アプローチである程度、「そこ」がどんなところか
想像がつきます
玄関までの距離・・・
この距離感は必然であり
無駄のなせるゼイタクなところでもあります
柏の蕎麦屋さん「竹やぶ」をご存知の方は
下の駐車場から階段を上がるアプローチに
主の想いを感じさせ
「この先」の予感に期待を膨らませ
それに劣らぬ内容を母屋作りや
蕎麦そのモノにいのちを吹き込んでいます
殆どが手づくりのそれらは
こころの琴線に触れることでしょう
「えっ・・ここが蕎麦屋さん?」
この、見事なまでの裏切り感・・・
蕎麦が好きで「蕎麦屋」が好きな諸兄には
一度目と耳と口と身体で味わってみてください
何かを感じ取れたら・・・
貴方は、感性の深い自分に気がつくでしょう・・・
そんな、竹やぶさんに影響を受けたせいで
「無駄のようなこと」が
何よりも大事なことでは、と
考えるようになったのです
入り口までの距離・・・
必要な距離というものは
無駄ではないのです・・・