歩かない旅人

 彼がなした馬鹿げたこと・・・彼がなさなかった馬鹿げたことが・・・人間の後悔を半分づつ引き受ける。ヴァレリー

「安倍大嫌い」と延々と書く朝日新聞

2017-10-31 10:54:29 | 産経ニュースから記事を拾う

 

         

  

  私も一時期、朝日新聞を定期購読していた時期もあります。見栄を張ってつまらない、週刊誌朝日ジャーナルを買っていた時期もあります。特に、本田勝一の乾いた文章は好きでした。その行動力と、企画の斬新さに、只々驚きと感動さえ覚えた三部作、それが

         

     探検ルポ三部作『極限の民族』(『カナダ=エスキモー』、『ニューギニア高地人』、『アラビア遊牧民』)は感動して何遍も読んだ思いがあります。ロンドン東京5万キロ -国産車ドライブ記-』等は、私のバイブルに近い存在でした。

         

     いづれも朝日新聞出版です。いつから朝日離れを起こしたかは、もう30年位前からでしょうか。市の図書館に通うようになってから毎週10冊借りられますので、片っ端から読み耽りました。朝日離れに影響を与えた作家は、最初は稲垣武の『悪魔祓いの戦後史』

         

     『悪魔祓いの現代史』あたりから、日垣隆の『偽善系』、坂本多加雄の『国家学のすすめ』などこれらの作家の本があれば読みました。また雑誌も『諸君!』のボロボロになって居る本を読んでいましたが、新しい付の本などない位借りられていました。

          

     月刊雑誌『諸君!』は新しい本で読んで自分の手元に置くようになったのは暫くしてからです。そのうちパソコンを覚え始めて、ネットの世界を知り、目が覚めるように思いました。雑誌も『WiLL』から『Hanada』と『正論』まで読み始めるという始末です。

     今朝日を読むと、自然に相変わらずのあの頃の全学連を支配していた思想から、ほとんど進歩して居なくて微笑ましく思ってしまいます。読まなくなって軟十年経ったでしょう。来年80歳になりますが。情報弱者に数えられる年代ですが、安倍支持派も居るのです。

      安倍首相でよかったと産経新聞の阿比留記者も思っている筈です。行間から安倍応援団としての声が彷彿として湧き出しているのが手に取る様に感じられ、ネットで読む朝日新聞がこれほど醜悪だと言う事は、読者でいる限り分からないし分かろうともしないでしょう。

 

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 産経ニュース・平成29年10月30日 付

        

       【阿比留瑠比の視線】

「安倍大嫌い」と延々と書く朝日新聞


  元朝日新聞記者で民間非営利団体(NPO)代表の長岡昇氏が、衆院選期間中に古巣の朝日紙面に目を通した感想について、25日付のインターネット上の記事でこう記していた。

 「安倍(晋三)首相が大嫌いであることだけはよく分かりました」

  確かに朝日の記事を読むと、安倍首相とその政権に対する怨嗟(えんさ)と愚痴がにじんでいる。選挙戦前後の記事は、よくもここまで、感情をむき出しにできるものだと感心するほどだった。

  特に自民党が圧勝した翌23日付朝刊は、新聞の顔である1面の記事からして尋常ではなく、臆測や思い込みによるとしか思えない断言が目立った。

          

  例えば中村史郎・ゼネラルエディター兼東京本社編成局長はこう書いていた。

  「安倍晋三首相は、今回も大勝した。しかし、内心苦い思いが残ったのではないか。(中略)『安倍1強』の変化を求める民意の兆しを感じたに違いない」

  「圧倒的な与党の獲得議席と、底流にある民意のバランスや濃淡とのズレを感じる」

  「この先の民意の行方を首相が読み誤れば、もっと苦い思いをすることになるだろう」

  われわれ朝日こそ民意を把握しているとばかりに、安倍首相が「苦い思い」をしていると決め付けているが、根拠らしいファクト(事実)は示していない。コラム「天声人語」は、次のようにさらに想像力をたくましくしていた。

  「(公示日の安倍首相は)演説中の目に不安の影がうかがえた。地元産のおにぎりをほおばる表情もこわばっていた」

       

