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NHKBS英雄たちの選択「家康逃げる~天下への道 伊賀越え~」の一考察

2015-09-04 06:15:02 | テレビ
NHKBS 英雄たちの選択「家康逃げる~天下への道 伊賀越え~」の放映が昨夜あった。この番組が、出来事が起きたその時の主人公たちの選択に主眼が置かれているのか、本筋の事件・出来事の展開において、やや雑で、疑問を多く感じました。

1.伊賀越えの選択で「話しに出なかった」重要なことの一つ
  大和、宇治田原、信楽、に多くの知り合いがいて土地勘があった、上方遊覧案内人の長谷川秀一の存在。
  特に、多羅尾一族との連携は、大変役立った。
2.海路の非選択の理由として、小和田氏の発言
  「本能寺の変を知った地点が四条畷で、大阪湾まで引き返すことが困難。」、これは、実は当時、四条畷の近く  までは、河内湖が大阪湾までつながっており、それほど困難ではない。
  実際のところは、明智指示情報が行き届き、舟を出してはならず、船頭が見つからなかった。
  このことは、伊勢湾の白子浜でも同じことが起きている。
3.伊勢湾を渡り、知多半島常滑に到着、これは、三河半島の大浜の方が正しい。
  こちらの方が安全で速い。

4.家康、三河に帰還後、疑問に思う9日間もの空白
  軍勢を整える、甲斐武田領の後始末、整備に時間を要するなど、謎については、もう少し詳細に触れたく思う。

5.穴山梅雪の殺害、これは土民に追われて自刃
  武士にとって、殺害と自刃は大なる違いで後世名誉にかかわること。

等々、ここ最近、バラエティの要素が強くなり、真実を軸にした英雄たちの選択から、離れていくのが、気になる。歴史ロマンとは、真実が高まれば高まるほど、色々と考えるロマンに迫力と楽しみが増すのである。


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