ここは武雄市と伊万里市と唐津市と多久市の境にそびえる八幡岳のふもとです。
永野地区に昔からあるといわれている「永野の風穴」を見て来ました。
車2~3台の駐車場から歩いて登ること約15分。15分と言っても登りが結構急だったりして運動不足の体にはなかなかのものです。
山中に入ると大きな岩がゴロゴロ。
冷気も漂ってきます。
最後のウベカズラの手すりを掴りながら斜面を登ると到着です。
中は6帖間くらいかな、天井は大きな一枚岩で、周囲は自然の岩壁を石積みで整えてあります。
中においてある温度計は摂氏7度を示していて、汗が噴き出していたのでその冷気が心地よかったのですが、ただ中は一段下がっていて暗くてジメジメしており、快適とは言えません。
石積みの形態からみると江戸時代初期のものと言われているそうですが、おそらく氷室として使用されていたのではないかと考えられています。
大きさは
僕が入口に立つとこんなものです。
「氷室(多分)」を見たことがなかったので、近くにあることを知ってすぐに行ってきましたが、夏には冷気が入口から白く湧き出すそうなので、それもまた見てみたいような気もします。
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撮影:スマホ