もし裏切られたとしても俺は信じる。
舜(玉山鉄二)とは正反対の生き方をしてきた英治(香取慎吾)。
舜はトゲを持つ薔薇。
誰も信じない。傷つけられる前に傷つけるというのが自分を守る手段。
英治は信じ続ける。
どんなに裏切られても与え続ける。
相手に何も求めない。
それはどんなに送っても応えてくれない一方的なビデオレターを送る彼女(本仮屋ユイカ)と同じ他人への対し方。
美桜(竹内結子)はそんな英治のことを「誰の手も離さない人」と言う。
人は裏切られ傷つけられたら、その人の手を離してしまう。
だが英治は決して離さなかった。与え続けた。
直哉(松田翔太)には借金から抜け出すためのお金。
安西(三浦友和)には孫。愛を注ぐ存在。
菱田さん(池内淳子)には居場所。
舜からは借金した。舜が自分の所に戻って来やすい様に。
こんな生き方の結果、英治が得たものは美桜、雫(八木優希)を始めとする沢山の人たち。
英治の誕生日。
たくさんの人が祝ってくれて英治は居心地悪い。
英治は幸せに慣れていないのだ。
作品は英治という生き方を描いた作品だった。
人を信じて与え続ければ「それでも人生は素晴らしい」と言える様になる。
そんなテーマを描いた作品。
果たして普通の人に英治の様な生き方ができるかどうか疑問だが、少なくとも英治はメチャクチャ強い人間だ。
作品としては不思議な作品でしたね。
頭巾を被ったり、目が見えないふりをしたり。
一方的なビデオレターも、美桜が「お花屋さん」と呼び続けることも。
意図はわかるのだけれど違和感。
同じテーマを描くのにもっと違った文体があってもよかった感じもする。
僕としては最後まで入り込めない作品だった。
※追記
喜多善男の中の言葉に「他人を赦し自らを赦せば解放される」というものがあったが、それはまさに英治の生き方でもある。
英治は他人はいくらでも許すことのできる人間だったが、自分はなかなか許せない人間だった。
何かを求めたり、幸せになってはいけないという想いが常に英治にはある。
そんな英治が「愛してる」と美桜を求め、自分は幸せになっていいと自分を許した時、幸福が生まれた。
舜(玉山鉄二)とは正反対の生き方をしてきた英治(香取慎吾)。
舜はトゲを持つ薔薇。
誰も信じない。傷つけられる前に傷つけるというのが自分を守る手段。
英治は信じ続ける。
どんなに裏切られても与え続ける。
相手に何も求めない。
それはどんなに送っても応えてくれない一方的なビデオレターを送る彼女(本仮屋ユイカ)と同じ他人への対し方。
美桜(竹内結子)はそんな英治のことを「誰の手も離さない人」と言う。
人は裏切られ傷つけられたら、その人の手を離してしまう。
だが英治は決して離さなかった。与え続けた。
直哉(松田翔太)には借金から抜け出すためのお金。
安西(三浦友和)には孫。愛を注ぐ存在。
菱田さん(池内淳子)には居場所。
舜からは借金した。舜が自分の所に戻って来やすい様に。
こんな生き方の結果、英治が得たものは美桜、雫(八木優希)を始めとする沢山の人たち。
英治の誕生日。
たくさんの人が祝ってくれて英治は居心地悪い。
英治は幸せに慣れていないのだ。
作品は英治という生き方を描いた作品だった。
人を信じて与え続ければ「それでも人生は素晴らしい」と言える様になる。
そんなテーマを描いた作品。
果たして普通の人に英治の様な生き方ができるかどうか疑問だが、少なくとも英治はメチャクチャ強い人間だ。
作品としては不思議な作品でしたね。
頭巾を被ったり、目が見えないふりをしたり。
一方的なビデオレターも、美桜が「お花屋さん」と呼び続けることも。
意図はわかるのだけれど違和感。
同じテーマを描くのにもっと違った文体があってもよかった感じもする。
僕としては最後まで入り込めない作品だった。
※追記
喜多善男の中の言葉に「他人を赦し自らを赦せば解放される」というものがあったが、それはまさに英治の生き方でもある。
英治は他人はいくらでも許すことのできる人間だったが、自分はなかなか許せない人間だった。
何かを求めたり、幸せになってはいけないという想いが常に英治にはある。
そんな英治が「愛してる」と美桜を求め、自分は幸せになっていいと自分を許した時、幸福が生まれた。
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