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モンサント社の社員食堂では組み換え作物は使用禁止

2014年05月28日 | ダイエット中の食の安全対策
[脳・健康・食・DIET] 講座(No.396) 



GM種子を開発している
モンサント社の社員食堂では、
GM種子の作物・食品の使用を
禁止しているという。
この事実は、
イギリスの権威ある新聞の
「インディペンデント」が
Ⅰ998年にすでに報じており、
今や世界中に知れ渡っています。
(http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1108.html)


一方、アメリカの政府機関の
FDA(アメリカ食品医薬品局)の
元コーディネーターの
ジェームス・マリアンスキー博士は、
GM作物のアミノ酸の摂取によって
引き起こされた可能性のある
障害について、
インタビューに次のように答えています。


「37人が死亡、
1000人以上に障害が出たことも記憶に?」の質問に
「もちろん」と答えています。
さらに「遺伝子操作が引き起こした可能性がある、
と言いましたね。」の問いに
「はい」と答えています。


健康障害が発生しても
確定的な判断ができないのは、
アメリカではGM作物・食品の表示義務がなく、
従来の作物・食品と区別ができないからです。

(詳しい内容は「アグリビジネスの巨人」
~モンサント(ロックフェラー)の世界戦略」
http://www.asyura2.com/08/health14/msg/153.html)

危険性のあるGM作物を摂食している国民、
そして次世代以降の国民の生命と健康に
悪影響を与える可能性があることが、
それらの事実から容易に推測できます。


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モンサント社の主張~世界の食糧対策の放棄

2014年05月21日 | 自然治癒力
[脳・健康・食・DIET] 講座(No.395)


GM作物の栽培を推進することの
メリットが過去に主張されていました。
モンサント社の主張の要約は次の通りです。


「21世紀半ば、世界の総人口は
100億人の時代となります。
食糧不足や地球環境の破壊が、
深刻になることが予想されています。
遺伝子組換えの技術は今後の食糧問題や
地球環境問題などを解決するために期待されています。
遺伝子組み換え作物は、除草剤や害虫に強いことで
農薬をまく回数を減らし、農作業の負担を軽くし、
生産コストを下げることを狙いとしています。」


ところが、GM種子の発祥の地のアメリカでは、
GM作物について揺れ動いています。


種子開発会社のモンサント社は、
ロックフェラー財団傘下の
多国籍バイオ化学メーカーで、
日本のほか45カ国に進出しています。
同社はベトナム戦争で使われ
多くの犠牲者を出した枯葉剤のほか
PCB(ポリ塩化ビフェニル)、
牛成長ホルモン、ランドアップ(除草剤)を
製造しています。
それらの製品は、
人体や環境への悪影響があるものばかりです。
世界一のブラック企業といわれています。
第二位は、東電です。


同社のCEO(最高責任者)が財政難の責任をとり辞任。
後任のCEOはすでに「世界を救う使命」という
スローガンを降ろしています。

新CEOは、
「短期的には、大半の作物が栽培されている
アメリカ大陸が、弊社の最大の対象になるだろう」
と発言しています。
(「食の終息」より引用)。
将来の世界の食糧難対策だとの公言を
取り消したのです。

放棄の理由は、アフリカや南アジアの地に適した
GM種子の開発には膨大な費用が必要で
採算が取れないとの理由からだという。

このような状況下でモンサント社など
多国籍企業とアメリカ政府は、
自由貿易をたてに、輸入に強硬に反対している
EUのフランスなどに圧力をかけることになるでしょう。

すでに韓国はアメリカとの
FTA(二国間自由貿易協定)の事前条件で
「アメリカで科学的安全性が認められた
GM食品は無条件で受け入れる」
ことを認めさせられています。
全面降伏です。


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遺伝子組み換え種子開発会社~モンサント社の主張の変化

2014年05月14日 | ダイエット中の食の安全対策
[脳・健康・食・DIET] 講座(No.394)

 
GM作物は収穫量が多いといわれていましたが、
従来型農業による収穫量と
それほど変わらないことが判明しています。
価額も安くなっていません。
そのために種子会社のモンサント社は、
「農民の労力と費用が省けることがメリットだ」
との主張に変わっています。

アメリカの食産業の状況は、
GM技術の神話の崩壊とともに、
オーガニック運動も含めて
今大きな転換期を迎えています。

一方で農薬を使わない
有機農法が盛んになっており、
アメリカの消費者はGM食品よりも
価額の高い有機食品に対価を進んで
払う傾向が進行しています。

同様な消費傾向として、
後記の「CSA(地域支援型農業)の拡大など
その動向を注視する価値があります。

地球上の地域によって
食文化が異なることは必然です。
人間は雑食性であるからこそ、
地球上のあらゆる地域で生きていけるのです。
食のアイデンティティは、
民族、食の歴史、文化、風土、気候
などによって培われています。

それらを放棄するようなGM作物による
「食のグローバル化」は、
世界各国の民族の食に対する冒涜と考えます。

各国は自国民の生命と健康を守るためにも、
各国の風土によって栽培される
「自給率100%」を目指す政策が必要です。
国民の食糧が自国で賄えることが、
真の独立国としての最低の条件です。
国民はその政策を後押しする
意識と消費行動が求められています。


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自然界の反逆~組み換え機能の喪失(1)

2014年05月07日 | ダイエット中の食の安全対策
[脳・健康・食・DIET] 講座(No.393) 

GM作物について新たな事実が判明しています。
害虫耐性、除草性耐性の作物がその機能を失っているのです。

それら人工的に操作された機能に対して
耐性をもった害虫や雑草が新たに発生しているのです。
人間が操作した作物に対する自然界の反逆です。

そのためにより強力な農薬や殺虫剤が
必要になっているのです。
この事実は、自然界の力は、
人知のおよばない適応性と摂理を
潜めていることの証しです。

「『害虫がつかない』と売り込んだ
インドへのGM綿花。
世界有数の綿花地帯はモンサント社の
綿花種子が完全制圧したのですが、
その綿花を食い荒らす新種の害虫が大量発生」

「農家は本来不要のはずの高価な農薬を同社から購入。
その借金による生活苦から2011年までに
農民の自殺者は27万人に達したという。」
(「㈱貧困大国アメリカ」堤 未果著/
岩波新書/2013より引用)

さらに綿花だけでなく、
トウモロコシ、大豆などのGM作物を
食い荒らす新種の害虫が出現しているという。
(「モンスター食品が世界を食いつくす」船瀬俊介著/
イースト・プレス/2013より引用)

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