古民家再生工事 土台座る

古民家の再生工事にあたり、悩ましい決断をしなければならないのが基礎工事。既存土台の状況、周囲の地盤、予算、全体のバランスなどを総合的に考慮しなければなりません。絶対的な正解がない、とも言えます。

今回は大黒柱を中心とした主な柱はそのままに、周囲の土台の劣化が激しいため総入れ替え、ステンレスパッキンで全周換気を行う布基礎を施工することになりました。

数週間前はこんな感じ。



3日ほど前、無事に土台が座りました。



建物がシャキッとしました。これから本格的な木工事がはじまります。

ではまた。

おさむ

解体するにあたり

建て替え新築工事をされることになったA様邸。先日解体工事を着手するにあたり、手づくりの感謝とお清めの式を行いました。

その日、玄関に入って驚きました。ほんとに驚いた。

すんごいきれいなんです！

解体されるお家なのにゴミ一つない。ホコリ一つ気にならない。素足でおじゃましたのにまるできれい。解体されるお家がシャンとしている。

この感覚、、、25年の建築人生の中でも幾度か経験があります。解体されるお家を使っていた時以上にビガビガにされるお客様。ビガビガにされたお家。今回もまさにそうでした。そこにある空間は家族が辿った歴史。。。

築40年のお家。ここまで片付けるのは本当に大変だったと思います。想像以上だと思います。ほんと、すごいなあああ。。。

通常は処分するものは置かれたままの場合が多いし、そのように案内もしている。時には土足で上がるお客様もいらっしゃるわけですし、それがダメかといえば解体前ですし、合理的に考えればオッケーなわけです。

『美徳』をしみじみと感じました。同席した解体業者さんも同様に感じたようでした。

家づくりという仕事を通して、人としての徳の美しさに触れさせていただきました。

ではまた。

おさむ

プロ意識

古民家再生工事中の現場で大工職人、鳶職人とお茶飲み話をしていた時の事。

『すごい地震だったよなあ！』

『ほんとすごかったですねえ！』

『あの後この現場が心配で夜中に見に来たんだ。懐中電灯照らしながら問題がない事を確認して、、、安心して眠れたよ　(笑)。。。』

ああああ、、、あたくし負けた。現在建物を持ち上げて基礎工事中。自宅から現場まで30分かかる。躯体のみで不安定な状態にある建物が心配で現場に急行してくれたのだそうだ。私も思ったのだけれども、、、行動に移さなかった。完敗です。

野村さん、流石プロ！！！

ではまた。

おさむ

大きな地震でした。

大きな地震でした。



深夜の出来事であり、早朝明るくなってから被害に関する電話が鳴り続くかも、、、と思いながら朝を迎えました。

幸い、その様な電話は今のところゼロ。もうあれから10年。『天災は忘れたころにやって来る』という先人の智慧を忘れてはなりませんね。

ではまた。

おさむ

事務所が明るい！＼(^o^)／

藤ヶ丘に北澤工務店事務所を移転して早20年超。なんだかいつの間にか暗ーーーーい感じに。。。

っということで、思い切って照明器具を交換することにしました。

こんな感じだった照明を、



こんな感じに！！！



いやーーーー、すっきりとした色合いで気持ちのいい明るさ！！！

これで社員の皆さんも（もちろん私も(笑)）益々いい仕事に励めそうです。

ではまた。

おさむ

H様邸 地鎮祭

昨日、市内藤ヶ丘で新築工事をされるH様邸の地鎮祭を行いました。

私は古来より日本人が大切にしてきた神道がとても好きですし、しっくりきている者のひとりです。しめ縄を張って祭壇を設けると、なんとも不思議な厳粛な気持ちになるものです。



祝詞奏上



鍬入れの儀



玉串奉奠（ほうてん）の儀



これからH様邸の工事が着手するわけですが、工事の安全祈願、そして関係者の家内安全をご祈願いただき、無事に終了しました。何より無風快晴！！！日差しが背中からぽかぽかとあたたかな地鎮祭でした。

ではまた。

おさむ