関西に馴染んだ歴代助っ人選手は、実はこのかたやった！

　愛称"チコ"・"チコさん"ことロベルト・バルボン氏が、亡くなりました！チコとは、スペイン語で"坊や"を指す意味やそうですが、盗塁王を3回も獲った事があり、"ちょこまかと動き回る事"から"チコ"という愛称が、付いたという話をチラッと聞いた事があるし、僕もどちらかと言うと、後者の意味やと思ってますけどね。チコさんは、1954年オフに阪急に入団。キューバから空港に降り立った"来日初日にいきなり雪がチラついていた為"に「何て（寒い）国に来たんだ！ウンザリだし、もう帰りたい・・・」と早速ホームシックにかかり、あまり日本でのプレーに乗り気でないスタートとなりました（汗）ところが人生判らんもんで、長居する意思が無いと思っていたのが、生涯を日本で終える（日本に骨をうずめる）事になるとは、誰もどころか本人も思わんかったやろう（笑）長打力は無かったが、俊足と巧打で来日1年目の1955年から活躍！1958年には、38盗塁で助っ人外国人選手史上2人目の盗塁王を獲得！！さらに続けて2年連続の盗塁王で、3年連続盗塁王の金字塔を打ち立てた！！祖国では「キューバ革命」が起こり、キューバへの行き来も不自由になり、日本でプレーを続けなくてはならなくなる（汗）また久し振りに帰国出来た際も、遠い親戚が数人居るだけで、両親を含めた親族の顔や存在も行方不明となり、さほど祖国への想いも消えて行っていたという・・・しかし1964年に1965年にノムさんのライバルとなるダリル・スペンサーの入団により、セカンドのレギュラーを奪われてしまい、守備固め扱いを受ける（汗）65年には、近鉄へトレード移籍。規定打席に到達したものの、低打率に終わり、オフに引退。1964年に外国人選手として初めて1000本安打を達成すると共に、2007年にタフィ・ローズが記録を更新するまでは、歴代外国人選手トップの最多出場数1353試合の記録を持っていた。現役時代は、以前にここでもやや触れてるし、よう見たら、文章被ってるけど、参考までに・・・

阪急ブレーブス回顧（1950年～1962年） - GRの戯れ言日記 (hatenablog.com)

　引退後は、飲食店経営兼解説者として活動していたが、上田利治コーチの目に留まり、阪急の一・二軍コーチを務めた。さらに彼を有名にしたのは、阪急の通訳に転身。ブーマーやバンプの専属通訳を務めたが、特に前者のスペイン語が母国語の為全く英語が話せんのに通訳になったのも、無理があったけど、適当に相槌や通訳をしていた為、「デタラメ通訳」という汚名を着させられたというかそれが実情であった・・・けど、本人はその事をさほど気にしてなかったようです（笑）「気にしてた・ちゃんと通訳してくれよ」と思ってたんは、ブーマーの方やったやろう（苦笑）非常に日本語の方が、流暢でギャグも交えた関西弁を喋る（この為「関西人より関西弁に精通している」とまで評された）。日本語は西宮北口駅の駅員と仲良くなり会話するなどして覚えた。通訳をしていた頃、「ブーマー、ものすごい嬉しい言うてましたわ」といった感じで、関西弁を交えたあまりに短いアバウトな翻訳のため、関西人の間では常に笑いの種にされていた愛嬌のある人物でもある。西宮界隈を歩いていても、商店街の店の人に「もうかりまっか～？」と笑顔で問いかけてたのは、日本というより完全に関西に帰化してたわなぁ（爆笑）阪急球団がオリックスに身売り後も球団職員としてずっと在籍し続け、合併後のオリックス・バファローズになっても、2006～2009年頃までオリの試合終了後の阪急・オリックス・近鉄のOB戦にオリックス・バファローズのユニフォーム姿でしょっちゅう顔を出してましたし、僕も試合終了後に観た事が、あるわ。なおこの頃は、オリックスのジュニアアカデミーチームの監督も務めていた。

　三遊亭小遊三 師匠が、帰ってきた野球狂のネタ～藤井寺球場編～（野球狂のネタ3）内で「僕らが子どもの頃は、バルボンていう選手が凄く人気があって、色の黒い奴は、大体バルボンてあだ名が付いて、動きの鈍い奴は蛍光灯ってあだ名が、付いてね。」と発言していた。以前書いたけど、僕もチコさんとニアミスをした事が、あります。だって普通に京セラのネット裏指定席に座ってたんやもん！ただサインの準備・ペンを持ってなかったんで、ただ見るだけしか出来んかったし、もう貰えんのですな（号泣）

