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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

相棒 「カナリアの娘」

2009年10月15日 | 推理・サスペンスドラマ
★「言いたくありません! いちいち君に注意されるのは不愉快ですから!」
 右京さん、子供のようですね。
 死体の埋まった畳の上でぴょんぴょん飛び跳ねる姿も可愛かった。
 水谷豊さんも右京を楽しんでいるよう。
 それでいて、こういうイヤらしい言いまわしもする。以下、ネタバレ。

 狂言で誘拐されていた茉莉(内山理名)に出会った時、こう右京は語る。
 「ご無事で何よりです。特にお顔は怪我もないようで」

 シーズン8ともなるとキャラがどんどんこなれてくるんですね。
 それは小野田(岸部一徳)も同じ。
 神戸尊(及川光博)に右京との関係を質問して、「意外とハモってる?」だって!

★今回の話「カナリアの娘」に関してはイマイチ。
 犯人がおバカすぎる。
 スーツケースの服、空のクローゼットで、僕でも狂言だってことがわかりましたからね。
 わざわざ茉莉のマンションにやって来た犯人のひとり脇田もおバカ。
 茉莉に言われて服を取りに来たらしいが、それで尾行され捕まってしまう。
 そして事件解決。
 もしこの時、右京が脇田に遭遇しなかったら?
 その可能性だって十分あり得る。
 こういう偶然要素で犯人が捕まるのはあまりよくない。

 もっとも「相棒」お馴染みの最後のひとひねりは見事だ。
 <手紙の解釈>。
 テロリストであった父親の懺悔の手紙を見て茉莉は何を思ったか?
 その表と裏の解釈。
 この辺は「相棒」らしい。
 アルバムに残された同じ二枚の写真から、茉莉の母親がテロリストの父親に茉莉の写真を送っていたと右京が推理するところも。

 いずれにしてもいよいよ成熟してきた「相棒」。
 どんな熟練の技を見せてくれるか楽しみ!!



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