かてぃさんの雑記帳

単なる自分の備忘録です。要はその時自分は何を考えていたのかを残しておきたいだけです。
基本 個別株については書きません。

週末雑感(2023/2/26)

2023-02-26 08:46:31 | 日記

ここ半月、米国はのNOランディングを観測し金利上昇は終わりが見えたとされていた。

長期金利が抑制され、株式に資金が回る気配を見せていた。

しかし、今週は米景気が予想以上に確りしていること。インフレがコストプッシュではなく、ディマンドプルであることがはっきりした。

金曜日に発表されたPCE総合価格指数で鮮明となった。昨年11月10日のCPIショックに比べれば反応は軽度であると思いますが、これでNOランディングは無くなった可能性がある。

 

ここからBloombergから引用します。

  PCE総合価格指数は前月比0.6%上昇-昨年6月以来の伸び
        市場予想は同0.5%上昇
        前年同月比では5.4%上昇
            市場予想は5%上昇
    PCEコア価格指数は前月比0.6%上昇
        市場予想は同0.4%上昇
        前年同月比では4.7%上昇
            市場予想は4.3%上昇
            
PCEは前月比1.8%増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は1.4%増だった。インフレ調整後の実質PCEは前月比1.1%増加。昨年11、12月の落ち込みから反転し、2021年3月以来の大きな伸びとなった。自動車や飲食サービス、宿泊など財とサービスに対する支出の増加を反映した。

  1月の各数字は、持続的な高インフレのリスクを浮き彫りにする。昨年12月のPCE価格指数は伸びが鈍化し、利上げペース減速の観測を強めていた。ただ12月統計の上方修正と1月の再加速で、そうした減速分はほぼ帳消しになった格好だ。さらに、個人消費の底堅さと労働市場の異例の強さが重なり、米金融当局のインフレ率2%目標の達成は一段と困難になるとみられる。

  ブルームバーグ・エコノミクス(BE)のアナ・ウォン、イライザ・ウィンガー両エコノミストらは「支出が勢いよく増加し、コアの財価格およびスーパーコアのサービス価格の両方が加速したことは、インフレにとって悪いニュースだ」と指摘。「サプライチェーンのボトルネックがほぼ解消されたことで、最近のインフレは需要主導型となっている。この傾向が続けば、米金融当局は5.25%を超える水準への利上げを余儀なくされるかもしれない」との見方を示した。(引用おわり)

 

これで次回のFOMCでの利上げは50BPで避けられなくなった。利上げはあと3回はあると観測されている。

(投資の森から引用)

 

過去1年とこれまでの推移を見れば5.5%程度までは考えなくてはならない。

そもそも。NOランディングなんて無いかもしれない。経済にも区切りが必要なのだろう。あいまいな境界線など無いのだ。とすれば景気と金利のバランスが経済には必要だ。

そこでハイイールド債のETFの価格がやはり参考になる。

ハイイールド債は発行体の体力が小さいため、景気が良ければ買われるし不景気になればデフォルト不安で売られる。一方、あくまで債券なので景気が過熱し利上げされれば売られ、景気テコ入れ場面では金利低下により買われる。

要は景気と金利を測るバロメータになっている。

・ハイイールド債が明確に節目を上抜ければ景気>金利で株を買う局面。

・移動平均線に沿った動きなら金利と景気のバランスは悪くない状態。

・下放れは、景気悪化からデフォルト多発が懸念される場面と捉えれば良さそうだ。

 

現状はどちらとも言えないところかな?バランスが良いと言えるかもしれない。

まあ、この2年間が良い環境が続きすぎたのだ。

いったん景気の区切りが付いて、再始動する方が今後の経済が好転したときに長続きするのかもしれない。

 

日本株は世界経済の先行指標だから、目先は揺れるかもしれないが大きく下に行くとも思えない。

手掛けるならゆっくりと行くべきかな。

 

元気出して行こう!

 

 


週末雑感(2023/2/19)

2023-02-19 23:01:00 | 日記
今日は少しだけ。





日本株は直近の価格別累積売買高のピークがある27500-27700円をなかなか突破出来ない。
いわゆる、やれやれ売りが出てくるため出来高のボリュームが大きくならないと抜けきらない。でも、売り物も無限大というわけではないのでいずれ上回ってくるだろう。
ただし、その間に悪材料が出て来なければという話。米国金利が上昇気味の中で円安がどの程度進むかによると思います。今週が分水嶺になるかも知れない。

焦っても仕方がない。上向いてthink bigで!

元気出して行こう!


週末雑感(2023/2/5)

2023-02-05 18:59:45 | 日記

早いもので気が付けば2月。雇用統計の時期になりました。

内容はBloombergから引用すると以下の通り

非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は、1月に前月比51万7000人増加
エコノミスト予想の中央値は18万8000人増
前月は26万人増(速報値22万3000人増)に上方修正
失業率は3.4%に低下-前月3.5%
1969年5月以来の低水準
市場予想は3.6%
平均時給は前月比0.3%増、前年比4.4%増-12月分は共に上方修正
労働参加率は62.4%に上昇、25歳から54歳までの参加率も上昇(引用おわり)

 

思っていたより強い数字でしたね。

その結果、ドル円は131.19円/ドル 

株価は以下の通り。

これは利上げが次回で止まらないと思われることから仕方ないですかね。

一方、日経平均先物は27620円で引ける。

このところCMEで27500円で帰ってきて、東京では27400円というパターンが多かったように思います。

27500円に壁がある感じがしていましたが、昨日はそれを抜けてきました。

東京市場は世界景気の先行指標ですから良い反応ではないかと思います。

後はビットコイン

大手業者の破綻などでほとんど無視していたら300万円まで戻っていました。

この辺は世界的に資金が動き出している傍証なのではと思います。

個人的にはハイテクはまだかなとは思っていますが、時代は変わりつつあります。

あとはウクライナ情勢が終戦日に近づいてほしいと思います。

このウクライナの復興関連はここから10年くらいのテーマになると考えています。

鉄鋼、セメント、電力 あとは世界の武器在庫を一掃してしまうのでレイセオンやロッキードマーチンなどの兵器関連。

でも船じゃないと思っている。今回の戦争は大陸国家の戦争だから海軍系は在庫は一杯あるはずなので

ミサイルとか防衛システムとか受注が増加しそう。直ぐ動くかどうかわからないですが3年くらいは株価を押し上げそう。

ではこれで。

元気出して行こう!