ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

書かなかった理由(わけ)

2004-12-29 01:14:15 | 新作映画
------ブログを始めて早いものでもう半年。
最初の頃は、確かぼくフォーンがえいのことを
話すはずじゃなかったっけ。
「そうなんだよね。
でもいつしか映画の話ばかりになっちゃった」

----------毎日毎日、どんな映画も観たのは必ず書いてたもんね。
でも、すべて書くようになったここ2~3ヶ月の中でも
いくつか書かなかったのがあったよね。
それって理由あるの?
「うん。今日はそれを喋ろう。
まず1本目は『犬夜叉 紅蓮の蓬莱島』。
こういうアニメは、そのファンが楽しむためのものだから、
一般の映画とは違う気がする。
たとえば、それぞれのキャラクターをどれだけ
ファンが納得いく形で見せてるか....?
ぼくのような門外漢が入り込む余地はないということさ」

--------でも同じアニメでも『名探偵コナン』とか
『クレヨンしんちゃん』のことはいつもよく喋ってるよね。
「うん。コナンは毎回、プロローグの後に、
状況設定とキャラの説明をしてくれる。
これは一部のファンだけでなく
広く一般の人にも観てもらいたいという証だと思う。
あと、しんちゃん。
あの映画は人気キャラクターを利用して、
自分たちのやりたい世界をやろうとしている-----
きわめてメッセージ色の強いものなんだ」

-------にゃるほど。次は『プロジェクトY』
「これは大分湯布院町で行われた
町議会議員選挙を描いたドキュメンタリー。
でもスポットを当てているのは
ほとんど若手候補の3人だけ。
くしくも撮影を断った一人の候補が言ってるように、
若いというだけの理由で選んだみたいで、
3人それぞれの主張の違いも浮かび上がらないし、
旧勢力との差もはっきりとは伝わらない。
ただ、<ぼくらは頑張ってるよ>っていうのを見せられるだけ。
つまんないドキュメンタリーだったね。
選挙に落ちるのも候補者10数人のうち一人だけだし」

------最後は『1リットルの涙』だっけ。
「これは、ある実話に基づいている。
主人公の女性は徐々に体が動かなくなってゆき、
やがて体の全機能が停止してしまう
<脊髄小脳変性症>という難病にかかっている----。
う~ん。こういう映画は語りにくいな。
演出がどうのとか、演技がどうのとかいう以前の問題。
ひとりの失われた命の重みの前には
なにも喋れなくなってしまう」

-------次回はいよいよ2004ベスト10かな?

※気分はくもり度


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