アルミホイールのバレル研磨日記

アルミホイールの研磨状況などの紹介

天面バフ(天面のみポリッシュ)

2018-04-29 08:38:49 | ホイール研磨
 GW前半戦は土日通しで仕事して3日~6日を休みます。なので今日は仕事するにはあいにくの天気ですが(笑)GW後半の楽しみに向けて頑張りまっすよっ。。

 最近は身勝手な行動で積み上げてきた信頼やキャリアが、一瞬に崩れ落ち世間の注目の的になってしまうこと多いですよね。いずれも最終的には辿って行けば男女の関係・・・。
言葉尻一つにも注意が必要な時代だし、スマホの普及で記録が容易にできますのでそれこそ注意をして行動しないとなりませんな。。

さて、表題の「天面バフ」

天面バフは字のごとく表面のみ磨いて光らすことです。

今回のお客さんはホイールの天面がマシンポリッシュに黒のカラークリヤだったので、これを鏡面ポリッシュに変更したいとの依頼

このようなことは時々やっているので工程もはっきりしているし結果もGOOです。


工程は


まずは天面のクリヤ除去とアルミ地のサンディングを行います。
サンディングは#240の粗いペーパーから最終#600仕上げし
その後バフ研磨、さらにバレル研磨。。



サンディング後の状況(#600仕上げ)



ハンドツールでバフ研磨


洗浄してバレル研磨



完成



こんな感じ


この後塗装屋さんに流動しクリヤ塗装します。GWには新しいホイールでドライブできるよう
お客様の要望に応えられました。


以上

フェアレディZ Z34純正ホイールの研磨(完成編)

2018-04-19 12:46:57 | ホイール研磨
 フェアレディZの純正ホイール鏡面研磨の後半です。

乾式バレルでサンディング目を取り去ったら次はバフ工程に入ります。



バフ研磨待ちのZ34



バフ研磨中



こんな感じでやってます。
ちなみにバフを回しているモーターは11Kw(15馬力)



自動バフ機では当たらないところは手で磨き上げます。



きれいに洗浄したら最終のバレル研磨です。


バレル研磨だけでは鏡面光沢はできないです。
前工程のサンディングやバフ工程が重要!!



完成しました。



立ててみました。



野外で撮りました。



外周部



内側


こういううホイールを量産で流したいな~~(笑)


以上





フェアレディZ Z34純正ホイールの研磨

2018-04-18 12:08:51 | ホイール研磨
 今回はフェアレディZの純正ホイールのバレルポリッシュです。
Z34型のフェアレディZになってけっこう経ちますが次期モデルもそろそろでしょうか??

このホイールはシルバー色の何の変哲もないホイールです。

ただ、個人的にはデザインは好きで立体感もあり、磨けばそれなりに存在感のあるホイールに生まれ変わるだと思います。

このホイールの製造は御存じレイズ製でホイールにもレイズ フォージットと表示しています。

では工程

塗装剝離→サンディング→乾式バレル→バフ研磨→バレルポリッシュ→クリヤ塗装



塗装剝離後のホイール



塗装剝離すると素材の金属組織が浮き出てきました。



これは再結晶組織ですが通常ですと相当細かいですがこれは粗い・・・。



サンディング風景
毎回同じで#240スタートで#400、#600まで仕上げます。



サンディング終了後
形状を崩さず早く仕上げるのが職人技



サンディング目を除去し均一に仕上げるための乾式バレル研磨



こんな感じで上がります。



少し拡大


この後バフ研磨→バレル光沢研磨に移行します。


以上

インフォージッド(inforged)のポリッシュ完成

2018-04-16 18:42:24 | ホイール研磨
 インフォージットのポリッシュが完成しましたのでUPします。



乾式バレル研磨の後はバフ研磨です。



ホイールのセンターから外に向けいてバフを行います。
小窓の中はハンドツールでバフ研磨します。



バフ研磨後は洗浄し研磨カスをきれいに洗い流す。



バレル研磨中
この工程で均一な鏡面にしますが、小窓が小さいと光沢度は落ちます。
これは研磨剤の流れが悪いためです。



バレル研磨終了



完成しました。
この後、キャンディークリヤのため塗装屋さんに流動します。


以上

インフォージッド(inforged)のポリッシュ途中経過

2018-04-11 08:37:30 | ホイール研磨
 また間が空いてしまいました。
間が空いたってことは忙しくしていますので安心してください(笑)

冬季オリンピックが終わったとたんに内外共にいろいろ騒がしくなりましたね。
自分の関心ごとは北朝鮮の変貌ぶりの今後何ですが
最近では
かれこれ1年もやってる森加計問題、改ざん問題
ここにきてこの時期に代表監督交代

 特にサッカーは楽しみにしていたのに水を差された感じで、次期監督がどうのこうのじゃなく協会の指導力のなさが招いたとしか言いようがない、監督と選手の距離間はあって当然で監督の思い描いているサッカーに必要な選手が選考されている。
 協会が選手の側について責任者批判したら任命責任はまぬかれないし、だいいちこの白けた状況で大会に行っても・・・。

 監督交代せず本大会への選手を決定した時点でグッとチームはまとまり一つになると思うのですがね~~。




さて本題のインフォージッドは名前のごとく鍛造ホイールで磨けば鋳物より光ります。

この依頼者はこれをポリッシュしさらにキャンディカラーで仕上げてほしいと、贅を尽くした逸品に生まれ変わらせます。




塗装剝離した状態、素材も地肌調整でけっこう削ってるんですね。



まずはいつものサンディング工程



サンディング



サンディング後の状態
サンディングは#240~#320~#400~一部分#600
とだんだん細かい番手へと仕上げていきます。
このサンディング工程が大変で技術を要します。


乾式バレル研磨工程(写真撮り忘れ)



乾式バレル研磨後



全体が細かい研磨目に仕上げられます。



このような隅は高度なサンディング技術と乾式バレル研磨の合わせ技で仕上がってます。


この後はバフ研磨や仕上げバレル研磨の工程へと進みます。


こうご期待。。