かてぃさんの雑記帳

単なる自分の備忘録です。要はその時自分は何を考えていたのかを残しておきたいだけです。
基本 個別株については書きません。

週末雑感(2023/5/28)

2023-05-28 08:07:00 | 日記
週末の米国は債務上限問題の進展を読み上昇して終わる。
日経平均先物も31,500円で週末引ける。

毎度繰り返される債務上限問題は終わってみると「なーんだ!」ってなるんだと思いますがマーケットでは奥歯に物が挟まった感じになっている。前回も美術館が閉鎖されたり、自由の女神🗽のに行けなくなったりしたと記憶しているが妥結してみればスルーされた。今回もそうなりそうだ。

バフェットの効果もあり日本株には外人買いが入っている。日本取引所グループによると海外勢は4月以降、株価指数先物を約1.9兆円、現物株を3.6兆円買い越した。株価は3月以降3,000円強上昇した。






報道では30数年ぶりの高値と言われているが、私の就職活動時に史上最高値を付けて入社式の日の株価は28,000円。そこからリバウンドして34,000円くらいまではあったような記憶がある。
でも、今マーケットにいる投資家さんでその記憶がある層はそれほど多くないのではないか?
だから、未知との遭遇なのだ。確かその当時、日経平均の品薄株が乱舞していて松坂屋とか品川白煉瓦、極洋なんかが4,000円とか5,000円していた時代だ。完全に時代が違う。都市銀行はどれも2,000幾らとかだったように思います。
従って、今の日経平均とはほぼ別物だ。

その前提で言えば、過去いくらしたから現在は〇〇なんてナンセンスなのでは?

ここからは自分の想定。
米国債務上限問題がクリアされると資金は米国に戻るかもしれない前提で組み立てる。
その時に日経平均は目先のピークを打つかもしれない。なぜなら、今週はTOPIXは上昇しておらず騰落レシオも100トビ台まで下げている。



世界的にニューマネーが流入しているのでは無く、米国に行っていた資金が一部日本に流入しただけだ。当然、それにも理由があるのだろう。バフェット信者の投資家様が神のお告げごとく日本株を買っている側面もあるかもしれない。その中には足の長い資金もあるだろう。だから、資金フローが変わっても全てが出ていく訳でも無いと思う。
しかし、変化の時は近いのではと思っている。
その時はGAFAMに資金が行くんだろう。大きな資金の受け皿はこういう所しかないからだ。幸いまだ株価が低迷しているところもある。主食は主食になる銘柄に銘柄にすべきだし、おかずは主食にはなり得ない。ましてや調味料は主食には絶対なり得ない。マーケットのおかずや調味料みたいな銘柄に資金の大きな割合を投じる投資家が多すぎると感じている。それらがある程度良いバランスに戻っていくのでは無いかな。

最後、個人的には個別株は制度上保有しづらいので運用はインデックスファンドになります。
今月は4回程度に分けて日経平均ガチホしていたファンドを1/8づつ売却して半減させた。全部は売らないつもりだけど、500円上げるごとに減らそうかなと思案中です。なんか自分で実験してみたいんだよね。
そして、タイミングを見て少し米国株のETFが欲しいかなと思っています。






元気出して行こう。





週末雑感(2023/5/21)

2023-05-21 17:37:00 | 日記
G7サミットが行われた。
ウクライナゼレンスキー大統領があっと驚く来日。
と言っても何か新しいものがあったと言う感じがする訳ではありませんが、内閣支持率が大きく上昇したのなら解散総選挙が現実のものになるかも知れません。

目先の日本株は加熱感があるように思いますので、木曜金曜は少しポジション落としました。これは先週書いた想定に沿った動きをしました。目先はG7も終わり、米国のウィッチングも過ぎたので利益確定は増えるかも知れません。




チャートは三空が完成したと考えられるので、一旦売りたい。
希望としては1000円調整で30000円どころで出来高を増やしたい感じがします。
そうしないと、相場として長続きしなくなる。

