![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/0d/8685087a67d8b3742e612b2222732b35.jpg)
(原題:Notes on a Scandal)
----ニャんだか小難しそうな映画のタイトルだね。
これって社会派映画ニャの?
「いやいやどうして。
ある意味、これはスリラーとも言えるかな。
原作がブッカー賞の最終候補に残ったりもしたところから、
硬めの作品を覚悟していたんだけどね」
----でも主演がジュディ・デンチにケイト・ブランシェット。
いずれにしてもクオリティは高そう。
「ふたりは以前に『アイリス』でも組んでいるけど、
この映画はその『アイリス』のリチャード・エア監督作品。
と聞けばよけいに生真面目な作品に思われがちだけど、
別の角度から見ると実にスキャンダラスな映画。
一言で言えば
15歳の少年と肉体関係に落ちた美術教師シーバ(ケイト・ブランシェット)。
その彼女に以前より目を付けていた
孤独な初老の教師バーバラ(ジュディ・デンチ)は、
シーバの弱みを握ったことから
その人生すべてを支配しようとする-----というお話。
これがバーバラによるナレーションで進んで行く」
----うわあ恐いニャあ。
このふたりの演技対決も凄まじそう。
「うん。ふたりとも本年度の
アカデミー主演&助演女優賞他にノミネート。
なかでもジュディ・デンチは、
目尻の皺の動きまで計算した演技計算により
微妙な心理の動きを完璧に表現。
これまでにぼくが観た彼女の演技の中ではベストだったね。
また、これは原作がそうなっているんだろうけども
日記に書かれたセリフが凄まじい。
『密かに彼女を配する。
私に対し、永遠の借りを作ってやるのだ。
私はすべてを手に入れられる。
何もせずに』」
----うわあ身震いしてきた。
でもこのままで終わるはずないよね。
「うん。それはバーバラが一緒に暮らしている猫と関係あるんだけど、
さすがにフォーンの前では言えないニャあ」
----う~ん。ニャんだろう?
「まあ、それはともかく、
この映画はわずか92分。
最近の映画としては実に短い。
それで思い出したんだけど、
70年代にはこの手のスリラーがけっこうあって、
B級扱いで公開されていた。
それ専門の職人監督もいたしね。
いま、そんなの作っても劇場公開とはならず
ビデオ直行なんだろうな。
この映画にしても文学的香りを纏っているしね。
話としては、
<若い男とのただれた関係を続ける
過程持ちの女教師と
その教師に同性愛的な関心を抱いて近づく
初老の女教師のストーカー的行為>
こういうことなんだけどね。
でも、一流のスタッフ・キャストで作っているだけあって、
途中背筋をゾクゾクする瞬間があったことだけは
<覚え書き>として喋っておこうかな」
(byえいwithフォーン)
※パフィンさんからご指摘いただきました。
ケイトはケイトでも『アイリス」に出ているのはウィンスレットの方。
穴があったら入りたいです。観ているというのに…(汗)。
パフィンさん、ありがとうございました。
フォーンの一言「ちょっと観るの恐いニャ」![もう寝る](http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/05/0000123905/21/img93e72f79wp5h8e.jpeg)
※ジュディ・デンチの入浴シーン迫力だ度![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_hat.gif)
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※画像は『Notes on a Scandal』のオリジナル・ポスター
----ニャんだか小難しそうな映画のタイトルだね。
これって社会派映画ニャの?
「いやいやどうして。
ある意味、これはスリラーとも言えるかな。
原作がブッカー賞の最終候補に残ったりもしたところから、
硬めの作品を覚悟していたんだけどね」
----でも主演がジュディ・デンチにケイト・ブランシェット。
いずれにしてもクオリティは高そう。
「
この映画は
と聞けばよけいに生真面目な作品に思われがちだけど、
別の角度から見ると実にスキャンダラスな映画。
一言で言えば
15歳の少年と肉体関係に落ちた美術教師シーバ(ケイト・ブランシェット)。
その彼女に以前より目を付けていた
孤独な初老の教師バーバラ(ジュディ・デンチ)は、
シーバの弱みを握ったことから
その人生すべてを支配しようとする-----というお話。
これがバーバラによるナレーションで進んで行く」
----うわあ恐いニャあ。
このふたりの演技対決も凄まじそう。
「うん。ふたりとも本年度の
アカデミー主演&助演女優賞他にノミネート。
なかでもジュディ・デンチは、
目尻の皺の動きまで計算した演技計算により
微妙な心理の動きを完璧に表現。
これまでにぼくが観た彼女の演技の中ではベストだったね。
また、これは原作がそうなっているんだろうけども
日記に書かれたセリフが凄まじい。
『密かに彼女を配する。
私に対し、永遠の借りを作ってやるのだ。
私はすべてを手に入れられる。
何もせずに』」
----うわあ身震いしてきた。
でもこのままで終わるはずないよね。
「うん。それはバーバラが一緒に暮らしている猫と関係あるんだけど、
さすがにフォーンの前では言えないニャあ」
----う~ん。ニャんだろう?