  「夏の都議選で浴びた『辞めろ』のヤジを避けるには、(第一声の現場に)静穏な農村を選ぶほかなかったのだろう」

  「選挙が終わると急に権高になる首相の癖を有権者は忘れていない」

  「引かれ者の小唄」という言葉を連想した。コラムだから表現が主観的になることは理解できるが、それにしても驚くべき観察眼、いや千里眼である。筆者の目には到底そんな風には見えなかったし、安倍首相が選挙後に権高になるなんてとんと承知していなかった。

  また、この日の朝日社説「多様な民意に目を向けよ」も支離滅裂だった。一応は、有権者が安倍首相の続投を選んだことを認めつつもこう続ける。

  「政権継続を選んだ民意も実は多様だ。選挙結果と、選挙戦さなかの世論調査に表れた民意には大きなズレがある」

  まるで代議制民主主義と現行選挙制度を否定しているかのような言い草だが、選挙結果が朝日が望んだようなものだったら、こうは書くまい。選挙結果よりも自社の世論調査のほうが正当だと論じているようにも読める。

  さらに、社説はこうも主張していた。

  「首相は勘違いをしてはならない。そもそも民主主義における選挙は、勝者への白紙委任を意味しない

  だが、朝日は公示日の翌日の11日付社説「民意こそ、政治を動かす」では投票棄権を戒めてこう指摘していた。

  「それは、政治の現状をよしとする白紙委任に等しい」

  選挙の棄権は白紙委任となるのに、選挙での勝利はそうならないという理屈がよく分からない。もちろん多様な民意に耳を傾けることは大事だが、朝日に言わせると投票を棄権した人は、白紙委任したことになるのではなかったか。

       

  ちなみに朝日は、投開票日の22日社説「棄権なんてしてられない」でも「棄権という選択は、将来を白紙委任することに他ならない」と強調し、そのすぐ横に読者の投書「棄権は政治家への白紙委任状」を配する念の入りようだった。

  結局、朝日は紙面を使って、安倍首相に「大嫌いだ」と言い続けているだけではないのか。何を書こうとその新聞の自由かもしれないが、呪詛(じゅそ)のような記事を読むのは疲れる。(論説委員兼政治部編集委員・阿比留瑠比 あびるるい)

 

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  いまどんどん読者を減らしている朝日新聞は、400万部くらいと推定されています。一時は1000万部で日本一のクオリティー新聞と言われ、日本には新聞社は一つしかないと言われた時代もありました。どの新聞も朝日と同じような記事を書くからです。

  まだテレビも普及していないころ、新聞拡張団が暗躍し、読売新聞は、購読する見返りに様々な景品を付けました。我が家の新聞が3か月ごとの変わった時期があります。主に洗剤ですが、加人は3か月購読のハンコを押すたびに大量の洗剤を手に入れました。

       

  朝日新聞も負けずにやり返しましたし新聞は、景品の多寡で選ぶ時代になって居ました。読売新聞は巨人戦のチケットを有効に使い、拡張作戦に辣腕を振るったのが、渡辺恒雄です。

  拡張合戦に勝った読売新聞は、朝日を抜き日本一の座を獲得し、朝日新聞とは違った角度からニュースも載せ始め、世間が朝日はアカだと言う風評を流したのも読売でしょう。私はそのころは新聞などどの新聞も同じで、主にスポーツ新聞を愛読していました。

  しかしその新聞の時代も終わりを告げる時代に成って仕舞いました。部数こそ減らしてはいたが、やはり朝日新聞は、小朝日と呼ばれた毎日新聞や、全国地方紙に記事を提供する共同通信とともに、新聞界では、その影響力が一番高かったことは事実です。

        

  しかしおごり高ぶった朝日新聞のフェイクニュースの数々は、日本の本体さえ脅かす存在に成りました。慰安婦問題はいまだ解決せず、ユネスコまで動かすところまで行っています。

  それらに対して朝日新聞は、それらに対応する責任を果たさず、開き直って、未だに「安倍大嫌い」、キャンペーンを延々と続けていると言う事に異常な執念を感じます。日本が嫌いなのかと!

