透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

2017-11-18 20:21:39 | 日記

雪のち晴れ。最低気温-2.0℃、最高気温9.5℃。

朝方は路面が雪で真っ白になっていました。日中日が差して、解け始めたのですが・・。

午後から出かけた野幌森林公園ふれあいコースには解けきれなかった雪が道の端に残っていました。

いよいよ、雪とのお付き合いが始まりました。玄関に長靴が登場し、下駄箱には冬靴が鎮座しています。

 雪つながりで、「雪」という題名のまど・みちおさんの詩をアップすることにしました。亡くなった私の父を思い出しながら・・・。


 

「雪」 まど・みちお 

何かを思い出そうとしていて

ああ あの時雪がふっていたと気がつく

何かの発端

何かの最中

何かの結末

を雪はいつもさりげなく

後(うしろ)から抱きかかえていてくれるのか

子が そのやさしさに気づいた時には

もう生きてはいない父のように

 


 

 

コメント
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