DR.BRAIN~脳から読み説く~You are what you ate~自然流健康ダイエット教室~since1979

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発ガン性物質のダイオキシン類のあなたの摂取量は~

2013年09月24日 | ダイエット中の食の安全対策
[脳・健康・食・DIET] 講座(No.363)


環境ホルモンとは日本における造語です。
正式名称は「外因性内分泌かく乱化学物質」です。
その代表格が猛毒の「ダイオキシン類」です。

ダイオキシンという単体の物質は存在しません。
WHOによる広義のダイオキシン類に含まれる化合物は、
ポリ塩化ジベンゾパラジオキシン、ポリ塩化ジベンゾフラン、
ダイオキシン様ポリ塩化ビフェニルの
3種類に大分類されています。

この分類に含まれる化学物質は約400種ありますが、
そのうち31種については
強い毒性(発ガン性など)があります。

平成17年度における私たちが
食品からのダイオキシン類の1日摂取量は、
体重1㎏当り(平均体重を50㎏として計算)
「平均1・20±0・66pg/TEQ」です。
(pgは1兆分の1g。TEDは毒性等量の単位)
(厚労省食品安全部)

平均数値は、
耐容1日摂取量(TDI/pg・体重1㎏当り)の
「4pg」より低く、安全水準とされています。

この4pgは、2001年に施行された
「ダイオキシン類対策法」によって決められています。

この基準が国会で決められる際に当時の野党は、
WHOの最終目標値の「1pg」を主張していましたが、
政府案の「4pg」になったのです。

もしもこの時「1pg」に決まっておれば、
平成17年度における
国民全体の摂取量は危険水準となります。
2013年においてもほぼ同水準です。(続)


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食は「美味しさ」よりも「安全性」が大切です。(3)

2013年09月17日 | ダイエット中の食の安全対策
[脳・健康・食・DIET] 講座(No.362) 


ダイエット中のみなさん、
食の安全対策について
無関心でおれますか。

無関心でダイエット中の人の
脳と体は着実に損なわれています。

それらの有害化学物質に対する最低の対策は、

(1)内への取り込み量を減らす対策。

(2)蓄積している有害物質を
早く体内から排出する対策。

(3)害物質を含有・付着している
食品・作物を買わない対策。

(4)台所・調理に使用する
用具・容器は無害な物に換える対策。

私のブログで連載しています
「安全に食べる知恵」は、
それらの最低の対策を具体的に提示しています。
[講座(178) 「食の安全対策」~
「安全に食べる知恵」と「下ごしらえの知恵」
http://ameblo.jp/fukuoka1979/


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食は「美味しさ」よりも「安全性」が大切です。(2)

2013年09月10日 | ダイエット中の食の安全対策
[脳・健康・食・DIET] 講座(No.361) 

 テレビで見る料理人は
「食の安全対策」には無関心です。
「美味しさ」だけを強調しています。
人の生命と健康を預かる立場の料理人としての
モラルが問われます。

たとえば、「イカすみ」を使ったパスタ料理を
テレビで見ることがあります。
このイカすみには、
環境ホルモン類の一種の
重金属化合物のカドミウムが、
一般の魚類の166倍から735倍という
高濃度で含まれています。

過去に水産庁から警告が出ていますが、
料理人は「美味しさ」を優先しており、
気にもとめていないのです。
人の生命と健康を預かっている
料理人として失格です。
同時に放映するテレビ局の知性が問われます。

ダイエットに関わる食事指導においても同じです。
「栄養のバランス」という古典的な内容だけではなく、
「食の安全対策」が
必須の前提条件でなければなりません。
この視点のない不健康なダイエット法は危険です。
低カロリー・レシピも同様です。

特に、環境ホルモンや合成添加物などの有害化学物質は、
肥満のもとの脂肪細胞に溶け込んで累積され続けています。
そして脳をはじめとして、
神経系やガン細胞の増殖を抑える役割を果たす
免疫系にも悪影響を与えています。

有害化学物質の蓄積量が閾値(いきち)に達したとき、
ガンなどのリスクが高まり、
発症促進因子になります。

ダイエット中のみなさん、無関心でおれますか。(続)

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食は「美味しさ」よりも「安全性」が大切です。(1)

2013年09月03日 | ダイエット中の食の安全対策
[脳・健康・食・DIET] 講座(No.360) 



健康な生活を営む最大の要素は、
食生活のありようです。

肥満も病気もその根底にあるのは
「食物の選択」と「食べ方」の間違いです。
この食の歪みは、体だけでなく、
その人の精神活動(脳)にも悪影響を与えています。

80歳まで生きていると、
その間の食事回数は約8万7千回。
このⅠ回、Ⅰ回の食事内容の善し悪しの累積が、
その人の心と体の善し悪しに影響を与えています。

もちろん、居酒屋で好きな物を飲食することも当然あります。
それらの機会があるときはハメを外すこともあります。
それらは別として、日常的な食生活の内容が問題です。

食の安全対策にⅠ00%はありえません。
しかし、いかにして最小のリスクにするか、
いかにして危険をさける知恵を会得するか、
それらの努力が大切です。
「美味しさ」よりも「安全性」が大切です。



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