TOPIXも戻り高値を抜いて来ているのだけど、ここ数日 値上がり値下がり銘柄数が拮抗していて騰落レシオが上がらなくなって来ている。そういう点でも調整やむなしかな。
売り屋が踏み上げたあとは値動きが悪くなるかも知れないが、そこが狙い目。

こういう時はギャンのピラミッティングが有効なんでしょう。
頭から尻尾までは食べられないのだから。

一応ギャンのルールを載せておきます。
  1. 資金を10等分し、1回の取引額は全資金の10分の1とする。
  2. ストップ・ロス・オーダー(逆指値注文)を使い、ロスカットは最小限に抑える。
  3. 過剰な取引をしない、資金配分を守る。
  4. 利益を損失に変えない。含み益が出た後は、利益を減らさぬよう、逆指値を上げていく。
  5. トレンドには逆らわない。
  6. 迷った時は手仕舞い、ポジションを解消する。
  7. 値動きがあり売買が活発な銘柄(市場)で取引を行う。
  8. リスクを避けるため、分散投資する。資金の一極集中を避ける。
  9. 指値注文ではなく、全て成り行き注文で売買する。
  10. 根拠の無い理由では手仕舞いしない。
  11. 利益は蓄積し、一部は別口座に移し、緊急時に備える。
  12. 配当やわずかな利益目当てで売買しない。
  13. ナンピンをしない。ナンピンはトレーダーの最大の誤りである。
  14. 我慢できないというだけで相場から逃げない。
  15. 小さな儲けと大きな損は避ける。
  16. 建玉と同時に逆指値を行い、これをキャンセルしない。
  17. 極端に頻繁な売買は避ける。
  18. 買いだけでなく空売り(信用売り)も積極的に活用する。
  19. 値ごろ感に捉われない。安い(高い)という理由で買ってはならない。
  20. ピラミッティング(乗せ商い)のタイミングに注意する。
  21. 上昇相場で買い増す場合、上げるほどに小さな枚数で買い増していく。
  22. ある銘柄を買い建てしていて、その価格が下がり始めた時、これをヘッジしようとして別の銘柄を空売りしてはいけない。
  23. 明確な理由なしにポジションを変えない。明確なルールによる判断やトレンド変換などの明白な理由なしに手を引かない。
  24. 充分な利益を得た後は取引量を減らす。絶好調のときでも全資金を投入しない。
  25. 相場の天井(底)を闇雲に決め付けない。
  26. 他人の助言を鵜呑みにしない。自分で研究し、自分のルールを持つ。
  27. ロスカットした後は取引量を小さくする。もし3回連続で損を出した時には、元での10分の1のリスクに抑える。
  28. 間違えて入るのをさけるのと同じく、間違えて手仕舞うことも避ける

元気出して行こう!


書評(安倍晋三回顧録)

2023-05-20 14:31:00 | 日記
やっと読み終わりました。
当然にインタビューなので安倍総理から見た歴史を語っておられるのですが、現在の政治状況を鑑みれば安倍総理の残したものが如何に大きかったが改めて確認できます。

何年か前に書いた書評で「総理」を読んだ時に感じたことと重なってきた。
あとは中川昭一に対する思いを聞いてみたかったなって思いました。

でも安倍総理はしなきゃいけないことをして来たなって思います。この想いを引き継いで行動してくれる政治家が出てこないかなと期待しますがなかなか難しいのでしょう。何せ100年に一度出て来るか来ないかの政治家だから。

株やってる人は読んでおくことをお勧めします。後々、出てくるだろう政治的経済的トピックを理解する上では役に立つでしょう。

週末雑感(2023/5/14)

2023-05-14 14:02:00 | 日記
日本のゴールデンウィーク、FOMC、雇用統計を通過してマーケットは落ち着いてきました。
米国の金利がやや強含みではあるものの株価も決算発表を経過して米国株もしっかりしています。