 


ケント・ギルバート氏という日本通の見た衆院選

2017-10-30 16:40:49 | 産経ニュースから記事を拾う

 

     

  

  日本に関わって46年、不思議な人です。真相深入り虎ノ門ニュースのレギュラーメンバーで、日本の偏向メディアに以上に敵意を抱いています。カリフォルニア州弁護士で、ほとんど日本で仕事をしているみたいです。本もずいぶん書いています。

     

  アメリカ人向けではなく、その殆どは日本人向けです。要するに外人ですが、特定アジアの外人と違う所は、バランス感覚の良さと、日本に対する公平な見方が出来ていると、日本人が認識しているからでしょう。安倍首相とトランプ大統領に好意を持っています。

  ケント・ギルバート氏の良い所は、日本贔屓の所です。しかも46年間にわたって日本と関わっていたのですから、日本的考え方とアメリカ人の考え方の相違を、分かりやすく解説できる貴重な人物で、民間人で気安く相談できる貴重な人物です。

  今回の日本の政治についても、特定アジアの独善的な反日的思想をバックにした意見ではなく、世界的に通用する大きなところから、見ての意見ですから、変なバイアスがかからない、いい意見を言ってくれます。今の日本とアメリカの関係に似ています。

 

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 産経ニュース・平成29年10月30日 付

   

   【ケント・ギルバート ニッポンの新常識】

衆院選の総括、夢想主義から目覚めた日本人 いつまでも米国に依存している異常さに気づくべき

  衆院選が終わった。自民党は公示前と同じ284議席で、単独過半数(233)どころか、17ある全常任委員長ポストを独占し、過半数の委員を送り込める絶対安定多数(261)も突破した。

  自公与党で313議席となり、憲法改正を発議できる定数の3分の2(310)も上回った。(夕刊フジ)

  改憲に前向きな日本維新の会(11議席)と、希望の党(50議席)を合わせると、衆院の改憲勢力は80%を超えた。

  一方、改憲の議論すら拒否してきた共産党は21から12議席に半減し、社民党は2議席に留まった。両党とも、小選挙区の勝利は沖縄の各1議席だけ。共産党委員長は比例代表の当選で、社民党党首は昨年の参院選で落選したままだ。

  希望の党の小池百合子代表(都知事)から「排除」された左派が設立した立憲民主党は、民主党政権時代の幹部らが選挙の看板を務めた。知名度と昔の役職は豪華だが、かつて露呈した「無残な政権担当能力」が改善したとは思えない。

     

  だが、そんな問題は眼中にない「アンチ自民」や「自称リベラル」にとって、立憲民主党は最高の受け皿になった。左派メディアのなりふり構わぬ応援も奏功し、議席数は15から55に増えて野党第1党になった。

  ネット時代の現代でも、政治に無関心で、忘れっぽくてダマされやすい人々を操る道具として、新聞やテレビの力は侮(あなど)れない。

  公示前57議席を50議席に減らした希望の党の小池氏は猛省していたが、共産党委員長は票を奪われた立憲民主党の議席増を喜んでいた。党内民主主義と無縁な同党では、上司の怒りさえ買わなければ安泰なのか。

    

  かつて社会党などの万年野党は国会に3分の1以上の議席を確保して、改憲を阻止する役割を果たしていた。その役割を果たせない立憲民主党や共産党、社民党などの存在価値は何なのか。

  安倍晋三首相の祖父、岸信介首相は「自主憲法の制定」を真剣に望んでいた。だが、続く池田勇人首相以降の歴代政権は、国防を米国任せにして経済発展に注力した。米国も日本が再び軍事強国になるよりは、国防を依存される方がマシだと思って容認した。

    

  しかし、時代は変わった。ドナルド・トランプ米大統領は「日本の自立」を望んでいる。財政的にも技術的にも能力的にも、英国やドイツ以上の防衛力を十分持てる日本が、いつまでも米国に依存している異常さに気づくべきだ。改憲は日本の自立の第一歩である。

  日本の政治状況は「保守vsリベラル」ではなく、「現実主義vs夢想主義」だ。夢想から目覚めた人々が衆院選の結果を生んだ。あと一息である。

  ■ケント・ギルバート 米カリフォルニア州弁護士、タレント。1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。

