かてぃさんの雑記帳

単なる自分の備忘録です。要はその時自分は何を考えていたのかを残しておきたいだけです。
基本 個別株については書きません。

週末雑感(2022/3/27)

2022-03-27 21:06:26 | 日記

ウクライナ情勢はロシアの勢いが無く膠着状態となるかもしれない。

原油は相変わらず強調。株式も戻りを試す展開となっている。

日経平均は30795(高値)→24681(安値)→28338(週末高値)となり半値戻しは達成。

NASDAQ総合は16212(高値)→12555(安値)→14194(先週末)。

日本もアメリカも指数はほぼ似たような展開。

 

今後はウクライナが落ち着いたとしても元の世界に戻る訳ではなく、必ずゲームチェンジが行われるだろう。

例えば再生可能エネルギーやEVなどはロシアと中国の天然ガスやレアメタルが普通に供給される前提で推進されていたと思う。

しかし、ロシアの原油や天然ガスはそう簡単に戻らない。ロシアがウクライナを撤退してプーチンが力を失い、戦後の補償としてロシアが分割されるような未来が見える。そこで権益を得た人間が輸出を再開できれば商品価格は安定するかもしれないが、それまでにかかる時間は相当長い。現状のままでは世界のマーケットにロシアがアクセスすることは簡単ではない。

となると、現状の経済を維持していこうという流れが出てくるかもしれない。EVではなくガソリン車。ガソリン車のCO2を削減する方策を考えようなんて言う考え方が出てきても可笑しくない。

EVはもともとEU諸国のメーカーが燃費やCO2削減などで特にディーゼルエンジンが勝てず、全く新しいカテゴリーを作りそのスタンダードを取りに行った故に普及させようとしている。

要はドイツがロシアからの安い天然ガスを輸入し作り出した電力でクルマを動かすことにより、ガソリンよりも」CO2を出さずに走行できるとして普及させようとしたものだ。

ロシアのガスが入ってこなくなったドイツは原発も捨ててしまっている。そうなれば、電力価格はこれまでより大幅に高騰することは必定だ。これでEVを普及させることができるだろうか。

手元に資料が無いが確か日本の車の半分がEV化した場合、平均的な原発が10基は必要となることが言われていたと思う。このような世界情勢となるとこれまで半ば悪と捉えられていたものでも使わざるを得なくなる。

何かを得れば、何かを手放さなくてはならない。全てを得ることは出来なのだ。

 

1カイ2ヤリの世界では全く関係ないと思っていますが、今後数年のスパンで考えると脱炭素の流れは変わらない。ただ思想として石油石炭を悪、電気はクリーンだというのも変わってくる。

石油石炭を利用してそこから出るCO2を抑え込めるプラントや技術が脚光を浴びる場面が来るように思えてならない。日揮みたいなところが良さそうに見えます。しかし、プラントの企業はコスト管理が難しく失敗すると巨額損失が待っている。それを如何に読むかかな?

あとは先週書いたロッキードマーチンは相変わらず気になっています。

 

元気出して行こう!

 

 


週末雑感(2022/3/21)

2022-03-21 20:30:09 | 日記

ようやく腰が治ってきて、頭が多少回るようになりました。

 

メディアではウクライナの話で持ちきりですが、何か軍事産業のマフィアに踊らされているように感じます。

スティンガーやジャベリンが大量に持ち込まれているようですがスティンガー(対空ミサイル)は1発38000ドル、ジャベリンは1セット20万ドル、追加は1発78000ドル。

世界中の武器がウクライナに行っているようですが、ロッキードマーチンの在庫一掃。レイセオンもまいどありって感じじゃないですか。

そのうえ、旧ソ連の航空機を使っていた旧東欧諸国は当然に部品の供給を受けられなくなり、アメリカ、フランス、イギリスの航空機メーカーに今後置き換わるはず。だから、旧東欧諸国は最終的にはウクライナに航空機を渡しNATOや日本、豪州、カナダなどに装備を一新する負担を求めてくる筈である。

だから、アメリカは自身の兵力を出さずにある意味側方支援をするという事であろう。

 

