昼下がりのコーヒー豆のあくび アーリーアフタヌーンコーヒー日記

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コーヒー豆屋のちょっとだけゆっくり流れる時間

ウルトラマンになりたかった?青年

2021-06-30 09:24:30 | 日記
久しぶりに相模原障碍者施設殺傷事件の被告の話題を耳にしました。道徳、家族愛、法則面からの批判、現実的問題、新自由主義、効率性視点、弱肉強食適者生存論等、凡そ聞いたことのあるお話をBGMにしながら、彼はウルトラマンに成りたかっただけなのかも知れないなあとかぼんやり考えていました。

自分の体験を、周辺関係者の言動、偏って収集可能なネット情報により「問題提起」として形成、更に善悪に単純化する事によりメッセージ性を構築、誰も手が出せなかった悪を滅ぼす正義のミカタとしてインパクトの強い解決方法を選択、強行し、世間の注目、声援や尊敬を集めたかっただけ・・・なのかも。それは現状において強すぎる自己の承認欲求が全く満たされていなかったことの裏返しだったのかなあとか。

当然にしてホントのところはよくわからないのですが、世の中で起こる事件のある程度はひょっとして「他者へのリスペクト」で回避出来ていたという可能性を感じます。「彼自身が」だけでなく「彼に対して」という意味も含めて。

尤もこの事件にしも「不憫」を理由としたバイアスにより同様の結果を招いた可能性もありますけど。

let it be(コレスポンダンス的野暮なタイトルになっちまったじゃねえかver)

2021-06-29 10:05:57 | 日記
予想通り、雲が切れて青空が顔をのぞかせ始めました・・・が小雨ぱらぱらと。

朝までの雨が上がって、えいやッと干してきた洗濯物、濡れてるんでしょうね、きっと。・・・ほらね、言わんこっちゃない、だから最初から部屋干ししとけばと

それはそれで、ま、いいか。トラブルはつきもので。

ほら、お日様。そのうち乾くでしょ。

メルセンヌ素数

2021-06-28 10:41:23 | 日記
6(1+2+3)、28(1+2+4+7+14)で、今日6月28日が「完全数の日」だという記事を目にして、以前、オンラインセキュリティ心配なんですけど、どういうシステム何ですかと尋ねた時に、「ああ、メルセンヌ素数ですよ」とかいわれ、わかったようなわかんないようなままスルーされたのを思い出しました。

ユークリッドにより完全数は 2ⁿ⁻¹(2ⁿ-1)で顕されることが証明されていて、この2ⁿ-1が素数(1と自分以外で約せない自然数)の事をメルセンヌ素数というそうで、数が多ければ多いほど因数分解に時間がかかり解読が困難になるとか。現在わかっている最大のメルセンヌ素数は2∧82589933で、24,862,048桁!

オイラーにより上記の式は偶数では有効であることが証明されたそうですが、奇数ではあるのかとか、まだまだ探求中だそうです。

好きな人にはたまらない世界なんだろうなあ・・・ボクはすでに後退りしてますけど。



「推し」を超えて

2021-06-27 10:45:15 | 日記
MLB二刀流大谷選手のホームランがカウントされトップとの差が縮まる度(現在2本差)、増えている気がする「Ootani推し」トークを伺いながら何となく、師であり友人であったミケランジェロ推しの画家、建築家のジョルジョヴァザーリのことを思い出しました。

メディチ家お抱え芸術家であったとされるヴァザーリ。1527年メディチ家が政争によりフィレンツェを追い出される際、ミケランジェロ作「ダビテ像」の左腕が3つの破片に破損、彼は危険を顧みず夜陰にまぎれて回収、自宅へ持ち帰り一晩中破片を愛でたとか。

そんな彼の一番有名な功績は「美術家伝(Le Vite)」の編纂。建築、絵画、彫刻の技法、材料に関する紹介から、14~16世紀のイタリアルネサンス期の各美術家100人超の個人伝記を取り上げ、全体を3つの時期に区切り3期目の「芸術が自然をも凌駕する時代」の頂点にミケランジェロを位置付けています・・・推しというより崇拝、信仰かも。

ヴァザーリの絵画の代表作である「ペルセウスとアンドロメダ」は1570年6月27日に習作を始めたとか。そして1574年フィレンツェ大聖堂ドームのフレスコ画を製作中に逝去したのも6月27日。偶然でしょうけど。