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飴山實を読む(112)

■旧暦5月14日、土曜日、

(写真)白躑躅

さてと、蒸し暑き日哉。午後、歯医者。十数年前の治療がことごとく問題化している。ファミレスで仕事。アファナシエフの詩にインスパイアされて、英語俳句をいくつか作る。英語俳句については、まったくの模索状態。シラブルの総数だけ意識している。




蕎麦湯注ぐ手姿のよき涼夜かな
 「花浴び」

■蕎麦屋のおかみさんだろうか、同行の女性だろうか。とにかく、感じの良い人であろう。「手姿のよき涼夜」という言葉で、その人のイメージを彷彿させているところに惹かれた。涼しげな目もと、涼しげな美人といった清楚なイメージが浮かぶ。こうした美的なイメージは、ある程度、距離のある人に対して現れる一瞬のイメージであろう。だからと言って、これが、非現実的とは言えないし、逆に、イメージで現実を縛る必要もないだろう。
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