「まあ、それはともかく、
この映画はわずか92分。
最近の映画としては実に短い。
それで思い出したんだけど、
70年代にはこの手のスリラーがけっこうあって、
B級扱いで公開されていた。
それ専門の職人監督もいたしね。
いま、そんなの作っても劇場公開とはならず
ビデオ直行なんだろうな。
この映画にしても文学的香りを纏っているしね。
話としては、
<若い男とのただれた関係を続ける
過程持ちの女教師と
その教師に同性愛的な関心を抱いて近づく
初老の女教師のストーカー的行為>
こういうことなんだけどね。
でも、一流のスタッフ・キャストで作っているだけあって、
途中背筋をゾクゾクする瞬間があったことだけは
<覚え書き>として喋っておこうかな」
(byえいwithフォーン)
※パフィンさんからご指摘いただきました。
ケイトはケイトでも『アイリス」に出ているのはウィンスレットの方。
穴があったら入りたいです。観ているというのに…(汗)。
パフィンさん、ありがとうございました。
フォーンの一言「ちょっと観るの恐いニャ」
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※画像は『Notes on a Scandal』のオリジナル・ポスター
「やだわぁ~ やだわぁ~」
と繰り返していたのが ちょっと面白かったです。
緊張感があふれていたけど 途中のあの事例で私はちょっと 気抜けしちゃいました。
でも 年配の女優さんが主役で活躍できる イギリスって いいですよね~。
アメリカだと なんとなく 40歳過ぎると仕事がなくなるような気がします。
「やだわぁ~ やだわぁ~」って、
その方、日本の方ですよね。
もし英語だと、どうなるんだろうこの言葉……。
ぼくは、シーバがバーバラの企みを知った後、
記者たちに囲まれて狂ったようになるところにゾクっ。
この後、映画が違う方向に走り出しそうで、
先の見えない展開に思わず身を乗り出したのですが、
なんだか普通におとなしく収まりましたね。
この作品、ジュディデンチ内なる怖さがありました★
期待もしてなかったのでほんと楽しめた作品です。
時間も短くて、無駄がなかったように思います
明日も試写で観ますがそれもえいさんがもしかしたら先に観られてるかもです
ちょっと楽しみな作品なんですが、、、どうかなー♪
またきますね。
ジュディ・デンチ、もとより
怖いイメージがあったのですが、
この映画でそれが決定づけられました。
明日は『コマンダンテ』の最終に行く予定でしたが、
打ち合わせとかぶって見送りに。
『ジーニアス・パーティ』にも間に合わず、
なにもなしです。
migさんは何を観るんだろう。
ご報告、楽しみにしています。
んじゃないかと思う位、怖かったですね・・・。
ぼくも気に入ってます。
ジュディ・デンチにあんなことさせるなんて、
いやあ、この監督もたいしたものです。
フォーンにも遠慮をしてポーシャの場面については詳しく書きませんが(本当は書きたい)、顔をクシャクシャにして泣きじゃくるジュディ・デンチにもの凄い共感してしまいました。
もしかしたら、珍しい視点で鑑賞していたかもしれません。余り共感されないだろうし、親近感の湧かない感想になってしまいましたけど、思ったままに書いてみました。もともと楽しみにしていたのですが、早くも今月観る作品の中ではベスト1なのではないかと今から予想しています。
明日は、待ちわびた『300』に行って来ます。できれば『プレステージ』もはしごしようかと狙っています
となひょうさんのレビュー、
とても読み応えありました。
この映画、「試写室だより」でも
高評価でした。
ぼくは入れ忘れてましたが…(汗)。
『プレステージ』はよくできた映画ですよ。
来週から公開の『ゾディアック』もお楽しみに。
目尻の皺の動き...よく見ませんでした(泣く)
ホント、最近にしては短い映画でしたが、それも好きでした(笑)
入浴シーン、怖かったですね~。ジュディ・デンチのぞっとするような独り言と、ズタっと垂れた皮膚感...きゃあ、ジュディ・デンチ!肌を出さないでー!と思いました。
えっ、R-15は、入浴シーンのせいですかい(笑)
あんさんの『ベニスに死す』との比較、オモシロかったです。
まだ、だれも他にその比喩をされている人はいなく、
その独創的な指摘に驚きました。