今週のマーケットは雇用統計待ちでした。
毎月毎月同じことをしてる様にも感じますが、それだけ注目を浴びるという事です。
その数字で何兆円も影響を与えるわけですから仕方ない面もあります。以前聞いたことがありますが、雇用統計の内容を早く知りたいがためFRBだったか財務省だったか忘れましたが内部にスパイを送り込んで雇用統計発表の前にオフィスのブラインドを上向かせるか下向かせるかで数字を示唆するなんてことまであったようです。
今月の数字は以下の通り。(Bloombergから引用)
- 農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比55万9000人増
- ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は67万5000人増
- 前月は27万8000人増(速報値26万6000人増)に上方修正
- 家計調査に基づく失業率は5.8%に低下-前月6.1%
- 市場予想5.9%
ADPの数字よりは弱かったようで金利低下、円高、米国株高で反応しました。
週明けの東京も200円程度上からが予想されますが、ここからはワクチン接種率の上昇速度から比例する感じでしょうか?上昇速度の変化率とは接種者数の微分になるのかな?恐らくエクセルでも計算できるんじゃないかと思います。このような感じの数字が日本株の変数になっていくと思われますから、ぜひ自分で計算(予測までは出来ませんが)することをお勧めします。そしてその結果をもとに考え方をまとめると勝率は上げられるのではないかと思います。
イメージとして日本株は世界の景気敏感株と言われます。
だから、米国の数字が悪化すると米国本国よりも日本株の方が大きく変動する傾向があります。
手元にデータが無いので正確なことが書けませんが米国内の景気変動の数値に対しての反応は米国の1.5倍くらいありそうに思います。デルタで言えば1.5ですから米国株のヘッジとして日本株を2/3反対のポジションでチャラくらいかな?こういうのを調べると面白いですよね。誰かやってくれないものか。
でも、日本はおかしな国ですよね。自国の数字より他国の数字で左右されるのですから。半導体もある程度では国内で生産する方が良いと思います。こんな積み重ねがマーケットを変化させるのでしょう。
何はともあれ、今週は30,000円挑戦だと思っています。
30,000円付けた後のイメージが未だ出来ない。そんなあやふやな感じを持っています。
さあ、梅雨を吹き飛ばして、
元気出して行こう!