このタイミングで現状を見ると
米国はマージンデッドが大分減少した。















一昨年の年末に最高値を付けたときはマージンデットつまり信用買い残高が1兆ドル弱有りました。日本円で130兆円程度となっていた。これが最新のデータでは6454億ドル(約100兆円)にまで減少してきた。



上のチャートを見ると最後の急騰前の水準まで戻っている。当然高いところで買ってしまった投資家も多い筈ではあるが、投げなければならない投資家はほぼ投げたのでは無いかと思われる。今残っている投資家は多少株価が上昇しても売るような投資家では無いように見えるので、ここからはGAFAMやテクノロジー株の女王キャシーウッドが運用するアークインヴェストのETFなどでのリターンマッチが期待できそうだ。マーケットはは傷ついた奴を踏ん付けて戦うものだから仕方ないよね。負けた奴が悪いんだから。

東京については3月の高値を抜けて順張りの環境になっている。






コロナ前のboxは下から6000円上昇して頭を打っていた。今回は26000割れスタートなので31500円程度は見に行けるように考えるが、2000円上げて1000円落ちるパターンが多いように思える。今の相場は下げて27000円からのリバウンドなので、一部はキャッシュにして1000円落ちたところを買いたい気がする。
ショートを振ると次にロングで入りにくくなる自分の性格ではキャッシュくらいで丁度いい。

最後に世界の各国の時価総額の一覧を
載せておこうと思う。




こう見ると米国は大きいね!

元気出して行こう!




週末雑感(2023/5/7)

2023-05-07 17:00:00 | 日記
ゴールデンウィークの今週ですが海外は通常営業というか、重要予定や指標発表が目白押し。
東京株式は29,000円をキープして連休に入ったものの、FOMCがあり週末に雇用統計が発表された。

Bloombergから引用するとFOMCについては以下の通り。

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は3日の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で決まった0.25ポイント利上げを巡り、現行の引き締め局面では打ち止めとなる可能性を示唆した。ただ、物価急上昇との闘いで勝利宣言するには至らなかった。

  パウエル議長は会合後の記者会見で、米金融当局の予想よりもインフレの高止まりが続いた場合、利上げを継続する可能性を残すとともに、当局が年内に利下げに転じるとの市場の臆測を強く押し返した。


  議長は今回の会合で0.25ポイント利上げに強力な支持があったと指摘。しかし、一連の利上げやこのところの米銀行部門の苦境に起因する信用状況引き締まりを受け、米経済がどのような影響を受けているかを評価するため、6月に引き締めキャンペーンを一時停止する可能性を示唆した。


このような中、金利の上昇とともに海外マーケットは大きく落ちて日経平均先物も28,550円まで下落。




ところが米国地銀の不安の中、雇用統計では思いのほか強い数字で景気への安堵感から大幅上昇。
今の米国には冷静な物差しがない感じです。

こちらもBloombergから


米国では4月、雇用者数と賃金の伸びがいずれも加速した。景気が向かい風に直面する中、労働市場の強靱(きょうじん)さと新たなインフレ圧力が示唆された。


非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比253000人増 エコノミスト予想の中央値は185000人増

前月は165000人増(速報値236000人増)に下方修正

家計調査に基づく失業率は3.4%に低下-再び数十年ぶり低水準 

市場予想は3.6% 前月3.5

平均時給は前月比0.5%増-前月0.3%増

市場予想は0.3(引用おわり)


ちょっと嫌な感じですよね。同じ数字でも発表された時期によって反応が違いすぎる。数日の差でここまでの違いが出ると言うことは、現状米国の投資家に意思が無いって事かなと言うように見えます。ただ単に先物の投機家のポジションだけで方向が決まってしまう事ですね。

吹き値は売っておきたい感じがします。

投資というより投機をする時期なんだろうと思います。


日経平均のチャートはそれほど悪いとは思えないので、連休前に書いたことを忠実にやって行くって感じでいいと思います。






元気出して行こう!