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『5年約50億円使途不明の二階元幹事長を筆頭に』選挙に浪費している裏金駆使・自民幹事長

2024-05-17 05:04:04 | 日記
 自民党東京都連は役員選考委員会で、裏金2728万円の萩生田光一会長の都連会長の続投を内定した。
 派閥裏金事件で萩生田氏は党役職停止1年の処分を受けている。会合後、都連の深谷隆司最高顧問は「裏金事件は一時大騒ぎしたが、今は落ち着いている。処分は党本部であり、支部は関係ない」などとふざけ切った説明をした。出席者から続投に異論は出なかったという。  岸田首相も4月、「党規約に定める『役職停止』は、党本部における役職」と国会で発言。萩生田氏の続投にゴーサインを出していた。  ケジメのなさに唖然とする決定を平気で行うのは、7月の都知事選の都合だ。自民は独自候補を立てずに3選を目指すとみられる小池都知事を支援する方向。その際、小池とパイプがある萩生田氏の続投が欠かせないと党執行部は判断しているという。  
立憲民主党が推すであろう候補とは別に、新ライバル出現です。広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)は16日、都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に出馬する意向を表明した。 石丸氏は「東京を変えて日本を変えたい。東京の一極集中から全国にわたる多極分散に向かう時が来ている」と述べた。
 
★自民党が5月11、12日に独自に実施した静岡県知事選の情勢調査。
この情勢調査では、立憲民主党や国民民主党が推薦する鈴木康友氏が大きくリードし、自民党が推薦する大村慎一氏が苦戦を強いられる結果となっている。
その背景には衆議院議員や浜松市長を歴任してきた鈴木氏が知名度で優っている分、大村氏に対して優勢となっているという状況があった。
自民は、大村氏の逆転を目指していたが、その矢先に発覚したのが静岡県を地元とする宮沢博行衆院議員(4月25日に議員辞職)のパパ活不倫スキャンダルだった。
すでに自民党は裏金問題で大逆風が吹いており、4月28日に行われた衆院3補選では保守王国の島根1区で惨敗。
そこに宮沢氏のスキャンダルが追い打ちとなり、続けて静岡県知事選でも敗れることとなれば、岸田首相の求心力はさらに低下しかねない。
「もともと岸田政権は岸田派、麻生派、茂木派の三派連合で成り立っていたが、裏金問題を受けて岸田首相が独断専行で派閥を解散してから関係が悪化している。政権支持率が低迷する中、茂木氏は裏で『岸田には解散させない』と漏らしているほどだ。今回の知事選推薦も茂木氏が推したようだが、これは、勝つ見込みがあるというよりも、岸田首相に連敗させることで解散戦略を潰しにかかっているということなのではないか」
岸田首相が今国会で衆議院解散に踏み切らなければ、9月に予定されている自民党総裁選で「岸田おろし」が加速する可能性が高い。
茂木氏自身は総理総裁への意欲も示しており、もはや岸田首相は党ナンバー2に後ろから刺されるような事態に陥っているようにも見える。
国政の今後を左右するバロメーターともなる静岡県知事選の結果が注目される。


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