ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

「えいのえ~い5本まとめてドン!」(第一回)『ポケモンレンジャーと蒼海の王子』~『親指さがし』

2006-07-12 23:03:51 | 新作映画
----「5本まとめてドン!」?最近さぼっていたわりにはふざけてない。 
「ごめんごめん。ちょっと追いつかないもので。
このブログの趣旨でもある、
それぞれの映画の見どころをワンコメントでまとめて
喋っちゃおうと……。
この後は、また元に戻るから許して」

----で、最初は何?
「『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ポケモンレンジャーと蒼海の王子』。
ふうっ、タイトル読み上げるだけで疲れちゃう。
まあ、この映画は、どういうストーリーだから観に行くと言うものでもなく、
子供連れで、ついでに観ちゃうと言うのが一般的。
そこでオトナでも楽しめるワンポイント紹介。
クライマックスは
『LIMIT OF LOVE 海猿』『ポセイドン』に続く“息を止めて潜水”3連チャン」

----次のは、また変わったタイトルだね?
主演がまたまたオダギリジョー。
「『パビリオン山椒魚』。
これはね、パリ万博にも出品されたと言われる
伝説の国宝、オオサンショウウオのキンジローをめぐるお話。
オダギリジョーはレントゲン技師の役で、
このキンジローがホンモノだったら骨折の痕があるはずだから
調べてくれと頼まれるわけ。
途中から、彼は静岡県笛午村(?)なるところで、
ゴダールの『ウイークエンド』よろしくゲリラになってしまう。
映画のリズム、その常識を解体したような作品だから
覚悟して行った方がいいかもね」

----次はフランス映画。タイトルからするとミステリーっぽいけど。
「『アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵』。
これはクリスティー作品でも人気のある
“おしどり探偵、トミーとタペンス”が基になっている。
さて映画版での“奥さま探偵”は裕福な暮らしを贈るプリュダンス。
彼女は夫ゼリベールの心配をよそに、
消えた老婦人ローズの謎を解くべく旅に出るという、一種の田園ミステリー。
このプリュダンスとリベール、初老で孫もいる。
でもセックスにも昼間から励んじゃう。
いやあ、フランスだね。
そうそう、あのジュヌビエーブ・ビジョルドも出ているから、
オールド・ファンには必見。
ただ、あまりにも老齢になっていることにショックを受けないようにね」

----その次はタイ。いやあ映画世界一周だ。
「『マックス!!! 鳥人死闘篇』。
これはかつて全世界の度肝を抜いたYAMAKASHIが
フランスのパリからタイのバンコクに移し、
チャイニーズ・マフィアと日本のヤクザ、
さらにはアジアのストリート・ギャングと戦うというもの。
紅一点としてエロディ・ヤングが活躍。
マギー・Qに続くタイからのアクション・スターとして期待したいな。
ただ、この映画オモシロいんだけど、一つ注文が…。
YAMAKASHIの身体能力を生かしたアクションはさすがに息を呑む。
だけど、なぜわざわざフィルムスピードを変えるのか?
そのまま見せた方が迫力あると思うけどね」

----で、最後は再び日本映画。
「『親指さがし』だね。
これは子供の頃、
親指を失った少女の霊を慰め、
親指を見つけることができた者は願いを叶えることができるという
“親指さがし”という遊びの最中に、
その姿を消してしまった女の子をめぐる物語。
最初はオカルト・ホラーかと思いきや、
徐々にサイコ・ミステリー・ホラ-であることが分かってくる。
主演はV6三宅健。
でも見どころは松山ケンイチかな。
ここでもまたまた別の側面を見せてくれるよ。
さて、今夜はこのくらいにしておこうかな。
お約束の5本、もう喋っちゃった」


          (byえいwithフォーン)

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6 コメント

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潜水 (メビウス)
2006-07-18 01:23:15
えいさんこんばんわ♪



えいさんもポケモン観てたとですか(^^;)自分もたまには観てみるかなーと思って、子供に混じって観賞してましたが、思いのほか面白かったですね♪マナフィも可愛かったし。

最後のサトシの潜水シーンは確かに仙崎みたいでしたね(笑
返信する
■メビウスさん (えい)
2006-07-18 23:33:06
こんばんは。



ポケモンは第一作を始め、

ときどき、とても感動させられることがあります。

今回はそこまではいきませんでしたが、

サトシが今年のキーワード(?)、

潜水で難局を切り抜けるのが印象的でした。



自分がほとんど泳げないので、

ああいうシーンに出くわすと、

思わず反応してしまいます。
返信する
アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵 (隣の評論家)
2006-08-05 14:04:52
ふっ。『奥様は名探偵』

原作通りの『親指のうずき』ではダメだったのでしょうか。あ、フランスではうずくのは小指の方でしたっけ?どっちでもいーや、別に。

この作品も、ある意味記事にするのが難しいタイプのような気がしました。

ジュヌビエーブ・ビジョルド ビックリしました。年をとりましたね。特殊メイクでしょうか。

あ、えいさん。

タイトル索引からこの作品に入ると。『花よりもなほ』が出てきましたです。一応、ご報告。
返信する
■隣の評論家さん (えい)
2006-08-05 20:57:17
こんばんは。



おかしなタイトルですよね。

『奥さまは魔女』を意識したのでしょうか?



ジュヌビエーブ・ビジョルド、

ご存知でしたか?

とても嬉しいです。



索引の件、ありがとうございました。 

    m(_ _)m

一緒にこちらに書いた他のタイトルも

間違っていたようで、

あわてて修正しました。

これからもよろしくお願いします。
返信する
パビリオン山椒魚 (隣の評論家)
2006-10-01 18:38:59
うーむむむ。ノレませんでした...。

どうせなら、全編に渡ってドタバタにすれば良かったのに。そもそも、そんな風に真面目に観る事自体が間違っているのかもしれませんねぇ。という訳で、この作品の話はもういいや。



これからの公開作品で。ちょっとガラッとイメージを変えて『アタゴウルは猫の森』って、お子様向けな感じなのでしょうか?猫が気になって...(笑)。



昨日、テレビで『クレしん』の例の『オトナ帝国』を放送していたので。ついつい見てしまいつつ、またオイオイ泣いてしまいました。名作ですね。私も【20世紀博】行ってみたいです。おっと、危ないですね。未来を守らないとダメだった...
返信する
■パビリオン山椒魚 (えい)
2006-10-02 00:11:04
こんばんは。隣の評論家さん。



どうもこの手の日本映画は肌にあいませんね、



この手の……

たとえば『ナイスの森』『タナカヒロシのすべて』

『男はソレをがまんできない』『笑う大天使』などなど。



えっ?どこに共通点があるかですか?

それはまたゆっくり。



『アタゴオルは猫の森』はますむらひろしの原作。

観てはいませんが、大人でも楽しめるのではないでしょうか。
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