風のたより

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                   能登の旅  その2    “ 白米(しろよね)千枚田 ”

2015-06-16 | 能登撮影旅行



バスは能登半島北端を走る国道249号線を進み、道の駅「千枚田ポケットパーク」にやってきました。
道の駅の崖下には、今回見たかった白米千枚田が広がっていました。





白米千枚田は、日本海に向いてなだらかな崖に広がる独特の棚田の風景です。
もっと急峻な場所を想像していましたが、それほどでもないようでした。

さっそく下車し、千枚田の全体を眺め、各々好きな場所に三脚を立て、夕日が日本海に沈んで
いくのを待ちました。





よくみると田にはすでに稲が植えられていて、しかも稲は結構伸びています。
ちょっとこれには正直少々がっかりしました。





ここの棚田は千枚田といっても実際には1004枚あるとかで、棚田の各々はオーナー制度に
なっていて、この中には前首相の小泉純一郎さんの田もあるようでしたが、時間がなく確認
出来ませんでした。





この地方は寒くなるのも早く、秋の稲刈りも早めにするため、田植えも早いということでした。
地方によって田植えの時期は微妙に違うんですね。





待っているうちに日も少しづつ傾き始め、、、、





水田に光が入り、、、





田の表情が少しづつはっきりしてきました。

それとともに、田の稲の伸びすぎがやっぱり気になりました。





それと待ち望んでいた綺麗な夕日とはならないようで、、、、

この辺りの気象条件はなんともなりませんが、、、





それでも最後には、うっすらと夕日が顔を出してくれました。

日本海に沈む夕日にみんなで“ もう少し輝いて“と祈ったのですが、、、、





やがて夕日は日本海の彼方へゆっくりと消えていきました。





夕日が沈むと同時に、今までの千枚田の色が青みがかり、表情が一変しました。

こんなにも周りの風景が変わることが不思議でした。





三脚を片付け撮影場所を離れる頃には、辺りはもうこんな感じです。

一番期待していた白米千枚田の撮影はこれで終了。
ちょっとあっけなかったけど、雨にならなかったのがせめてもの救いでした。

撮影を終え、バスは今日の宿のある輪島の町に向かいました。

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