歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

メディアのタブー、この問題はスルー!

2016-06-10 13:33:10 | 産経ニュースから記事を拾う

 

  


 テレビではどういう訳か全く触れられていない、都議会の内容の一部をここに記しておきます。この韓国に媚びまくっての都有地貸与の問題は全くどのテレビ局も、その片鱗さえ出しません。問題としたらこの問題こそ一番深刻な問題とさえ言われるのにです。日本のテレビメディアはやっぱり可笑しい。


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 舛添氏追及・都議会一般質問 

  

かがやけTokyoの音喜多(おときた)駿都議

「一秒も早くその場から降りてもらいたい」辞任迫る都議

 

 《政治資金や公用車などの「公私混同」疑惑が指摘されている東京都の舛添要一知事を追及する都議会の一般質問は最終盤を迎えている。少数会派、かがやけTokyoの音喜多(おときた)駿都議が登壇し、持ち時間の9分を十分生かすため、早口で質疑を読み上げ始めた》

 音喜多氏「都民の怒りは頂点に達しています。私自身も、知事には一秒も早くその場から降りてもらいたいと思っています。すでに複数の世論調査では、8割を超える都民が知事に辞任を求めています。

 判断を有権者に預けると宣言した知事に伺います。どのようなことがあれば、明確な民意を受けて知事の座からどいてもらえるのでしょうか。詳細かつ具体的にお答えください」

 音喜多氏「一連の問題の発端は、私の総務委員会での、海外出張の内訳を求める質問に対して、前代未聞の答弁拒否を行ったことです。さらに公文書開示請求を行ってみれば、ほとんどが黒塗り。

  

 まさに、舛添都政の情報隠蔽体質、無責任体質を示すものでした。答弁拒否、および黒塗り情報公開は知事の意思によるものですか。事務方が勝手にやったものでしょうか。はっきりと分かる形で明確にお答えください」

 音喜多氏「ここで大切なのは過去の精査です。未来はどうとでも言えます。黒塗り部分を外した、過去の海外視察の経費情報を公表する意思はありますか。イエスかノーかでお答えください」

 音喜多氏「真摯(しんし)に反省する、生まれ変わると繰り返す一方で、過去の認識はまったく自身の言葉で語られていません。白紙の領収書を受け取ったり、家族サービスの経費を計上されたり、国民の税金をごまかして横領しようという明確な意図があったのでしょうか。

 何を考えて政治資金に計上されたのか、当時の考えを、自身の言葉でお答えください」

 音喜多氏「平成23年9月7日、赤坂の喫茶店に出費した金額について、メディアの取材に答えた店主は『覚えがない』と証言しています。実際に小さな喫茶店で、20数名分、1万8000円分の出費は不自然です。

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 関係者への事情聴取を行っていないことから、調査報告書をうのみにすることはできません。店主の証言との矛盾をどのように説明されますか。出席者などを証言して、勉強会はあったと断言できますか。知事の言葉でお答えください」

 音喜多氏「調査報告書を議会に説明するにあたり、安藤(立美)副知事が説明されました。多くは都政に一義的に関わることではなく、政治家、舛添要一の問題です。なぜ副知事に調査報告を行わせたのでしょうか。

 自らの言葉で責任を語ることができない政治家に、都知事の資格はありません。副知事に調査報告を行わせ、自身が説明責任から逃げた理由を、都民に分かるように、明瞭にお答えください」

 《質問は、舛添氏が、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領からの依頼に従い、保育所不足に悩む新宿区の都有地を韓国人学校の増設用地として貸し出す方針を打ち出したことについても及んだ》

  

 音喜多氏「次に、韓国人学校に優先的に都有地を貸与する合理的理由は、今のところ明示されておりません。批判が多いこの政策を見直すつもりはないと表明した会見において、『都民は1350万人いる。どんな政策をやっても批判がある。

 私の支持者が9割いて、1割反対でも135万人。それが政治の世界』とおっしゃいましたが、いまや8割に迫る都民が知事の辞任を求めています。このような状況で、政治パフォーマンスともいえる合理的根拠なき施策を進めさせることはできません」

 音喜多氏「国際親善を批判するものではありませんが、都有地の貸与は見直すべきと思います。この件にあたり、知事は私の地元、北区にあるフランス人学校との比較に言及しておりました。

 (フランス人学校も)批判が皆無だった訳ではありませんが、関係者の理解を得て、大変な歓迎ムードの中で作られたものです。一方で、この韓国人学校の設立は、地域住民への説明も十分なされたのでしょうか。自治体と地域住民の意見を真摯に受け止め、計画を再考すべきだと考えますが、見解を伺います」

 《答弁のため、舛添氏が登壇する。本日の答弁で既に複数回聞いたフレーズがここでも繰り返された》

 舛添氏「皆さまから厳しいご意見をいただいていることは真摯に受け止めております。そうした声が、都庁にも多数届いていることも認識しております。調査結果を踏まえ、しっかりと改め、都民や都議会の皆さまのご理解をいただけるよう、地道に都政の発展に尽くして参ります」

 舛添氏「総務委員会と情報公開の件ですが、総務委員会における質疑の答弁と、その後の情報開示についてはいずれも実務レベルで判断したものでございます。海外情報の公開でございますが、海外出張経費の公表方法は、情報開示請求の対応につきましては現在、海外出張情報検討会で検討しております」

 舛添氏「パリ・ロンドン出張経費は都のホームページ上で公表しておりますし、今後も積極的に情報を公開して参ります。一層の透明性を確保するため、過去の出張についても非開示項目の見直しを可能な限り拡大する方向であります」

 舛添氏「政治資金として経費を計上した当時の私自身の考えについて、昨日来、大変厳しいご指摘をいただいております。私としては、旅行先で重要な打ち合わせを行ったという認識でおります。

 その考えに立ち、政治資金(収支)報告書に記載したところでございますが、家族旅行先で行ったからといって、安易に全体の経費を政治資金として支出したことは、今となっては常識から外れていたと真摯に反省しております。会計処理の不手際を率直におわびいたします」

 舛添氏「ただ、国民の税金を横領しようという、あるまじき意図はなかったことはお伝えしたいと思います。疑念を抱かれたことは、私の不徳の致すところです。今後はこのようなことがないよう、全身全霊で信頼回復に努めて参ります」

 舛添氏「赤坂の喫茶店について報じられていたことは事実に反します。喫茶店近くの会議室で、私の政治資金パーティーである『舛添政治経済塾』の勉強会を朝の7時45分から開催しております。

 早朝からの開催ということもあり、出席者20数名分の朝食を用意することとし、喫茶店で卵サンドを購入いたしました。勉強会の準備をしてくれた人が注文していましたので、店主には政治団体の勉強会の注文という認識はなかったのだと思います」

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 舛添氏「調査報告書の議会への説明ですが、私自身が調査対象となっていることから、調査結果について私よりも別の者が説明した方がよいと考えたわけであります。従って、都議会との窓口となっている副知事に説明していただいた次第であります」

 《舛添氏は一礼すると自席に戻り、そのほかの都政について関係部局の答弁が始まった。韓国人学校への都有地の貸与については、財務局長の長谷川明氏が答弁する》

  

 長谷川氏「現在、韓国政府から東京韓国学校の拡張に協力依頼があり、旧都立市ケ谷商業高等学校の利用について具体的な協議に入ることと致しました。かつてソウル(市)にあった日本人学校が移転する際に、ソウル市に協力していただいたことなども考慮したものであります」

 長谷川氏「次に地元への説明などですが、昨年韓国政府から旧都立市ケ谷商業高等学校の利用について要請を受け、地元に対して情報提供をしております。今後、地域や都民の理解を得ながら協議を慎重に行って参ります」

 

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 この質問は15人中13番目になされた質問だと思いますが、新聞にさえほとんど間に合わず出ていません。自民党もこの問題を真剣に考えなければ、一皮むけた日本に生まれ変われないでしょう。


産経新聞「極限御免」より

2016-06-10 00:11:16 | 産経新聞の記事から抜粋

 

  


 舛添問題も、集中審議に移って行くみたいです。6月9日付のブログ『パチンコ屋の倒産を応援する』の中から、実ニセコイ領収書の改竄の実物写真を見て、なるほど写真と言うものの説得力を見せられました。

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 今都知事以前の問題、ホテル三日月の家族旅行を政治会議と称して、法律を通している問題が、テレビでは論じられていますが、難しく考えないでも。常識的に考えてこんな子供じみた嘘がまかり通ると考えるところに、今の日本の病的な幼稚さがあります。

 幼稚と言えば、民進党と共産党の共闘にも伺えます。学生グループ「SEALDs(シールズ)」と言う怪しげな団体が共産党代々木本部と直通であるという事は今や、完全に裏付けが取れたインチキ市民団体だと見抜かれています。

 さすがに我等が阿比留記者は、この「SEALDs(シールズ)」と言う、気恥ずかしい団体を利用している野党連合に、厳しく切り込んでいます。今回の『阿比留瑠比の極限御免』も、載せないわけにはいきません。

 

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【阿比留瑠比の極言御免】 6月9日付

     

 リベラル派は子供の反抗期 ?

