5月24日のマーケットから(19:50記)

ニューヨークは予算教書が予想通りの内容でサプライズも無かったことから堅調に終わる。
東京もそれを受けて、寄付き後150円高程度あったもののその後は穏やかなマーケットとなった。
今晩のFOMCで利上げが遠のく可能性も一部あり、20000円挑戦はもう少し先となった。



チャートは続伸しながらも陰線となり、まだ警戒感があるようだ。日本人投資家はどちらかと言えば売りスタンス継続であり、一部外国人買いと拮抗している印象。

歩みは遅いのであるけれども、この水準で売買をこなすことはこれまでも申し上げている通り次へのステップと株価水準の足場固めには必要なものであり、望ましい展開だろう。ここで焦って上を買ってもまだ売らなければならない投資家が居る現状では早晩押し戻される展開になるだろう。

騰落レシオの落ち着きと移動平均線の上昇を待ってから上を攻めに行かなければならないだろう。
まだまだ、203高地は先である。こんなところでむざむざ兵力を失うわけには行かない。(因みに日露戦争の話です。この後には日本海海戦でバルチック艦隊と戦うわけであるが・・・)まずは、態勢を整えて次の戦いに期するのが良いだろう。

イメージがわく人と湧かない人がいると思いますが、準備が大事だということです。では。