ひろば 研究室別室

川崎から、徒然なるままに。 行政法、租税法、財政法、政治、経済、鉄道などを論じ、ジャズ、クラシック、街歩きを愛する。

東急5050系4000番台4102Fと東武50000系51005F

2023年07月31日 22時03分30秒 | 写真

川越市駅(TJ22)にて撮影しました。左側が東急5050系4000番台4102F(普通川越市行き)、右側が東武50000系51005F(川越市駅発の準急池袋行き)です。

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いつまで走るか 東京メトロ8000系8116F

2023年07月29日 00時15分00秒 | 写真

 今回は、半蔵門線からの引退も近づいている(その割には遅々としているように見える)東京メトロ8000系の8116Fです。各駅停車中央林間行きとして運行されているところを撮影しました。

 今や、東京メトロでは最古参の系列となったのが8000系です。これより後に銀座線用としてデビューした01系や、浅草線用としてデビューした5300形のほうが先に完全引退するとは、1980年代および1990年代には予想できなかったものでした。

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法令と命令は違うものですが

2023年07月25日 00時33分30秒 | 受験・学校

 日付としては昨日のことになりますが、2023年7月24日に、大東文化大学法学部法律学科の「基本法学概論A」の期末試験を行いました。

 そこで、次のような問題を出しました(かなり省略した上にアレンジしています)。

 「国の行政機関が制定する法は( ① )と総称される。( ① )はさらに、内閣が制定する( ② )と、各省大臣が制定する( ③ )および、内閣府の長が制定する( ④ )に分かれる。」

 正答は次の通りです。

 ①:命令

 ②:政令

 ③:省令

 ④:内閣府令(但し,府令も正答とする。)

 上記科目の試験では六法の参照を可としていますので、憲法や国家行政組織法を参照すればすぐに正解を導き出せます。

 ところが、①については不正解が多いのでした。政令、省令、内閣府令(または府令)がゴチャゴチャになっている解答もありましたが、どういう訳か「法令」という解答が多かったのでした。

 以前にも小テストで出題したことがありますし、解説でも「国の行政機関が制定する法は命令と総称する」旨を話しています。しかし、「命令」と書けていないのです。もしかしたら、憲法では命令のうちの政令しか登場しないので(日本国憲法第7条第1号、同第73条第6号および同第74条を参照)、わからなくなったのでしょう。しかし、法令が法律(いうまでもなく、国会が制定する法)と命令とを合わせた表現であることを知っていれば、すぐに正解は導き出せるはずです。法学を専攻する学生であれば、法令の意味はすぐにわかるはずである、と思っていたのですが、そうではないのでしょうか。

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2023年版 うちの近所で花火が打ち上げられた でも事前に何の連絡もない

2023年07月22日 19時42分45秒 | 日記・エッセイ・コラム

 今日(2023年7月22日)の19時台に、近くで何発も花火が打ち上げられました。おそらく、高津小学校でしょう。

 また、2年前と同じようなことを、近所の住民として一言記しておきます。

 何処の誰が何発も花火を打ち上げたのかはわかりませんが、爆発事故などのことも考えるならば、書いておくべきでしょう。

 今年も、何の事前連絡もありません。最初に花火の音を聞いた時には、何処かで爆発事故か何かでも発生したのかと思ったほどです。

 一体、どういうことなのでしょうか。

 

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東京都交通局上野懸垂線が廃止されることとなりました

2023年07月21日 23時00分00秒 | 社会・経済

 私は鉄道ファンの一人ですが、JRグループを中心に、まだ利用したことのない鉄道路線のほうが多いくらいで、全線踏破や全駅踏破を目指すファンではありません。首都圏に生まれ育ちましたので、東京都内の鉄道路線の多くに乗りましたが、JR五日市線と東京都交通局上野懸垂線を利用したことが一度もないのです。神奈川県に目を移すと、さらに未利用路線や未利用区間が増えます。

 さて、今回の話は東京都交通局上野懸垂線です。上野動物園にモノレールが通っていましたが、それが上野懸垂線です。

 モノレールには様々な方式がありますが、大別すれば跨座式モノレールと懸垂式モノレールに分けられます。跨座式モノレールは、一本のレールの上に車両が跨がる形のもので、東京モノレール(アルヴェーグ式)、多摩モノレール(日本跨座式)など、多くの例があります。これに対し、懸垂式モノレールは、レールの下に車両がぶら下がるような形のもので、日本では例が少なく、現存しているのは湘南モノレール(サフェージュ式)、千葉モノレール(サフェージュ式)、そして上野懸垂線だけです。その上野懸垂線は独自の上野式を採用しています。

 上野懸垂線は、1957年12月に営業を開始、車両更新などのために何度か休止しつつ、2019年10月まで運行していました。しかし、施設の経年劣化を理由として(その他の理由もあるようですが)、2019年11月から休止されていたのです。

