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神君伊賀越え~(城陽市)市辺の道案内人の出現~

2016-11-14 03:15:29 | 家康伊賀越え
図書館で調べものをしていて、ある小冊子を読んでいると、神君伊賀越えで(木津川の)草内の渡しの対岸である市辺のことが書かれているのを見つけた。草内の渡しの対岸は、『十六の渡し』という。6/3朝、家康一行はそこにつき、あらかじめ連絡されていた市辺中垣内の庄屋半兵衛が宇治田原まで道案内をしたとある。当日は、雨が降り、足跡がつかないように、草鞋を後前にして逆方向に移動したと思わせる演出をしたとのこと。無事宇治田原に到着し、家康が褒美を与えるので申せというと、「八町四方の土地よりも、上座を占める権利を得たい」と答えたという。また家康から「住んでいるところが市辺なので市本と名のれ」ということで苗字帯刀が許されたとのこと。この話は、何年後かわからないが、先祖のお春ばあさんから聞いたとのこと(市本家談より)。という風に、伊賀越えに関する土地巷情報は、まだまだあると思う。逃走における道案内人や少しでもそれにかかわった人々は、それぞれが大きな役割を果たし、将軍になった超重要人物の伊賀越えを手助けした者だと、時間がたつにつれて話が大きくなりながら子孫に受け継がれてきたのではないだろうか。実に面白い。


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