平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

誰もがわかっている森友問題の真実~安倍昭恵夫人が関わっている小学校だから官僚が忖度した

2017年11月29日 | 事件・出来事
 国会で森友問題の追及が始まった。

 明らかになったのは、籠池理事長と近畿財務局の価格交渉のやりとりの音声データが本物であること。
 何だ、しっかり価格交渉をやってるんじゃん。
 これで佐川前理財局長(現国税庁長官)は国会でウソを言っていたことになる。
 ゴマかしてウソをつく人が国税庁長官とはね。
 税金を払うのがイヤになるよ。

 森友学園がとてつもなく優遇されていたことも明らかになった。
①土地の売却金額が非公開なのは、972件の案件のうち森友学園だけ。(1/972)
②土地の分割払いが0Kなのも、1214件の案件のうち森友学園だけ。(1/1241)
③土地の払い下げを前提とした定期借地も、1194件の案件のうち森友学園だけ。(1/1194)
 すごいな、この優遇!
 やはり安倍さんの近くにいると、いろいろ恩恵があるんだね。
 ………………

 テレビを見ていると、安倍応援団のコメンテイターやタレントが、
「攻めきれない野党が悪い」
「新しい証拠を出せない野党がダメ」
 みたいなコメントをしているけど、これは問題のすり替え。
 だって、
 安倍ちゃんは問われた質問に答えず、
 財務省や国交省は証拠書類を隠蔽・破棄し、
 自民党は安倍昭恵夫人などの証人喚問に応じないのだから。

 コメンテイターは
「首相は全然、真摯に答弁していない」
「財務省、国交省は隠している書類を出せ」
「安倍昭恵夫人を国会に呼べ」
 とコメントすべき。
 ………………

 とはいえ、国民は森友問題の真相を薄々わかってるんだよね。
 つまり、

 <安倍昭恵夫人が関わっている小学校だから官僚が忖度して優遇した>

 ここに安倍ちゃんの積極的な働きかけがあったかは不明だが、官僚の忖度は明白。
 籠池氏が交渉で〝昭恵夫人〟の名を散らつかせ、夫人付きの秘書・谷査恵子氏が問い合わせなどをすれば、官僚は特別案件として扱うだろう。

 では、なぜ政府が一丸となってこの問題をなかったことにしようとしているのか?
 安倍ちゃんが3月の国会答弁で、
「私や妻がこの件に関わっていたら総理大臣を辞める」
 と発言したからだ。
 少なくとも、昭恵夫人はこの優遇に関わっている。
 どのくらい積極的な意思があったかはわからないが、親しい籠池氏のために動いたのは確か。
 だから安倍首相は「妻が関わっていた」ので、辞めなくてはならなくなるのだ。
 ………………

 2017年の大きな話題となった森友・加計問題。

 これは安倍長期政権が生んだ腐敗だ。
 これらが問題にされなければ、安倍一味はもっとやりたい放題をやっていた。
 でも、ほとぼりが冷めれば、ふたたび国家の私物化をやり出すに違いない。
 今度はもっと巧妙な方法で。
 国民はいつまでこれを許すのだろうか?

 ちなみに先程、森友問題は、昭恵夫人の案件で首相の関与は不明だと書いたが、加計問題は違う。
 加計については、安倍晋三は積極的に関わっている。
 なぜなら安倍は国家戦略特区の議長であり、今治市を国家戦略特区に指定したのは安倍なのだから。
 これほどわかりやすい図式はない。

 いい加減、地検、動けよ。
 明らかな斡旋利得の甘利明の件もスルーだもんな。
 あなたたちにプライドはないのか?

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする