建築誌へ掲載

　そんなある日、「建築ジャーナル」から本が送ってきた。

実はこの「建築家とつくる家」九州版に、施主さんからご協力頂き、作品「海の見える庵」を掲載したのであった。
他の建築家の先生方の作品を拝見すると、比較的若い世代向けの家が多く掲載されているような気がするが、まぁ１軒か２軒、数寄屋もあっていいでしょう。

　この建築誌は１作品を２ページ見開きで要領よくまとめてあり、我々が見ても面白く、眺めていて楽しくなってきます。
　もし読んでみたい方がいらっしゃるようでしたら、本屋さんで探すよりも、ネットで「建築ジャーナル」へ注文したほうが早いかもしれません。
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　まさき設計


　

軍艦島

　今年の文化協会の研修旅行は長崎の軍艦島（端島）見学だった。

明治初期より石炭の採掘が行われ始め、大正６～７年頃より国内で最初の高層アパートが建ち、以降昭和４９年に炭坑の閉山と同時に無人となるまで、日清日露、第１次大戦、第２次大戦、朝鮮戦争など様々な歴史の中で、延々と石炭を採掘してきた。

　島に近づくにつれ僕が思ったのは、戦艦「土佐」というより、クリント・イーストウッド主演の映画「アルカトラズからの脱出」で見た、「アルカトラズ島」だった。
調べてみると軍艦島の大きさは約0.063k㎡、アルカトラズ島が0.076k㎡で似たような大きさである。今は観光地となっているところなども、何となく似ているのである。

　さらに島に近づくと

こんな感じで、まるで爆撃を受けて火災を起こしたような印象である。

ここで生まれ、生活をしてきた人たちは、今何を想うのであろう・・。

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　まさき設計