 そして、3年以上の休止期間を経て、今日、つまり2023年7月21日に、東京都交通局は上野懸垂線の廃止を国土交通大臣に届け出ました。

 〔多くの報道、例えば朝日新聞社の「上野動物園のモノレール、来年7月までに廃止へ 日本で初の実用化」(2023年7月21日20時14分付 https://www.asahi.com/articles/ASR7P6QCRR7POXIE06D.html )では国土交通省に届け出たというように書かれていますが、鉄道事業法第28条の2第1項によれば国土交通大臣に届け出る旨が書かれています。国土交通大臣が行政庁であるためです。〕

 東京都のサイトには、2023(令和5)年7月21日、つまり今日付で、東京都交通局による「東京都懸垂電車上野懸垂線の鉄道事業廃止届の提出について」という文書が掲載されています。それによると、廃止路線は「東京都懸垂電車上野懸垂線」で「上野動物園東園駅、上野動物園西園駅間0.3km」であり、廃止予定日は2024(令和6)年7月21日(日曜日)ですが、「届出後、関東運輸局長が届出に係る廃止の日より前に当該廃止を行ったとしても公衆の利便を阻害するおそれがないと認めた場合は、廃止の日を繰り上げることがあります。(その際はあらためてお知らせします)」と書かれています。繰り上げについては鉄道事業法第28条の2第3項、同第4項および同第5項に定められており、これまでにもいくつかの実例があることなどからすれば、上野懸垂線の廃止日繰り上げはありうるものと考えられます。休止期間が長い上に、途中に公道を挟むとはいえ、上野動物園の西園と東園とを結ぶだけで、距離はたったの300メートルしかなく、どう考えても上野動物園の来園客以外に利用客がみあたららないような路線ですから、廃止日を繰り上げたところで「公衆の利便を阻害するおそれ」があるとは考え難いからです。

 東京都は、今後、何らかの新たな輸送機関を整備する予定であるとのことです。上記朝日新聞社記事には具体的なことが書かれていませんが、2026年度における利用開始が目指されているようです。

 上野懸垂線を一度も利用したことのない者(おそらく、上野動物園に入ったこともありません)が記すべきことではないと思いつつ記しますが、上野懸垂線が長らく営業を続けていることが、私には不思議なことでした。建設時および開業時には地方鉄道法に基づき、現在は鉄道事業法に基づいている路線であるとはいえ、上野動物園の遊戯施設とあまり変わりのないものです。

 それでは、上野懸垂線が建設された理由は何なのでしょうか。最初から動物園の利用客を目当てにしているのであれば、かつて渋谷の東急百貨店にあったロープウェイのようなものでも十分であったはずです。

 実は、上野懸垂線は或る種の実験路線です。20世紀後半の東京都の公共交通機関として、モノレールが想定されていたのでした。

 かつて、東京都交通局は日本一の路面電車の路線網を有していました。今でも荒川線として残っている都電のことです。しかし、自動車の数が増えるに従い、路面電車では道路の渋滞などによって定時運行が難しくなることが予想されたために、路面電車に代わる公共交通機関の一つとしてモノレールの導入を検討していました。もっとも、モノレールの輸送能力は当時の国鉄の車両や地下鉄の車両よりも低いので、例えば銀座線や丸ノ内線のような路線にはやはり地下鉄がふさわしく、モノレールでは役者不足です。そこで、山手線の内側のメインを地下鉄とし、地下鉄ほどの輸送力を必要としないところについてモノレールを導入しようとしていたようです。そのために、まずは上野懸垂線を建設して実験をしてみようということなのでしょう。名古屋市の東山公園にあったモノレールも実験的要素があったそうです。その実験のために上野動物園や東山公園を選んだ理由もわかりかねるところではありますが、現在、横浜の桜木町駅からみなとみらい地区までを通る都市型ロープウェイ、YOKOHAMA AIR CABINのような位置づけもあったのでしょうか。もっと現実的な理由も存在したのでしょう。例えば、現在の都01系統の都営バスが走るルート(新橋駅〜アークヒルズ〜六本木〜渋谷)にモノレールを建設して開業させるというのでは、かなりの冒険になっていたことでしょう。

 現実には、東京都交通局が路面電車の代替手段となる鉄道として選択したのが地下鉄でした。モノレールは上野懸垂線のみで終わったのです。また、日暮里・舎人ライナーはモノレールではなく新交通システム(案内軌条式鉄道。AGT)となりました。東京の地下鉄では1号線と称される都営浅草線が京成電鉄および京浜急行電鉄の路線と相互乗り入れをしていることが示すように、モノレールでは首都圏の交通需要に適合しないことが明らかになったからでしょう。

 浅草線より先に開業した銀座線および丸ノ内線は他の鉄道会社の路線との相互直通運転を行っていませんが、浅草線より後に開業した地下鉄の路線は、リニア地下鉄である大江戸線を除き、全て他の鉄道会社の路線との相互直通運転が前提となって建設されています(長らく他の路線への乗り入れが行われていなかった都営三田線ですら、当初は東武東上線および東急大井町線・田園都市線への直通運転が予定されていました)。東西線に至っては、当初から中央本線および総武本線のバイパス路線(黄色い電車の中央・総武緩行線を想起してください)として想定されていたほどです。このような事情では、モノレールが選択されなかったのも当然と言えます。