オリックス5―3中日 - GRの戯れ言日記2 (goo.ne.jp)

　あとこの小説の中にも、チコさんが登場しますよ！この中で知ったんやが、現役の最後は近鉄で終えたけど、「家も西宮のままやったし、近鉄への思い入れは、無いけどな」という事やったらしいです（大汗）

『勇者たちへの伝言　いつの日か来た道』（大判、感想） - GRの戯れ言日記2 (goo.ne.jp)

　バルボンさん、いや、チコさん！リアルタイムでは知らんかったけど、関西やパ・リーグを楽しませてくれて、ほんまにありがとうございました！！通算成績は、試1353率.241 33本260点 安1123　でした。お悔やみ申し上げます（号泣）

 

野球は国際大会に、必要なスポーツか？⑯

総じてイタリアの投手陣の制球力が、良くなかったな・・・ほんまに今回のチームは、箱庭球場の東京ドームやったからっていうのもあるけど、打ちまくる野球だけで十分賄えて、細かい作戦など必要無しで、攻撃に関してはほぼ何もせん（動かん）方が勝てる（ドンデンの「動くが負け」理論＝余計な事をせん方が・何もせんから、勝てるんよ）という感じやな。準決勝ぐらいになったら、そうは行かんかも知れんが！ただ大谷様のセーフティーバントの場面は、唯一のスモールベースボールの実践やったかも知れん。岡本和のホームランは、ややタイミングがズレたけど、手首の返しが絶妙で上手く打ちましたな！大谷様に5イニングス目を行かせたんは、結果論やなくて、ほんまにそう思っとった・・・前の回のイニングから、変化球が浮き始めてたからな（困）イニング頭から代えて良かったと思う。その前のピンチでのハーパーのフェンス激突キャッチは、ファインプレーまでは行かんかなぁ・・・プロやったら当たり前というか、ハーパーにしてはファインプレーとも言えるかも知れん（汗）確かにフェンスがあるから難しいけど、昨今のフェンスが柔らかくなって来てるのも恵まれてる話で、思い切ったプレーが出来るようになって来てるから、ええ時代になりましたなぁ（笑）！岡本和のタイムリーは、外角球を読んで打ったもんやと思います。当初選出にやや疑問を持ったけど、だてに何年も連続で30本も打ってないし、さすがやなぁ。何かリアルタイムで観てなかったけど、その前にスリーランも打ってたようやな！ハーパーのホームランは、上手く打ってましたね。やはりもう打撃に関しては、NPBでやるレベルやないんかも知れんな（汗）他には、ダルをこの格下相手＆東京ドームで使ったんは、勿体無い起用やと思うけどなぁ（汗）ダルこそ、"やり慣れてるアメリカの球場のマウンドに取っておくべき"やと思ってたんやけど！ただ球数をそないに要してないし、準決勝がいつあるか知らんけど、アメリカに行ってもまだマウンドに上がれる状況（準決勝は無理でも、決勝では投げれるとか、30球も投げてないから準決勝でも投球可か？）には、違いないんかな？懸念は、"日本プロ野球の投手陣が、慣れないメジャーの球場で本領が発揮出来るかどうか？"やなぁ（大汗）まぁそこまで心配せんでも、マウンド・ボールの違いも何とか対応出来るぐらいやから、日本の投手って優秀な方やけどな。ゲンは離脱せずに、代替選手の補充も無しに来てるなぁ（汗）ゲンの強行出場にも、頭が下がります！万全やないのは打撃を見ても明らかやけど、タイムリーも打ってたし（拍手）まだ松井裕・湯浅・吹田の主婦も、出番が殆ど無かったり全く無いなぁ、実践から遠ざかりますなぁ、でもしゃあない（「全員出られる、保証は［約束は出来］ないと指揮官も言うてたから。国際大会やし、勝利至上主義は当たり前な事やし）な。宮城も1試合5イニング投げたけど、長いイニングとはいえ、まだ1試合しか登板してないしな。そういう意味では、投手も野手も贅沢な布陣かもな！甲斐キャノンの状態の悪さが、やや気掛かり・・・元々打率は低い方やったけど、打撃の悪い選手やなかったのに！噂では、城島特別アドバイザーの助言と合わず、自身の打撃を見失ってるとか・・・イタリアに野球のイメージは無かったけど、メジャー所属の選手が結構在籍してるんやな（汗）弱くはなかったし、点差以上に差は感じんかったけど、まだまだ日本には及ばんというのは、否めんかったな。日本○9―3●イタリア。