    

   著書に『儒教に支配された中国人・韓国人の悲劇』(講談社+α新書)、『トランプ大統領が嗤う日本人の傾向と対策』(産経新聞出版)、『日本覚醒』(宝島社)など。

 

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  ブログ『厳選!韓国情報』に次のような記事が載っています。国難突破解散の目的は「北朝鮮問題」抜きには考えられません。当然ケント氏の想定には入っていると思います。もし朝鮮半島有事が起きた場合の予想が載っていますが、興味あるというより恐ろしいことです。

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  レコードチャイナ 10月29日

  2017年10月28日、米ボイス・オブ・アメリカによると、朝鮮半島で戦争が起きれば、核兵器が使用されなくても最初の数日だけで最大30万人の命が失われる可能性があるとする報告書がこのほど米国で発表された。


  米ブルームバーグが入手した、米議会調査局が27日米議会に送った62ページに及ぶ報告書は、北朝鮮が韓国との軍事境界線近くに大量の砲兵を集結させているとし、北朝鮮は1分間に発射弾数1万発の能力を有し、ソウルがその射程圏内に入っていると指摘している。

  その上で報告書は、軍事衝突が起きた場合、従来の弾薬だけを使っていても、戦闘初日に3~30万人の犠牲者が想定され、戦争の影響を受ける人数は、10万人の米国市民を含む国境の両側の2500万人以上に上ると分析。

  さらに紛争は、中国、日本、ロシアからの勢力を巻き込むように急速に拡大する可能性もあるとしている。(翻訳・編集/柳川)

  http://www.recordchina.co.jp/b195345-s0-c10.html

 関連記事
  朝鮮半島で戦争、北が核兵器不使用でも毎日2万人の韓国人が死亡=米国防総省が想定
  http://www.recordchina.co.jp/b191935-s0-c10.html

  <コラム>北朝鮮人の意外な発言「韓国が発展したことはよいこと」「戦争は絶対にだめだ」
  http://www.recordchina.co.jp/b193906-s111-c60.html

エスカレートする北朝鮮の日本威嚇、「列島に核の雲もたらす」、英シンクタンク「核ミサイルが東京直撃なら死者85万人」と予測
http://www.recordchina.co.jp/b189593-s0-c10.html

元スレ:・【軍事】朝鮮半島で戦争、最初の数日だけで最大30万人が犠牲―米報告書[10/29]

 

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  それにしても、今日も元民進党の連中はあっちこっちで騒いでいます。北朝鮮に対する抗議など全くせずに、安倍首相をどうやって苦しめようかという非常にレベルの低い、日本人として恥ずかしい、仲間にはなりたくないと思わせる、滑稽な騒動です。

    

  自分たちの今までの恥ずかしい行動を、まるで無かったかの如く平気で、責任を誰かに押し付けようというあさましい姿を、メディアは好意的に、非常に好意的に報じています。安倍首相が憎いという共通点がある為でしょうが。

  今現在、世界は安倍政権の誕生を祝福しています。それは単なる儀礼的な物ではなく、それぞれの国の国益と一致するからですが。一致しない国が、危機感を持って阻止しようと画策してきました。その手先が日本の反日メディアなのです。

  いつまでこの、邪魔な反日勢力が居続けるのでしょう。


「私はどこで失敗をしたのか」小池百合子さんの問いの答えは3つある

2017-10-30 10:09:08 | 産経ニュースから記事を拾う

 

  

  

   一昨日書いたものですが、没にするのは何となくためらう心があり、いっその事載せてしまえという事にしました。最近言いたいことが山のようにありますが、次から次と出てきて、ちょっと油断するとまた次の出来事が出てきて間に合いません。

  この世には赤新聞という分野もあります。初めから信用していない新聞だと新聞の方も自負していますし、買う方もそれを承知で買って、自民党惨敗、80人減などという活字に釣られて、憂さ晴らしの役には立っている新聞です。

  

  その反面、終戦後からでしょうか、クオリティペーパーと称する、質の高い報道をすると称し、公平な公正な立場で正確な情報を届けると言う事を社会的使命にまで高めたと称し、まるで詐欺のように読者をだまし続けた新聞が、朝日、毎日、東京など続出しました。

