【当研究会からのお知らせ】
ことばはフレーズ(意味ある単位)としてとらえなければならない。
フレーズだからこそ学習時間に比例して確実に語彙力が増強される。
ファンクションメソッドの提唱者中嶋による渾身の全16時間30分実況中継
○どうしてベーシックイングリッシュなのか!? その1
基本16動詞で日常会話ができるとしたBasic Englishの創始者であるC.K.Ogden氏はイギリスの言語学者です。
当時イギリスは中国の一部であるシンガポール、香港など、あるいはインド、ビルマなどを植民地にしていました。オグデン氏は母国の意向に従って弟子のリチャードとギブソンを英語指導のために中国に派遣しています。
ここで知っておいて欲しいのは、イギリスとアメリカの違いです。
アメリカという国は植民地経営にあまり興味がない国で、第二次大戦後日本やフィリピンを占領したにもかかわらずその後独立を認めました。一方イギリスは、大戦前のことですが、アジアに多くの植民地を持ち、日本がそれらの地域や国々を開放するまでそれが続いてきました。
つまりイギリスは植民地経営のために現地の人たちに「話せる英語教育」を行ったわけです。そしてそれを可能にしたのがオグデン氏のベーシックイングリッシュです。言うまでもありませんが、たった16の動詞で日常会話ができるという英語の特質がそれを支えています。
一方、アメリカはカーボーイの国で植民地経営にはあまり興味がない国です。例えばTOEIC試験やTOEFL試験ではListeningとReadingに重点が置かれ、つまり「お前たちは英語など話せなくてもいい、我が国に来たら我々が何を話しているか、あるいは何が書かれているか理解できたらそれでいい」といった考え方です。
このイギリスの植民地経営のために使われたベーシックイングリッシュが現在、別の意味を持って世界言語としての英語を根幹で支えている、歴史というものはおもしろいものです。
シンガポールや香港、あるいはインドの人たちがTOEIC試験で高得点を獲得しているのはそんなワケもあります。たった16の動詞で日常会話ができるという英語は、日本人が考えているほどむずかしい言語ではありません。
「語彙力増強英会話実況中継 日常英会話基本16動詞編」全16時間30分実況中継はベーシックイングリッシュを皆さんに伝えたいという一心で制作しました
U-tubeに投稿されている中嶋太一郎による動画
☆ファンクションメソッドとは
U-tube「自由に英語を話したい!」
動画再生回数が1万名を越え、本日(1月4日)15,240名となりました。
最近では、ほぼ1ヶ月で約1,000人の方が訪れています。
U-tube 「英語脳構築プログラム実況中継」
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[今日の学習]
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英語には、be動詞系列と一般動詞系列の二つがあります.
「情緒表現」には、助動詞(情緒動詞)を使ったもの、be動詞系列のファンクションフレーズを使ったもの、そして一般動詞系列のファンクションフレーズを使ったものと3つのタイプがあります.
今回も、一般動詞系列のファンクションフレーズを使った情緒表現について述べます.
以下は私が著した電子書籍「話すためのたったこれだけ英文法」からの抜粋記事です.
●使役動詞、感覚動詞も同じパターンとなる
情緒動詞はtoなしに原形動詞フレーズを導きますが、これと同じようにtoなしにVOC感覚で使われる動詞があります。
まず使役動詞とは、have, make, letなど「~させる、~してもらう」といった意味の動詞で、VOC感覚とります。
Let me have a look.
V O C
私に見せてください
(使役動詞)
let, make, have, help(米語). etc.
3つの使役動詞には以下の意味の違いがあります。
make--強制(無理矢理、積極的に働きかけて、「~させる」
have--働きかけて(頼んで)、「~してもらう」意味は中立的
let--人がしたいから、許可して「~自由にさせる」
一方、知覚動詞とは、see(見る), watch(見つめる), hear(聞こえる), fee(感じる)などの意味を持つ動詞です。
I saw a dog cross the street.
V O C
私は犬が道路を渡り終えるのを見た
(感覚動詞)
see, watch, notice, hear, feel, find, etc.
■文法を生かして英語表現を■
(1) I saw a dog cross the street.
私は犬が道路を渡り終えるのを見た
(2) I saw her smoke.
私は彼女が煙草を吸うのを見ました
(3) Watch me do it!
私がそれをするのをよく見ていなさい!
(4) I have never heard you speak English.
私はあなたが英語を話すのを聞いたことがない
(5) I heard the thief run away.
私はドロポウが走り去るのを耳にしました
(6) We felt the house shake.
私たちは家が揺れるのを感じました
略
原形動詞フレーズとは、以下のテーブルの(3)にあたるものです。
【一般動詞フレーズ5段活用】 cross the street 「通りを横切る」
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(1) cross(es) the street 現在形動詞フレーズ
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) crossed the street 過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。
(3) cross the street 原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) crossing the street ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) crossed the street ed形動詞フレーズ
※完了形で使われる。
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[アドバイス]
ファンクションフレーズと補語・動詞フレーズとの順列組み合わせで英文が生産されます。
言うまでもありませんが、「ファンクションメソッド」では黒文字にはファンクションフレーズ、そして赤文字で補語・動詞フレーズと二段階のステップを経て英文を生産するのはこの英語発想を身につけるためなのです。
この英語のしくみ、回路を身につけたらどんなフレーズにも対応できることです。
私はこの英語の回路、枠組みを身につけるのが「英語脳の獲得」です。
【お知らせ】
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