 

 8日付の産経新聞政治面をみると、民進、共産、社民、生活の野党4党が学生グループ「SEALDs(シールズ)」など市民団体で構成する「市民連合」と共同記者会見を行った記事が載っていて、改めてまだこんなことをやっているのかとうんざりした。

 「中二病」発祥

 「日本をまともな国にしておきたいなら、ともかく選挙で与党を負かせる(※ママ)しかない」

 「安倍(晋三首相)は、ジンバブエのムガベ(大統領)の如き独裁者の道をひた走る」

  

 市民連合の呼びかけ人で記者会見にも出席した山口二郎法政大教授は、5月31日付の自身のツイッターにこう書き込んでいた。日本語としておかしい上、相変わらずの根拠不明の決め付けである。

 山口氏といえば、安倍首相に対する「お前は人間じゃない」との言葉で有名だが、同席した各党トップらも同じような考えなのだろうかと疑わざるを得ない。野党側の意気込みや思惑がどうあれ、実社会に生きる有権者の広範な支持を集めるのは難しいだろう。

   

 現に市民団体などの運動について、政府・与党側は冷めた視線を送っている。例えばこんな評価を聞く。

 「シールズは、若者から一番ださい人たちと思われている」(政府高官)

 「昨年夏の反安全保障関連法のデモは、一夜明けたら雲散したハロウィーンのばか騒ぎみたいだった」(公明党幹部)

 こうした与野党の受け止め方の違いはどこからくるのか。評論家の浅羽通明氏の著書『「反戦・脱原発リベラル」はなぜ敗北するのか』(ちくま新書)を読むと、市民団体のデモや、左派・リベラル文化人らの主張が、なぜ力を持たないのかが詳細に分析されていた。

 この本は、産経新聞に対する批判も出てくるし、趣旨やものの見方に異見も少なくないが、ともかく面白いので紹介したい。浅羽氏はリベラル派の地に足の着かないあり方、その弱点についてこう説く。

 《リアルな生活現実世界とまた「別」な、バーチャル(仮想)脳内観念世界での闘いを語ってしまう》

 《60年安保闘争を支持した昭和の知識人と、脱原発デモや安保関連法反対デモを称えた平成の(中略)奥田愛基氏らとは、思考の枠組みがほんとうに変わらないのです》

 《彼らが何かというと、「バーチャル脳内観念世界」へ話を持っていきたがるのは、(中略)彼らがセカイ系で中二病だから》

 奇妙な使命感

 ここで言う「セカイ系」とは、日常を生きる自分が世界の命運を担うというアニメーションによく出てくる設定のことだ。また、「中二病」とは自意識に目覚めて無意味に反抗的になったり、はたから見ると「痛い」背伸びをしたりすることなのだという。

  

 なるほど、奇妙な使命感に駆られた彼らをみるとこっちが恥ずかしくなるのは、「中二病」を発症した少年少女を正視しているようなものだからかとすとんと腑に落ちた。

 ちなみに、浅羽氏は昨年9月3日付の当コラムが「弾圧も粛清も絶対にされない環境でデモをすることが、そんなにもてはやすべきことなのか」と書いた部分も引用し、「この一文は昨今話題のデモの弱点をずばり突いていましたね」と評価してくれていた。

 ただ、浅羽氏がこれを筆者の「揶揄」と受け取っていたのは誤解である。「そんなの普通はおかしいだろう」という率直な疑問を表明したつもりだった。

(論説委員兼政治部編集委員)

 

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『 「中二病」とは自意識に目覚めて無意味に反抗的になったり、はたから見ると「痛い」背伸びをしたりすることなのだという。』と言う部分がありますが、舛添氏も相当頭脳は良いことを売り物にしている態度が多く見られますが。その屁理屈を聞いているとまさに「中二病」並みです。