さて、私は株屋だから株式市場について考えると相場として下げ相場は一旦完了したと考えている。原油や非鉄金属が高値を取った3月7日が世界の株式市場の目先の安値となり今回の下げ幅の2/3戻し程度は行くのではないかと考えている。

裏読みして軍事産業が裏で手を引いていると考えれば、ロシアが核兵器を使って第3次世界大戦が起きてしまう状況になるとすればウクライナに降伏させるのではないかと思う。

軍事産業としてはここで世界大戦が起こるよりは、いったん落ち着いて世界各国が戦闘機や弾道ミサイル、潜水艦を発注しお金にすることを選択すると思う。

世界各国が軍事産業の手のひらに乗せられているのかは全くわからないが、何となくそんな陰謀論が思い付くのである。

答えは数年後にならないとわからないかもしれませんが、米国の軍事産業の株式は一旦高値を取った後調整しているが買うなら今だと考えています。

元気出して行こう!


週末雑感(2022/3/13)

2022-03-13 21:37:00 | 日記
ロシアへの兵糧攻めがいよいよ効いてくるのか?外貨建て債券はルーブルで支払われる。これはプーチンが決めた事で債券保有者とは合意していない。ロシア国内の航空会社向けのリース機体は没収。これではロシアへ次の投資は行われないだろう。
要はロシアがウクライナを取っても差し引きの勘定では大きくマイナスとなる。

独裁的な政府は自身を過大評価しがちだ。核兵器が有れば国力が数倍になるとでも考えているのかもしれないが、現実は異なっている。自国の資源が無いと世界は動かないとの認識もまた違うだろう。

堕ちた帝国は色々なところで侵蝕され縮小していくのが歴史の常であり、その国民に様々な面で犠牲を強いる事となる。

今週は資源価格が大きな動きとなり、ニッケルは3倍となった。この様な動きは投機ではない普通の業者が行うヘッジ売りの取引が異常な価格変動で追加証拠金を払えずに買い戻せざるおえなくなり、強制的に決済させられる事により起こる。
一昨年は逆に原油の買い建てしていた投資家が原油の決済で現物を受けるタンクが無くて、決済直前にポジションを大きく投げてマイナス価格になった。

実需に基かない価格変動は相場の変化をもたらす事が多いため、来週は大きくトレンドが変わってくる可能性が高いのではないかと考えています。

ウクライナの方達にはお見舞い申し上げたいが、ここまで頑張った事は無駄ではないように思います。国力ではロシアに敵いませんが、通常数倍の兵力がなければ占領なんて出来ない。また、維持することも不可能です。いくら大ロシアと言えども、国内の戦力を全てウクライナに仕向けれことなど無理であるため来週は戦況にも変化が起きるかもしれない。

元気出して行こう!

週末雑感(2022/3/6)

2022-03-06 21:47:00 | 日記



マーケットはは相変わらずウクライナ次第。
ロシアは次第にウクライナを押さえつつあるものの、侵攻前の見通し通りには行っていない。
やはり、戦争はロジスティックが重要でロシア軍が60キロに渡って車列が続いているのはそれを物語っている。
桶狭間の戦いで信長が勝ったのも細い山道で迎え撃ったからだし、三国志で張飛が敵軍をくい止めたのも長坂橋。
ロシアは戦争上手だと思っていたが、案外単調な感じがする。
それだけ経済的に追い詰められているのかわからない。

さて、マーケットは日本時間に何かが起こるので一番先に最も大きな影響を受けやすい。
日経平均で27000円はボトムとなるかと考えていたが、原発に攻撃することまでは想定していなかった。
電力を止める上に核を人質にするのはプーチンにとってベターな作戦なのか?
これによって、今後の制裁などには悪影響を与えそう。
マーケットにいる人間にすれば、戦争が膠着すれば影響は小さくなりロシアそのものが無いものとして相場を考えられるようになると思われるが、しばらくはある意味boxの上下を繰り返しそう。

突っ込みを買って、吹き値を売って行くしか無いか!
ただ、相場が変化する時は一瞬なんだと思います。
小さな変化を見逃さないようにしたいと思います。

元気出して行こう!