  しかし、正義の味方のような顔をして、自分たちの邪悪な主義主張を狡猾にしかも高度なテクニックでそれを隠し。偏った報道を繰り返し、日本で発行している新聞でありながら、日本をこき下ろす、日本の敵のような新聞を正義のように報じ続けていたのです。

   

  小池百合子氏も、ポピュリズムの化身のような人で、カッコいいところだけ持っていくような人でしたが、中身が元々なかったのではないかと今から合点がいくような気がします。当然の結果でしょう。心配なのはこの後、ちゃんと都知事が務まるかと言う事です。

  「小池独裁 教えず、聞かず、語らせず」(音喜多駿)というまるで非韓三原則のような言葉が、その通りだという、独裁的な態度が、なんか女性の党首の特性みたいに考えられます。

 

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 産経ニュース・平成29年10月28日 付

【WEB編集委員のつぶやき】

「私はどこで失敗をしたのか」小池百合子さんの問いの答えは3つある そして朝日よ…

「私はどこで失敗をしたのか」

    

  小池百合子知事は選挙終盤、こう側近に問うたという。

  その答えは、3つある。

   第1に小池氏が衆院選出馬を見送ったこと。これで希望の党への期待が一気にしぼんだ。小池氏が出て、首相候補に名乗りを上げていたら、「小池首相」誕生は濃厚だった。

  「鉄の天井がある」と言い訳したが、今回の「完敗」で小池氏の野望はついえたように思う。

   第2に「しがらみのない政治で日本をリセット」を実現するための政策があまりに空虚で、結局「モリ・カケ」(森友・加計学園問題)批判に頼ったこと。

   第3に候補者も側近も力不足だったことだ。若狭勝氏の「(政権奪取は)次の次」発言で国民は白けた。

    

  ただ巷間、敗因とされる「排除」は正しかったと言っておく。志を同じくする者が政党に集うのは当たり前のハナシだ。

  22日に投開票された衆院選で自公は大勝した。好むと好まざるとにかかわらず結果に従う、それが民主主義のルールだ。にもかかわらず「自民党が圧勝ということにはなるが、

  安倍政権ではない方がいいという人の方が多いようだ」というような意味不明の理屈をこねるメディアが少なくない。こういう分析には胸が悪くなる。これこそ「フェイクニュース」だ。

  23日付朝日新聞は「『1強』政治を続けるのか」という署名記事を1面に載せたが、「有権者は引き続き自公に政権を託したが、一方で長期政権に対する飽きや嫌気を感じている」

  「圧倒的な与党の獲得議席と、底流にある民意のバランスや濃淡にズレを感じる」と断じているが、いずれも筆者が「感じる」ことが根拠だ。

    

  社説も「選挙結果と、選挙戦さなかの世論調査に表れた民意には大きなズレがある」としたうえで「選挙結果と違う世論」「筋通す野党への共感」「白紙委任ではない」

との小見出しがちりばめられているが見苦しい。あたかも世論調査の方が国政選挙より価値があると言わんばかりだ。

  一方で、選挙結果をめぐる海外マスコミの見解が的を射ている。

  小池氏が都知事として出張先のパリで敗北を認めたことについて、仏紙フィガロ(電子版)は「逃亡中の女王のようだ」と皮肉を込めて報道した。

  同紙は、希望の党は「(政策)信条より、利己的な計算や利害によって作られた」と酷評。ニュース局「フランス24」は「バブルが弾け、小池人気は低迷した。彼女は選挙当日、日本におらず、都知事としてパリのイベントを訪問することを選んだ」と伝えた。

    

  米ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)は社説で「希望の党や立憲民主党は経済運営や直面する北朝鮮の脅威に関し、有権者を納得させることができなかった」と指摘した。

  ワシントン・ポスト紙(同)は、米外交問題評議会シーラ・スミス氏が与党の3分の2以上の議席獲得を「首相の指導力に対する真の承認」と明言した。

  かように、自国の一部新聞を読んでも「ファクト」が分からず、外国メディアの分析の方が的確であるという状況に陥っている。そんな独善的な日本の多くのメディアは消えゆく運命だ。