 長い目で見ると、モノレールは衰退しつつある輸送手段と言えるかもしれません。沖縄モノレールのように21世紀になってから開業し、路線を延長するところもありますが(延長ということならば大阪モノレールの本線や多摩モノレールにも計画があります)、既に記した名古屋市の東山公園モノレール(サフェージュ式)の他に、小田急の向ヶ丘遊園モノレール線(ロッキード式)、姫路市交通局(ロッキード式)、名古屋鉄道モンキーパークモノレール線(アルヴェーグ式)、よみうりランドのモノレール(アルヴェーグ式)、ドリーム開発ドリームランド線(東芝跨座式)などが廃止されています。また、広島県のスカイレールサービスも廃止が決まっています。また、東京モノレール羽田線も、京浜急行と競合するようになってから苦境が伝えられるようになっており(開業時から長らくの間もそうでした)、JR東日本が羽田空港アクセス路線の建設に着手することとなっているために、行く末が気になるところとなっています。

 そう言えば、我が川崎市にもモノレール構想がありました。川崎市都市モノレール構想で、川崎市公文書館に計画書などが保存されており、一部がウェブで公表されています。溝の口駅から緑ヶ丘霊園、東高根森林公園、生田緑地、聖マリアンナ医科大学、新百合ヶ丘駅、登戸駅などを通る8の字形の路線で、高津区、宮前区、多摩区および麻生区をカヴァーする構想でした。実現したら、とくに溝の口駅から上作延、神木本町、平、蔵敷、潮見台など、現在でも市バスが多く通る道路の周辺は非常に利便性が高まったかもしれません。溝の口駅といえば、武相中央鉄道という未成線もあり、これも非常に興味深いものです。

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まだ見慣れない

2023年07月18日 23時56分10秒 | 写真

 今年(2023年)3月のダイヤ改正で、都営三田線と東急目黒線との相互乗り入れに加えて、東急新横浜線、相鉄新横浜線、相鉄本線、相鉄いずみ野線への直通運転が加わりました。もっとも、相鉄線に乗り入れるのは基本的に相鉄21000系(当然です)と東急3000系、東急5080系であり、東京都交通局の車両で相鉄線に乗り入れる運用を見たことがありません。果たして、東京都交通局、東京地下鉄、東急、相鉄の間で車両使用料をどのように精算しているのでしょうか。気になるところです。

 8両編成の東京都交通局6500形と異なり、東京都交通局6300形は6両編成のままです(東京メトロ9000系および埼玉高速鉄道2000系も同じ)。6両編成は相鉄線に乗り入れませんので、最長でも東急新横浜線の終点(書類上は起点)の新横浜駅までしか走りません。それに、まだ日吉行きおよび白金高輪行きが多いので、東急新横浜線の本数が少ないのが残念なところでもあります。

 それにしても、まだ急行新横浜行きの行先表示に見慣れていません。

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東急1000系1500番台1501F

2023年07月17日 00時00分00秒 | 写真

今回は東急池上線・東急多摩川線で活躍する1000系1500番台の1501Fです。営団地下鉄日比谷線直通用として東横線で運用されていた8両編成を改造し、3両編成化されたものです。

 1000系が最初に東横線で運用されたのは1988年のことであり、2023年7月において東急電鉄では9000系に次いで古い系列です(9000系の登場は1986年)。一部が廃車され、また他社へ譲渡されていますが、35年にわたって活躍を続けています。

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いつまで走るか 東京メトロ8000系8118F(続)

2023年07月16日 00時00分00秒 | 写真

 田園都市線および半蔵門線を走る車両のうち、今年の1月に完全引退した東急8500系の2020系への置き換えは早かったのですが、東京メトロ8000系の18000系への置き換えは遅いように感じられます。COVID-19によって東京メトロ(東京地下鉄株式会社)は大打撃を受けたと言われますが、そのためであるのか、別の理由によるものであるのかはわかりません。

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池上線五反田駅で「緑の電車」

2023年07月15日 00時00分00秒 | 写真

以前、戸越銀座駅で撮影した「緑の電車」を取り上げました。今回も「緑の電車」こと東急1000系1013Fです。

 五反田駅2番線に停車中です。写真ではわかりにくいのですが、蒲田行きです。

 現在、東急では、大井町線の各駅停車用である9000系が最古参ですが、1000系はそれに次ぎます。既に、1000系の一部は上田電鉄、伊賀鉄道、福島交通、一畑電車にも譲渡されており、活躍しています。とくに、上田電鉄への譲渡は、日本で最初にVVVF車が譲渡された例となりました。

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東京都交通局5500形5508F

2023年07月14日 00時00分00秒 | 写真

2018年から、都営浅草線に5500形が運行されています。5300形に代わる形式で、都営浅草線は勿論、京成線、京浜急行線にも乗り入れます。

快速成田空港行き(京成本線経由)として、五反田駅(A05)2番線に到着するところです。

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