DR.BRAIN~脳から読み説く~You are what you ate~自然流健康ダイエット教室~since1979

・ダイエットとは「生き方を改める」こと
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ダイエットの目的は、「生き方」を変えることです。

2012年10月24日 | 食育とダイエット
[脳・食・健康・DIET] 講座(No.318) 


dietの原語は、ギリシャ語の「dieta」(生き方)です。

Dieを辞書でひくと、
「食事療法」の他に「国会議事堂」「議会」とあります。
国会、議会は国民の「生き方」を決めるところです。

ですから、ダイエットの真の目的は
今までの「生き方」を変えて「健康になる」ことです。

単に体重を下げることであってはなりません。
なぜなら、「肥満している」
「メタボになっている」の状態は、
まさに、「脳と体の不健康の証し」であるからであり、
不健康な生き方をしていたからです。

本物のダイエットの手法の原則は、
脳と体を健康にすることでなければなりません。

脳と体の健康のためには、ダイエット中の食生活は、
下記の条件が満たされていなければなりません。

(1)普通の食物を食べること~三食主義。

(2)「食の安全」対策を実践すること。

(3)脳が必要とする熱源と栄養素を確実に供給すること。

(4)六大栄養素の質と量のバランスを考えて摂取すること。

(5)抗酸化物質を積極的な摂取すること。

上記の条件が満たされた方法であれば、
健康減量の実現とともに自然治癒力を高めることができます。

脳の健康を無視し、
首から下の体の体重を減らす手法や方法は、
脳と体の健康を害しますので、
絶対に行ってはいけません。
特に食生活が極端に変化するきっかけになっているのが、
ダイエットを始めたときです。

今、世の中に氾濫しているダイエット法、
例えば、バナナなど単品食品を使う方法、
ダイエット食品類などの加工食品を使う方法、
炭水化物(糖質)の摂取制限をする方法、
その他、多種の方法の情報で溢れています。

その数は200種以上あると思われます。
同じ人体内の余剰脂肪を減らす方法が、
200種以上もあることが不思議でなりません。

そのほとんどの方法は、
首から下の「体」の体重を減らす方法であり、
首から上の「脳」の存在を無視した方法です。

この結果、体重は一時的に減っても、
事後に激しいリバンド現象が生じ、
脳と体の健康を損なう結果を招いています。
若い女性に多発している
拒食症・過食症の「心の病」の誘因になっています。

肥満は「結果」であり、「原因」ではありません。
指摘した方法は、「結果の体重を減らす方法」であり、
肥満の「原因」を改善する方法ではありません。
ですから、事後にリバンドするのは
脳が不健康な状態を回復させるために
生じさせる必然的な現象です。

肥満の原因は、「食べた物」です。
この食の歪みが肥満や健康障害の根本的な原因です。
ですから、食の歪みを改善することが本物のダイエット法です。

You are what you ate.

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