小城駅です。
レトロな感じでいい雰囲気の駅舎です。きれいなので建て替えかと思いましたが、改修が施されたのみで、明治36年建設当時の駅舎だそうです。
柱頭飾りや方杖のある作りがいい感じです。
駅前の広場も再整備が行われて美しくなり、広場には「明治の書聖」と呼ばれた書家、「中林梧竹」の立像も置かれています。
続いて牛津駅を目指します。
レンガ張りで重厚感のある、なかなか立派な駅舎が建っています。
2001年に建て替えられた駅舎で、近くにある「赤レンガ館」風な建物となっています。そして今風に中には駅ピアノが置いてあったりします。
隣にあるトイレまで
というふうに、お洒落で立派です。
横の広場にはかつての牛津の宿場町を描いた陶板のパネルもあります。
続いて駅のすぐ近くにある「赤レンガ館」です。
これは玉屋デパートの前身、田中丸商会の倉庫として建てられたものです。
すぐ横に創業者「田中丸善蔵」氏のかつての邸宅が残されており、「牛津会館」となっています。
明治から大正年間に建てられた数寄屋風の邸宅で、九州の財界人の邸宅、例えば飯塚市の「旧伊藤伝右衛門邸」や、唐津市の「旧高取邸」と雰囲気が似ています。
建物の中には入ることが出来ませんでしたが、裏手に回って庭を見ることが出来ます。
中庭には田中丸善蔵氏の胸像が建てられています。
屋敷内より赤レンガ館を見たところです。
いやぁ、小城と牛津、なかなかいいものを見させてもらいました。
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撮影:スマホ