証論』は、他の現在、受講登録受付中の講座に比べて、女性の受講者比率がグンと高いのが特長です。

何故なのか? 栗崎先生に撮影後日、この事をお伝えしたら、「あぁ、なんとなく想像つきますね」とのお返事。

なんなんだ!?  この「パズル」はまだ解けていません。 

 

ぜひお楽しみにご受講ください。

 

 

■『国際安全保障』(6月16日開講)無料受講受付中!
https://lms.gacco.org/courses/gacco/ga003/2014_06/about


■「異分野を知る・体験する」第一歩は、1分で完了する会員登録から
https://lms.gacco.org/register

 


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