曲水の宴

室町時代の「公事根源」辺りによれば、本邦では奈良～平安時代に行われた雅な行事で、水の流れのある庭園などでその淵に参加者が座り、盃が流れてくるまでに詩歌を詠み、飲んだ杯を流し別室で披露するという「曲水の宴」。958年の3月25日には太宰府で催されたと記録があるそうで。

大河ドラマのせいもあってか、何かと話題に上る藤原道長も寛弘4年(1007)に開催したとか。
どうも個人的な偏見で、彼の名前が出てくる行事には、政治臭を感じてしまうのですが。

明日、自民党安倍派元四幹部に対し、政治資金裏金作りの実態について首相自ら聴取するとか。先日の失笑もんの審議会とは違い、「選挙における非公認」「党員資格停止」を軸に検討中との報道もあります。真偽は定かではないですが。

ただ次期総裁選を視野に入れた、対抗馬消滅作戦の一環であるとするなら、有り得なくもないかなあと。

さて元安倍派四幹部は、いよいよ流れてくる盃にイラつきながら、どんな歌を披露するのか。
（処分の）公開は、4月1週目だそうです。