クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

九州ブルトレ最期の日に(その4)

2009-03-25 23:03:40 | 山陽本線
117系の旅も6分で終わり、17時8分に長府駅に到着しました。



付近に古い町並みがあるということで、国鉄後期標準型の駅舎を有しており、みどりの窓口と駅そば屋も併設されています。悪天候もあって、1/20秒という厳しい条件での撮影を強いられました。



駅前の道路を真っ直ぐ行くと国道2号と交差し、下関競艇の大きな建物が見えます。埴生といい、長府といい、ギャンブル地帯ですね。周辺には飲食店が多く立ち並んでますが、入店すると本日の駅巡りが終わるので、ここは我慢です。尚、下関方にはブリジストンなどの大きな工場が点在します。ここでようやく雨が上がりました。



最後に駅構内です。もともと2面4線の構内を有していましたが、下り副本線(2番のりば)と上り副本線(4番のりば)が其々断ち切られており、実質2面2線です。2,3番のりばの島から4番のりばに向かう跨線橋は閉鎖されています。


撮影条件が厳しくなりましたが、17時33分発の3565M(117系C104編成)にて次なる下車駅へ。時間帯が時間帯だけに、大分混雑してきました。



17時43分に幡生駅に到着です。山陰本線との合流駅ということで2面4線の構内+中線1本を有しており、山陽本線の列車は1,4番乗り場から発着します。



日が落ちないうちに駅舎撮影。1/10秒という極めて厳しい条件でしたが、ちゃんとモノになりました。木造駅舎が現役で、キオスクも併設されています。窓口営業時間は7:05~20:00です。山陰本線の強風の影響もあって、18時過ぎまでこの軽自動車が居座ってました。


 
付近には下関車両センターがあります。また、時間帯が時間帯だけにスーツ姿のサラリーマンと多数すれ違います。


辺りはすっかり暗くなり、ダイヤ改正の準備が進む待合室で待機し、18時15分発の3657M(105系U05編成+101編成)に乗車。18時20分に「はやぶさ&富士」関連で賑わい始めた下関に到着し、255Mに乗り継いで九州に渡ります。しかし、東郷~赤間間の人身事故の影響により鹿児島線のダイヤが乱れており、充当編成となる415系F119編成は18時38分にやっと入線し、3分遅れで九州に渡れました。



18時47分に門司駅に到着。5、6番乗り場には多数の「同業者」や報道陣が待ち構えておりますが、「はやぶさ」のみならず「富士」も来ません。


チェックインの時間もあるので、19時18分発の629H(817系V107編成)にて小倉へ。しかし、小倉駅手前の場内信号で5分も止められます。その間、無情にも寝台特急はやぶさ号が通過していきました。


19時28分にようやく小倉駅に到着。上等かしわめしを買い改札を出ようとした途端、電光掲示板に「寝台特急富士」の表示を見つけました。これはもう、行くしかありません。



ほどなくして「富士」が入線。これが正真正銘、最後の東京行きです。



機関車付近のこの通り。最終日にスッキリ納めるのは土台無理です。ヘッドライトの光線で幻想的な姿に仕上がっています。門司までの牽引機はED76 94。


 
最後尾はご覧の通り。当然ながら、老若男女を問わず、で納める者は数あまた。



乗客が持ち込んだ張り紙。「富士」が優等列車の愛称に再び使われることはあるのでしょうか。


上り「富士」の最終便をとことん味わった後、ようやく初日の行路を終えました。改札を出て東横イン小倉駅南口に向かっているさなか、ED76の汽笛が聞こえ、「富士」は門司へと向かいました。


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