志佐川のほとりに建つ、志佐町田ノ平地区の鎮守様であろう「田ノ平神社」です。
一の鳥居、二の鳥居には、笠木の反りが特徴的な、なかなか歴史を感じさせる重厚な石の鳥居が建っています。
もう2月ですが、正月のしめ縄や門松が残されています。
画像にはありませんが川のほとりで亀にも縁があるのか、これも大変古い石の亀の形の手水鉢が置かれています。
ただ、長崎県神社庁の松浦支部の神社一覧に掲載が無く、正確な祭神名や創建年などが判りませんでした。
拝殿の入り口には、これも立派な一対の狛犬が見守っています。
おそらく無格社だと思われますが、建築的にはこうした一つの小さな地区の鎮守様では珍しく、拝殿の奥の「本殿」の部分がきちんと備わっています。
撮影:fujifilm s-1500
神社と浮立で、特に田の平地区が気になっているという訳ではないのですが、片田舎にあってはどちらも「もったいない」との思いから掲載しております。
田の平神社の天井絵、是非機会があったら見てみたいものです。