  朝日よ、日本の主たる論点は「モリ・カケ」ではない。その現実を認め、迫り来る日本の「国難」打開へ、われらマスコミも力を尽くそうではないか。

(WEB編集チーム 黒沢通)

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  朝日新聞に対する批判本がよく売れています。朝日が犯してきた罪は大変な日本にとっての損害ですが、報道の自由とか言う、勝手な理屈を付けて開き直っていますが、日本に対し瑠犯罪的行為です。嘘のニュースを流して日本を貶めたのですから。

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【産経抄】産経新聞・平成29年10月28日 付

読書週間に朝日新聞の報道のあり方を問う2冊 マスコミが外部から検証・批判される時代性 

       27日から恒例の読書週間が始まった。同日付小紙朝刊の2、3面では、これに合わせて16冊の書籍が写真入りで紹介されていた。さてどんな種類の本かと眺めると、うち2冊が朝日新聞の報道のあり方を問うたものだった。ある意味で、大変な人気者である。

   ▼タイトルはそれぞれ刺激的だ。一つは『朝日新聞がなくなる日 “反権力ごっこ”とフェイクニュース』(ワニブックス)で、もう一つは『徹底検証「森友・加計事件」 朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(飛鳥新社)である。マスコミが外部から検証・批判される時代性を表している。

    

  ▼特に、後者の「はじめに」の書きだしは印象的だ。「安倍晋三は『報道犯罪』の被害者である。(中略)森友学園、加計(かけ)学園問題は、いずれも安倍とは何ら全く関係のない事案だった」。正否の判断は読者に委ねるが、報道とは何だろうかと考えさせられる。

  ▼事実を伝えることが第一であるべき報道が、政治目的を達成するためへとすり替わってはいないか。始めたキャンペーンが空疎なものだと分かっても、惰性で続けてはいないか。好き嫌いで正邪善悪を決め付けてはいないか。小紙も含め、マスコミに反省すべき点は数多い。

  ▼一方、27日付朝日朝刊を開くと「首相、『森友・加計』は沈黙」という記事が目に飛び込んできた。安倍首相が衆院選街頭演説で「モリカケ」に言及しなかったことが不服らしいが、そんな自分たちの報道姿勢に厳しい視線が向けられている自覚はないようである。

  ▼マスコミで主流の意見、論調とインターネット上で「常識」とされている見解の乖離(かいり)が気になる。一部の新聞、テレビが増幅するマスコミ不信の大波に、小紙まで巻き込まれるのは御免被りたいのだが。

 

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  朝日新聞に倣って、日本のメディアのポジションの在り方を確保したつもりの、日本メディア全体が、その存在のあやふやなフェイク体制に組み込まれようとしています。唯一産経新聞はチャイナの大会さえ取材拒否されるほど頑張っていますが。

  それほど朝日式メディアの誤りの罪は深いのです。

  「モリ・カケ」報道事件は、フェイクニュースとして今でも、生き続けていますし、正しくフェイクだと言う事を報道しないし、野党の多くは、未だにこの問題を、安倍政権攻撃の材料に使っています。勉強不足というか、恣意的というか不愉快な状態です。

  幸い今回の選挙ではこの問題が占める割合は少なかったのですが、安倍首相攻撃の切り札のように使い、フェイクニュースだと分かっている人からは軽蔑されています。

  立憲民主党の取り上げ方も、まさにメディアが作ったフェイクニュースのようなもので彼らの取った愚かさを、筋を通したなどと報じるバカバカしさは、日本のメディアの限界を感じます。

   

  これからのメディアは、日本の政治を動かす力は、立憲民主党の55人が限界で、それも共産党まで食っての55人でした。自民党憎さは、日本が独立国家として成立することは、チャイナや朝鮮半島を含む特定アジアの成り立ちの正当性を崩します。

  それが彼らにとっては、最も嫌な出来事で、許せないと言う事でしょう。日本のメディアの立ち位置は常に、特定アジアからの立場にたっての観方です。一体どこの国のメディアかと言う事を疑いますが、それを一層際立たせてきたのが朝日新聞という存在です。