大工さんの道具は
カンナにノミにノコギリ・・・
そんな時代はとうに過ぎ、
釘や鋲は専用道具で、刻みは
工場で済ませ、組み立てるだけ・・
道具は
使わないものから変化して、ボルトナットの
世界に変わってきたように
あらゆる道具が変化してきました
で・・
葬儀社さんの道具とやらは・・・
自宅で幕を張るのに使う画鋲に袋、
拾う磁石や、脚立に、雨よけ用ヒサシを作る
ビニールシートに暖をとるストーブ各種
2トントラックやら、沢山のテント類、沢山の白木の祭壇
道具と言うか機材というか・・
その殆どが今は「使わなくなった」のでございます
その代わりに、礼状や写真を作る機械やら
パソコンにプリンター
あなろぐからデジタル化へ
もう・・木製の墓標も
埋葬の道具もいつの間にかなくなりました
言わば
「道具」では「稼げない」時代になりました
結果的にそうなったのか
必然がそうさせたのか
う~むぅ・・
ひとのこころの中に
「そりゃぁ・・・楽で簡単なのがよかっぺよ・・」
という
本音が住み着いているのでしょうか・・・
なまはげやらが
無形文化遺産ということで
後世に残していく・・・
あと100年もすれば
「今の葬儀形態」も
文化遺産で残っているのかしら・・
いや・・・
人間そのものが残っているかどうか・・・